今回は2023年10月25日発売の新作ラノベ『陰キャぼっちは決めつけたい これは絶対陽キャのしわざ!』の感想やネタバレについてです!
いやぁ、これはかなり面白かった!!
どんな作品か?
『陰キャぼっちは決めつけたい これは絶対陽キャのしわざ!』は、2023年10月25日にMF文庫Jから刊行された、著者:六畳のえる先生、イラスト:大熊まい先生によるライトノベル作品です。
現在もカクヨムにて連載中の作品となります。
著者の六畳のえる先生は、ライトノベルを手がけるのははじめてで、これまでは「ライト文芸」や「青春小説」を書いていました。
しかしライトノベルへの憧れがあり、カクヨムで連載をはじめたようです。
作者先生自身も生粋の陰キャであり、作中ではこれまでの経験がふんだんに盛り込まれているのかな……(笑)
ストレスフリーで読めて適度にクスッとできる作品が得意のようで、本作はまさに作者先生の特徴が現れていました!
作品のあらすじ
高校生になった雨原亮介は、かつての1番の親友に再会した。
彼女は誰もが振り返るような美少女に成長して、そして――
「アオハルしてる人たちがずるい!」
……高校生活は陽キャへの復讐に捧げる!という負のパワーをたぎらせていた。
昔交わした約束を果たすため「復讐」に協力することになる亮介。
だが、織羽は具体的な復讐の内容までは考えておらず、席を陽キャに奪われ居場所を求めて校内をさまよう日々。
そんな折、なにやらもめている現場に遭遇。
ここに復讐の糸口を見つけた織羽は、陽キャの鼻を明かすため首を突っ込んでいくことに!
陰キャをこじらせた彼女の毒舌が事件を解決に導いて!?
読んでみての感想
シンプルに笑える面白さが満載の作品でした。
主人公もヒロインも、どっちもコミュ症陰キャという設定ですが、
イカれてるヒロインとそれにツッコミを入れる主人公のやりとりが抜群に面白かったですね(2人とも自己肯定感が低すぎるww)
1巻の時点でラブコメ要素はほとんどなく、ずっとコメディーやってました。
陽キャへの偏見からくる悪口が、「これでもか」というくらい乱発されているんですが、全く飽きることなく楽しめます。
やっぱりヒロインの織羽は陽キャに対しての憧れがあり、嫉妬心から出てる悪口ということでかなり可愛く写るんです。
全体を通じて非常に完成度が高く、今後の伸びしろのある作品だなぁという印象を受けました。
ストレスフリーでかなり読みやすい作品だったかと思うので、気になった方はぜひ読んでみてください!
日常の細々とした事件を解決するミステリーチックな話がかなり多かったので、『氷菓』と少し似ているかも?
簡単なネタバレ
物語は主人公の雨原亮介と昔仲の良かった幼馴染みの岩里織羽が、高校で再会するところから始まります。
2人は小学校1年生~中学1年の前半まで、ずっと同じクラスで仲が良かったんですが、雨原の転校を機に離れ離れになっていました。
お互いコミュ障すぎて、全くクラスメイトと打ち解けてない中での再会だったので、やっと気軽に話せる人がいるのかと思いきや、、、
織羽が突然の『陽キャへの復讐宣言』をするといった流れに。
小学生の頃に交わした『互いに困ったことがあったら助け合おう』という約束もあって、雨原も織羽の復讐を手伝うことになり、そこから成り行きで学校のちょっとした事件を解決していきながら、陽キャを撲滅するため考えを巡らせ、作戦を実行していく展開となります。
織羽の狙い
➡陽キャ達の間に起こる事件を解決していくことで、犯人である陽キャを自分の位置(ぼっち)まで落とす。陽キャを仲違いさせて人間関係をぶっ壊す。
織羽はとりあえず陽キャを犯人と決めつけて、多種多様な偏見を元に推理を進めていきます。
ただコミュ障の2人では、なかなか情報収集が上手くいかないため、必然的に陽キャの手を借りざるを得なくなり、彼らとの絡みも増えていくんですよね。
ここで周りの陽キャたち(サブキャラ)が言い働きをしてくれます。
最終的には織羽と雨原、陽キャの天方陽翔、生徒会の川嶋海風先輩の4人で『ディテクティ部門』(生徒会直轄組織の探偵部門)を立ち上げて、1巻が終わります。
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まとめ
今回は『陰キャぼっちは決めつけたい』の感想やネタバレについてまとめてみました!
個人的にはかなり面白い作品でしたので、気になった方はぜひ原作小説を読んでみてください!