![須藤健](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-142.png)
今となっては、堀北クラスの中心人物で活躍の場面も多い須藤ですが、
序盤ではいろいろやらかしてクラスに迷惑をかけてきました。
今回はそんな須藤の成長となった出来事や、
想いを寄せる堀北との関係性について詳しく見ていくことにしましょう!
~目次~
プロフィール
![須藤健](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-136-1024x576.png)
2年生時点でのOAA(All Over Ablity)
⇒学力E+(20)、身体能力A+(96)、機転思考力D+(40)、社会貢献性E+(19)、総合C(47)
須藤健 基本情報 |
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・身長:183㎝ ・誕生日:10月5日 ・星座:てんびん座 ・一人称:俺 ・性格:短気。喧嘩っ早い。意外と一途。 ・長所:身体能力が学年トップクラス ・短所:気性が荒く、イライラするとすぐ手が出てしまう(改善傾向あり)。学力は低い。 ・特徴:バスケ部に所属しており、かなりの実力者。堀北には想いを寄せている。堀北の言いつけを守り行動している。 |
須藤は自分のことを、クズの両親から生まれたクズと自虐しており、
両親との関係性・家庭環境はあまりよくなかったようです。
また、バスケの腕前はかなりのもので、高校では推薦で行く予定でしたが、
暴力事件を起こしたことで推薦が取り消され、高度育成高等学校へ入学することになります。
やらかしまくった1年生序盤
![須藤健](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-135.png)
須藤はその横暴な態度から、早々にクラスメイトから嫌われました。
しかも遅刻や授業中の居眠りも多く、
須藤がDクラスのポイントを大きく失ってしまう原因の1つにもなりました。
中間試験赤点で退学危機
クラス内では、池・山内とともに「3バカ」と呼ばれてしまっている須藤は、
入学後、最初の定期試験で早々にやらかします。
高度育成高等学校には赤点をとった生徒は即退学という厳しいルールがあるため、
勉強嫌いな須藤も渋々クラスの勉強会に参加していました。
しかしテスト前日に寝落ちし、案の定、英語のテストで赤点をとってしまいます。
退学かと思われた須藤でしたが、
裏で綾小路と堀北が自身のプライベートポイントを使ってテストの点数を購入し、
須藤の退学をなんとか防ぐことに成功しました。
当の須藤は、「なんかよくわからんけど助かった」と上機嫌の様子。
堀北が助けてくれたと聞かされ、当初毛嫌いしていた堀北に感謝しています。
Cクラスとの暴力事件
原作1巻の中間テストに続き、2巻でもそのトラブルメーカーっぷりを発揮します。
須藤の素行の悪さに目をつけたCクラスリーダーの龍園が、クラスメイトを使って、
須藤にわざと暴力をふるわせるように仕向けて退学させようとしてきます。
見事に龍園の罠にはまった須藤は、Cクラスに訴えられ、再び退学の危機にさらされます。
しかしここでも綾小路、堀北、それとBクラス一之瀬の活躍によって、なんとか事なきを得ることになります。
その後綾小路から、また「堀北が助けてくれた」と聞かされ、堀北へ信頼を寄せていきます。
ここまでは迷惑をかけっぱなしって感じですね(;'∀')
関係ないけど、4.5巻では女子更衣室の盗撮計画に加担。
転機となった体育祭
![須藤健](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-137.png)
5巻の体育祭で、須藤にとって大きな転機が訪れます。
これまでクラスに迷惑をかけっぱなしだった須藤は、体育祭での活躍することに躍起になっていました。
身体能力においては学年トップクラスの須藤は、個人競技ではなんなく1位を獲得し、クラスに貢献していきます。
しかし団体競技になると状況は一変。
須藤1人の力だけでは当然団体戦で勝つことは難しいため、クラスメイトと協力するしかありません。
須藤はクラスメイトとうまく連携・コミュニケーションが取れずにイライラがつのり、
さらにCクラス龍園の挑発によって完全に自分を見失ってしまいます。
その後、同じクラスの平田にまで八つ当たりしてしまった須藤は、体育祭を投げ出し、
途中で寮に戻ってしまいました。
堀北の忠犬となった須藤
ここで須藤を連れ戻すために動いたのは、もちろん堀北でした。
堀北は、これから上のクラスを目指すために須藤の力が必要と考え、
その熱い思いを須藤にぶつけます。
「あなたの力を、私にかして!」
そして須藤は、
初めて自分が必要とされていると感じ、堀北とともにAクラスを目指す決意を固めます。
それ以降、堀北のことを信頼し、異性としても意識するようになった須藤は、
堀北の言いつけを守り、運動だけでなく勉強にも精を出すようになっていきます。
この体育祭は、「須藤と堀北」2人の成長の大きな転機となりました!
成長を遂げる須藤
![須藤健](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-138.png)
堀北の影響で、自身の欠点を克服しクラスに貢献することを誓った須藤は、
ここから大きな成長を見せていきます。
『クラス内投票』で冷静な判断をする須藤
クラス内でだれか一人、退学者を出さなければならないこの『クラス内投票』では、
須藤の友人である山内が退学に追い込まれていました。
Aクラス坂柳の言いなりになって、綾小路に批判票が集まるようにクラスを誘導していた山内に対し、
最初は友人として山内を擁護するような発言をしています。
しかし「クラスを裏切った山内と、何をしたわけでもない綾小路」、
そして今後このクラスが上に行くためには、どっちを残すのが合理的かを考え、
最終的には友人の山内を切り捨てるという冷静な判断を下していました。
今までの須藤からは考えらえれないような進歩ですね!
体育祭での失敗を糧にした『選抜種目試験』
原作11巻のAクラスとの「選抜種目試験』では、得意のバスケットでチームの勝利に大きく貢献しました。
須藤は警戒されるため、試合の途中スタートという堀北の判断にも素直に従いっています。
相手の執拗な攻めや、クラスメイトのミスにも動じず、
どうしたらよい方向に自分をそしてチームを持っていけるかを考えて実行する姿にも成長が感じられます。
体育祭での失態を生かして、見事Aクラスに勝利しました!
2年生編での活躍
![須藤健](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-139-1024x576.png)
2年生編での須藤は、綾小路との関わりが非常に増え、
綾小路の理解者としての立ち回りが目立つようになりました。
綾小路の実力に気づき始める須藤
2年生編1巻の特別試験は、1年生と2年生が2人組になって筆記試験に挑むというものでした。
今までの成績が悪かった須藤は、ペア探しに難航し、
ペアを見つけるため堀北と綾小路と行動する機会が多くなります。
そんな中で関わりをもった1年生の宝泉と七瀬が、綾小路の退学を狙っているということを知った須藤。
その後宝泉との戦闘が始まることになりますが、
宝泉の圧倒的な力の前に、須藤と堀北はなすすべなく倒れてしまいます。
宝泉は2人を倒したあと、綾小路に向かって襲いかかり、なんとナイフを突き出してきます。
そのナイフを綾小路は直接受け止め、宝泉の動きを止めた姿を見た須藤は、
綾小路が只者ではないということを身に染みて理解することになりました。
綾小路を気にかける須藤
2巻では、数学のテストで学年でただ一人満点を取った綾小路に対して、
「不正したんじゃないか」という疑惑がかけられましたが、その意見を真っ向から否定。
綾小路が真の実力者であることを確信している様子です。
3巻からはじまった2度目の無人島サバイバルでも、綾小路の良き理解者として、
七瀬と行動を共にする綾小路に対して注意を促す様子もとても印象的でした。
クラスの中心人物に!
2年生に上がってからも、継続して堀北との勉強会に臨んできた須藤の学力は大きく向上しました。
11月の定期試験ではなんとクラス38人中11位という、
最下位争いをしていた初期からは考えられないほどの成績を修めています。
身体能力は文句のつけようのない須藤なので、勉強もできるとなればかなりの戦力ですね!
ちなみにそこ後須藤は、バスケのプロを目指しつつも、
選択肢を広げるために大学進学も視野に入れて学校生活を送っていきます。
堀北鈴音に『告白』
![堀北鈴音](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-141-716x1024.png)
2年生8巻『修学旅行』で、須藤はついに堀北鈴音に告白することを決意します。
須藤自身、小野寺からのアピールに対してどこか気持ちが落ち着いていないところがあり、
堀北に告白することで、抱えているモヤモヤを取り除こうとしていました。
そんな須藤は、綾小路にどう告白すればよいのか相談し、
なぜか綾小路に自分の告白を見守っていてほしいと頼み込みます。
びびって逃げ出さないように見守ってほしかったみたい(笑)
ついに告白のとき。
勇気を振り絞った須藤は、
「俺はお前が好きだ!付き合ってくれ!」
衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編8巻
と大きな声で告白し、自分の右手を堀北の前に差し出します。
対する堀北は、須藤が告白してくるとは全く考えていなかったようで、
須藤の右手がぶるぶる震えている中、この状況に困惑し熟考していました。
ようやく自分の考えを整理した堀北は、ゆっくりと
「ごめんなさい。私は…あなたの想いに答えることができない」
「あなたの気持ちはたしかに受け取った。私なんかを好きになってくれてありがとう」
衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編8巻
そう須藤に伝え、微笑みました。
須藤はその後、「堀北のことは好きだけど、届かない高嶺の花のような存在」という発言をしており、
堀北のことはきっぱりとあきらめた様子でした。
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![よう実2年生編1巻](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/02/image-10-211x300.jpg)
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まとめ
今回は須藤健について詳しく見ていきました。
こうして改めて振り返ってみると、入学当初からは考えられないくらい成長を遂げたキャラということがわかりました。
今後も堀北とのコンビ、綾小路との関係性、小野寺との恋愛模様など注目しつつ、
須藤の成長に注目していきたいと思います!