今回はよう実の「七瀬翼」について解説していきます。
この七瀬はよう実2年生編から登場し、
綾小路への接触が多いことから「ホワイトルームからの刺客なのでは?」と疑われていました。
そんな七瀬の正体や、綾小路を狙う目的、
そしてときどき一人称が「僕」になる理由などを見ていくことにしましょう!
原作最新刊までのネタバレを含むのでご注意ください!!
~目次~
プロフィール
OAA(All Over Ablity)
⇒学力B(74)、身体能力B+(78)、機転思考力B(71)、社会貢献性C+(59)、総合B(72)
七瀬翼 基本情報 |
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・身長:不明 ・誕生日:不明 ・所属:1年Dクラス ・一人称:私 ・性格:明るく社交的 ・長所:誰に対しても物怖じしない。 ・短所:嫉妬されやすい? ・特徴:誰に対しても敬語。暴力に屈しない。 |
七瀬は、1年Dクラスを支配する宝泉と行動を共にすることが多く、
そのメンタルの強さから、宝泉に一目置かれています。
ちなみにルックル・スタイルともに文句のつけようがなく、
女性陣からは嫉妬の目を向けられやすいようです(笑)
綾小路との接触
七瀬の初登場は、2年生編1巻になります。
1巻の特別試験は、1年生と2年生がペアを組んで筆記試験に挑むというもの。
1年Dクラスの七瀬とクラスを仕切っている宝泉は、
綾小路たちのいる2年Dクラスを訪れます。
そこで綾小路は「クラス間で協力しよう」と七瀬たちに提案します。
七瀬も綾小路の提案に賛成もようですが、宝泉を説得しなければならないということで、
後日話し合いの場をもうけると行ってその場を後にします。
ちなみに宝泉はどんな条件でも承諾する気はなかった
綾小路を退学させれば2000万PP
七瀬と宝泉は、この特別試験でAクラス天沢一夏と協力して、
綾小路を退学に追い込もうとしていました。
1年生は月城からの特別試験で、綾小路を退学させれば2000万ポイントを獲得できる(゚o゚;)
その後、綾小路たちと交渉の場を設けた七瀬・宝泉。
そこで宝泉が暴れ出して、無理矢理綾小路を退学させようとします。
一緒にいた堀北・須藤は宝泉にあっという間に倒される!
その行いはさすがに見過ごすことができず、
綾小路たちにことの顛末を説明し、その場を後にします。
七瀬の正体はホワイトルーム生?
2巻では、無人島試験に向けたグループ決めや、
各生徒たちの思惑などが描かれていました。
そしてこの巻のラストで、七瀬が月城が送り込んだ
「綾小路を退学に追い込むために送り込まれた刺客」ということが判明。
しかし七瀬はホワイトルーム出身ではなく、幼馴染み松雄栄一郎の復讐とのために綾小路を狙っていました。
無人島試験で綾小路と行動
3巻からスタートした無人島試験で、
七瀬は単独で試験に挑む綾小路に、一緒に行動を共にしたいと頼み込みます。
もちろん綾小路も何か裏があると疑っていましたが、七瀬の頼みを承諾。
綾小路は全く何も知りませんでしたが、
2人の間にはある因縁があるようです。
ついに始まる「綾小路VS七瀬」!
無人島試験7日目。
この日は雨が降っていたため綾小路は安全な道に迂回しようと提案します。
ここまでずっと綾小路の指示に従ってきた七瀬ですが、
ここでは迂回を拒み、意地でも山の方へ向かおうとします。
綾小路も、七瀬の行動の理由が知りたくて、迂回せずに山の方へ向かうことを決めます。
そして人気のない場所まで来たところで七瀬が動きます。
「綾小路先輩。あなたはこんな学校にいていい存在ではありません。それはあなたが……ホワイトルームの人間だからです。」
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編3巻
そうして、「綾小路VS七瀬」の戦いが始ります!
七瀬の正体
2巻の段階で「綾小路を退学に追い込むための刺客」
であることが判明した七瀬ですが、ホワイトルーム出身ではありません。
少しややこしいですが、
七瀬は綾小路を高度育成高等学校への入学を援助した松尾の息子(栄一朗)の幼馴染みになります。
綾小路を退学に追い込む理由
簡単に言うと、「綾小路父と会い、謝罪してもらうため」ということになります。
当時綾小路父の執事をしていた松尾栄一郎の父親は、
清隆の入学を援助したことによって、仕事を追われることになります。
そして松尾栄一郎は学校に進学することも就職することもできなくさせられ、
懸命にあがくも、自殺してしまいます。
そして綾小路父親のせいで幼馴染みが命を落としたことが許せなかった七瀬を、
月城が利用しようとしたというのが真相です。
ですが根は優しい七瀬は、「本当に綾小路先輩を退学させる必要があるのか?」
と葛藤するようになりますが、一人称を「僕」にすることで自分の甘えを隠していました。
「ボク」と呼ぶ理由
七瀬は綾小路との戦闘が始ると、一人称が「ボク」になり、
人格が変わったように綾小路に襲いかかってきます。
一人称が代わる理由というのが、
人を傷つけることができない性格の七瀬は、僕という一人称を使うことによって、
死んでしまった幼馴染(松尾栄一郎)の魂が自分に宿っているという暗示をかけていたから
ということになります。
そうして自分の優しい心を切り離し、綾小路に暴力を振るおうとします。
しかし綾小路にはどう足掻いても勝てないと判断した七瀬は「観念します」と敗北を認め、
ここから七瀬は綾小路に手を貸すこと約束します。
月城もはじめから七瀬には期待していなかったようです。
ちなみにこの戦いのそばで「天沢一夏VS櫛田桔梗」も行われていたので、
詳しくはこちらの記事をお読みください!
綾小路に協力
無事に和解できた2人の前に天沢が現れます。
七瀬は天沢から綾小路を守ろうとし、彼女の前に立ち塞がります。
その後七瀬は綾小路と別れ、彼の退学を狙う1年生の動きを探るために動き出しました。
七瀬にはまだ何か秘密がある!
8巻で修学旅行に行く前の綾小路に、七瀬と天沢が接触します。
七瀬は、八神の退学以降、学校を休んでいた天沢が、
復帰して早々綾小路の元へ行こうとしていたのが気になったらしく、後をついてきたとのこと。
綾小路は「本当に月城はオレを退学にする気があるのか」という疑問を抱いており、
七瀬にも色々問い詰めますが、確証は得られなかった様子。
そこで綾小路は、
七瀬翼にはまだ何かある。
その予感だけは確かな感触としてあった。
と独白しており、今後また七瀬の秘密が明かされる展開が来ることが示唆されました。
七瀬が生徒会書記に就任
2年生編9巻にて、生徒会に入ってくれそうなメンバーを探していた堀北は、1年Dクラスを訪れます。
堀北から事情を聞いた七瀬は、
「ぜひ生徒会のお手伝いをさせて頂ければと思ってます!」と一瞬で生徒会メンバーに。
七瀬は非常にやる気満々で、生徒会書記としてしっかりと議事録を取っていました。
先輩ヒロインたちも嫉妬?
七瀬は何かと綾小路との接触が多く、
ルックスもスタイルも抜群なため、先輩ヒロインから嫉妬されることが多いです。
軽井沢恵
無人島試験で彼氏である綾小路が、
1年生七瀬と行動していることを知った軽井沢。
独占欲の強い軽井沢はもう気が気でない様子。
綾小路が「七瀬とは何もない」と伝えても「心配だ」と答える軽井沢。
そこで綾小路が不意打ちにキスをしたことで解決?したようです。
また別の場面でも、綾小路が後輩をたぶらかしてるという噂を聞きつけ、彼に詰め寄っていました。
坂柳有栖
坂柳有栖もまた、七瀬に嫉妬している描写が描かれています。
原作4.5巻の船上で、七瀬は綾小路に声をかけられました。
そのときの反応がめっちゃかわいくて、ちょうどサンドイッチを食べ始めたところだった七瀬は、
慌ててサンドイッチを詰め込んでいました。
そんな2人の様子を、坂柳が観察していました。
坂柳にとっても綾小路は特別な存在なので、七瀬がなぜ彼の近くにいるのか気になっている様子。
坂柳の発言にも、「座っている姿勢から育ちの良さが見て取れる」とあるように、
七瀬の発育にも嫉妬していました。
佐藤麻耶
無人島試験後の船上にて、綾小路と「宝探しゲーム」に挑んでいた佐藤は、
七瀬と出会い、立派に発育した彼女の体をじっと見つめ、自身と比べて妬いていました。
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まとめ
今回は七瀬翼についてまとまていきました!
最初から何か裏のあるキャラだなとは思っていましたが、
案の定、綾小路と直接的でないにしろ因縁がありましたね。
無事に綾小路と協力関係になった七瀬ですが、8巻の修学旅行前の会話では、
まだ何か隠し事があるようでした……。