今回はよう実の「茶柱佐枝先生」について解説していきます。
茶柱先生は、最初こそ生徒に冷たい態度で接してましたが、
本当は強いAクラスへの思いを持っていました。
そんな彼女の過去や心境の変化、綾小路との関係性について見ていきましょう!
原作最新刊までのネタバレを含むのでご注意ください!!
~目次~
どんな人物か?
まず簡単に茶柱先生について紹介します。
茶柱先生 基本情報 |
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・身長:不明 ・誕生日:5月20日 ・一人称:私 ・年齢:29歳(独身) ・所属:2年Dクラス担任 ・教科:日本史 |
茶柱先生は最初、基本的には生徒を見下すような態度で接していました。
生徒が授業中に何をしようが放任主義を貫いていたので、
生徒たちはそれに甘えてポイントを浪費したり、テストで平気で低い点数を取ったりしていました。
そんな生徒たちに対して、茶柱先生は「クズ」呼ばわり。
さらに綾小路に退学をちらつかせてAクラスを目指すよう脅したりと、教師らしからぬ行動が目立っていました。
もちろん特別試験などで生徒の助けになるように動くことはなく、
淡々と最低限の説明をし、質問されれば答えるというスタンス。
生徒の悩みに向き合うこともなく、一定の距離を取っているように感じました。
Aクラスへの思い
一見やる気ないように見える茶柱先生ですが、
実は"DクラスからAクラスに上げたい"という強い意志を持っています。
茶柱先生は今まで何度かDクラスの担任をしてきましたが、
Aクラスに上がれるだけの実力を持った生徒はいませんでした。
そんな中、坂柳理事長かた綾小路清隆という異質な存在とことを聞き、
癖が強いながらも高円寺・堀北・櫛田などの逸材が揃ったことで、
再度Aクラスへの野心が芽生えることになります。
茶柱先生の過去
茶柱先生がAクラスを目指す理由は、彼女の高校時代に起因しています。
茶柱先生は高度育成高等学校の卒業生であり、Bクラスに所属していました。
当時同じクラスだった星之宮(現:一之瀬クラス担任)とは親友と呼べるほど仲が良かった模様。
2人はBクラスながらも、Aクラスで卒業することも可能な位置につけており、
3年生最後の特別試験である「満場一致試験」を迎えることになります。
4問目までは難なくクリアしてきましたが、最後の課題は、
「クラスメイトが1人退学になる代わりに、100クラスポイントを得る」
というものでした。
卒業間近でこれは酷すぎる……。
100ポイント獲得できればAクラスへ上がれるチャンスがあるBクラスは、
退学者を出すという苦渋の決断をします。
恋人が退学者に!
しかしそこで退学者に選ばれたのは茶柱の恋人でした。
茶柱の恋人はクラスのリーダーを務めており、自分が責任を取って退学すると言ったようです。
クラスメイトはその思いを受け取り、彼に投票しますが、
茶柱だけが彼の退学に反対票を入れ続けます。
その結果、満場一致試験が失敗。
クラスは300ポイントを失い、一気にDクラスにまで転落してしまいました。
巻き添えを食らった星之宮からは恨まれることに(-_-)
こうした出来事から、茶柱先生は「Aクラスで卒業する」という思いを捨てきれずに教師となり、
今は"自分のクラスをAクラスに上げたい”という希望を抱くようになりました。
綾小路との関係性
ここからは綾小路との関係について見ていきます。
1年生編3巻の無人島試験後、茶柱先生は綾小路に対して、
「退学したくなければAクラスを目指せ」と脅します。
しかし綾小路父が高度育成高等学校を訪問したことによって、茶柱が綾小路に嘘をついていたことが判明。
茶柱先生は、教師が生徒を退学させることはできないと見抜かれてしまい、
綾小路を脅して動かすことができなくなってしまいました。
その後、2人の関係はギズギスしていましたが、
父親から退学させられそうになっている綾小路と協力関係を結びます。
その内容が、
・綾小路はAクラスを目指す手助けをする
・茶柱先生は、綾小路父や月城からの妨害を防ぐための後ろ盾になる
というものでした。
ちなみにAクラス担任の真嶋先生も協力!
綾小路の暗躍のおかげで、クラスは見違えるほど成長し、
その姿を見た茶柱先生は素直に生徒を褒めたり、アドバイスを送ったりするなど、
クラスの底上げのために積極的に動くようになっていきました。
先生として迎える『満場一致試験』
2年生編5巻では、茶柱先生にとってはトラウマである「満場一致試験」を
綾小路たちも受けることになります。
5問目は以前と変わらず、「クラスメイトが1人退学になる代わりに、100クラスポイント得る」というものでした。
苦渋の選択を迫られる生徒たちに対して、茶柱先生が動きます。
「賛成、反対、あるいは時間切れ。どの選択をお前たちが取ることになったとしても……その結果に対し後悔しない道を模索しろ。まだ時間は残されている。」
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編5巻
と生徒たちの決断に援護射撃を送りました。
堀北クラスは、高円寺や櫛田の妨害がありながらもなんとか試験をクリア。
しかし「佐倉の退学」、「櫛田の暴走」により、クラスの人間関係はめちゃめちゃになってしまいます。
その後、茶柱先生は辛い選択をした堀北に対し、
自分自身の過去と比較しながら、今後どうしていけば良いのか優しくアドバイスを送ります。
茶柱先生は長い間、辛い過去を引きずってきましたが、
この「満場一致試験」をきっかけに少し吹っ切れたような感じがします。
メイドまでやってくれるの!?
2年生編7巻の文化祭では、茶柱先生のメイド姿の挿絵があって驚きました(笑)
綾小路は、文化祭での売上1位を取るための秘策として、茶柱先生をメイドにすることを考えており、
10万プライベートポイントを使って「メイド服になってクラスのために働いてください」と頼みます。
半ば強引にプライベートポイントを支払って契約成立。
断れない状況になった茶柱先生は、仕方なくメイド姿になって、クラスの売上に大きく貢献しました。
茶柱先生にとっては公開処刑でしかなく、綾小路を恨んでいました(笑)
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まとめ
今回は茶柱先生について解説していきました。
堀北クラスは生徒だけでなく、茶柱先生も成長して協力的になったことで、
一層強くなっていきそうですね。
これから茶柱先生がクラスでどう立ち回っていくのか注目していきましょう!