今回は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」通称ロシデレについて、
打ち立ててきた数々の記録やざっくりとしたあらすじ、感想を書いていきたいと思います。
『ロシデレ』どんな作品??
『ロシデレ』はそのタイトルの通り、隣の席のアーリャさんが時々ロシア語でデレるラブコメです(笑)
2020年5月から「小説化になろう」で短編小説として連載がはじまり、
それが編集の目にとまり書籍化されることになりました。
2021年3月に角川スニーカー文庫から
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』第1巻が刊行されます。
販売当初から売れすぎて、本屋ではあまり見つからなかったようで、
一ヶ月に4回刷り直すという異例の事態になりました。
ちなみに2022年10月からはコミカライズが「マガジンポケット」にて連載されていて、TVアニメ化も決定しています。
「このラノ」の順位
「このライトノベルがすごい2022」
総合新作部門5位
文庫部門9位
女性キャラクター部門6位(アーリャ)
「このライトノベルがすごい2023」
文庫部門5位
女性キャラクター部門8位(アーリャ)
最新2023年の「このラノ」では文庫部門5位を獲得し、その人気の高さがうかがえます。
ちなみに1~4位は、『ようこそ実力至上主義の教室へ』、『千歳くんはラムネ瓶のなか』、
『わたしはあなたの涙になりたい』、『お隣の天使様に駄目人間にされていた件』と、
なかなかこの中に割って入るのは難しいかもしれませんが、
アニメ化も控えているので、まだまだ伸びてくるかなと思います!
数々の記録
『ロシデレ』は書籍の刊行前からYouTubeでボイスドラマをしたり、
Twitterでプロモーションをしたりして、かなり宣伝に力を入れていました。
そのおかげで、第1巻は発売1ヶ月で4回も重版がかかるという異例の事態となりました。
それ以降も以下のように数々の記録を打ち立てています。
・2021年紙本ラノベ新作売上1位
・2021年ラブコメ新作電子書籍初速DL数歴代1位
・第1巻発売4ヶ月で10万部突破
・第2巻の初版は、角川スニーカー文庫では18年ぶりの快挙を達成。
『涼宮ハルヒの溜息』(涼宮ハルヒシリーズの第2巻)と同じ発行部数で刊行された。
・2022年4月シリーズ累計50万部突破
また「アニメ化してほしいライトノベル・小説は?(2021年上半期)『アニメ!アニメ!』調べ」
という読者アンケートでは1位を獲得しているなど、その人気の高さがうかがえます。
作品のあらすじ
主人公の隣に座る銀髪の完璧美少女アーリャさん。
この子が時々ぼそぼそロシア語でつぶやくんですよね(笑)
主人公の久世政近は、祖父の影響で子どものころにロシア映画を見まくっていたため、
ロシア語がネイティブレベルでわかるという設定。
なのでロシア語でぼそぼそデレてるアーリャさんのセリフの意味がわかってしまいます。
そんな普段はツンツンしてるけど裏ではロシア語でデレてるアーリャさんと、
アーリャのロシア語に気づかないふりをしている政近のラブコメ作品となっています。
他にも主人公の妹の有希、従者の綾乃、アーリャの姉マーシャなど、
タイプの違う魅力的なキャラクター達がたくさん登場しますが、
基本的に政近とアーリャの2人がメインで話が進んでいきます。
作品を読んだ感想
※現段階(原作5巻読了)での感想になります。
『ロシデレ』はいわゆる「主人公だけがヒロインの心の声が聞こえる系」の作品で、
内容自体にそこまで真新しさは感じないんですが、
「ロシア語」っていうチョイスが絶妙だなと思いました。
やっぱりみんな銀髪のロシア系のキャラ好きですよね?(笑)
たぶん中国語とか韓国語で時々ボソッとデレられても、あんまり破壊力ないと思う……。
YouTubeでボイスドラマもいくつか上がっていましたが、
アニメの音声付きのロシア語だったら、確実に話題になるだろうなぁという印象を受けました。
また、書籍だと、ロシア語で書かれている意味ってあんまりないかなと思うんですが、
挿絵でロシア語をつぶやくときは、アーリャさんが何も言ったのがわからないので破壊力がすごいです(笑)
イラストの力も相当強い作品ですね。
内容的にはそんなにすごいことをやっている作品ではありませんが、
「ロシア語をつぶやかせる」というチョイスが上手く刺さったかなと感じました。
巻を重ねるごとに2人の関係もどんどん進展していきますし、他のキャラクターにもスポットが当たる話もたくさんあるので、
途中でだれることなく読み進めることができました。
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まとめ
今回は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』についてまとめてみました。
こういうドストレートなラブコメ作品って、ニヤニヤが止まらないので外では読みづらいですよね(笑)
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズを読んでみてください!