今回は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」通称ロシデレの第4.5巻について、
ネタバレや感想、最後のセリフの意味などを解説していきます!
~目次~
4.5巻はどんなお話?
今回は4.5巻ということで、シリーズ初の短編集での発売となりました。
副題としてSummerStoriesとあるように、夏休みの追加エピソードが描かれています。
前の4巻が非常に気になる終わり方をしていただけに、「ここで日常回か…!」っていう気持ちにもなりましたが、
個性的なキャラクターをより深堀りしてくれていたので、
今後の作品の魅力をより高めてくれるような一冊になっています!
ちなみに、あとがきによると、4.5巻を読んでなくても5巻以降のお話がわからなくなることはないそうです。
第4.5巻 ネタバレと感想
沙也加の暴走(1話)
1話は、4巻の遊園地でオタクの本性がバレてしまった沙也加の追加エピソードです。
政近と有希の兄弟愛が、沙也加の本能を刺激し、
我を忘れて、有希と一緒にアニメやBLについて熱く語りあっていました。
今後も沙也加は2人の尊いやり取りを一観客として鑑賞していくようです(笑)
乃々亜の取り巻き(2話)
乃々亜の取り巻きたちは、実は乃々亜自身が意図的に選んで集めたメンバーでした。
整った容姿を持ち、ギャルっぽい雰囲気を持つ乃々亜は、上級生に嫌がらせされたり、生徒指導の目の敵にされたりすることも多かったようです。
そこで乃々亜は、自分の弱みを打ち明けて庇護欲を誘うように4人を仲間に引き入れ、
自分の邪魔になる人間を排除していたという事実が明らかになりました。
乃々亜は普段から感情の起伏が薄く、相手が望んだ自分を演じることができる(゚o゚;)
アーリャと綾乃が同盟!?(3話)
アーリャは政近と一緒に辛い物を食べれるようになるために、
第1巻で訪れた激辛ラーメン店に再び足を踏み入れます。
するとそのには、綾乃の姿が。
綾乃も有希と一緒に辛い物を食べるために頑張っていたのです。
目的が一致したアーリャと綾乃は、今後一緒に辛い物修行をすることを誓いました(笑)
久世恭太郎(4話)
イギリスで外交官の仕事をしている政近と有希の父親の恭太郎が実家に帰省。
恭太郎があまりにも仲が良くスキンシップをとっている政近と有希を見て、
「2人は道ならぬ恋をしてしまっているのでは?」と心配するのでした。
学園の七不思議(5~7話)
夏休みのある日、学園内で七不思議の噂が流行。
その噂を確かめようと夜の学校に侵入しようとする生徒がいるとのことで、
生徒会で七不思議の調査をすることになります。
途中、政近とアーリャが体育倉庫に閉じ込められて(有希の仕業)ドキドキ展開になったり、
夜の学校を政近と怖がりのアーリャ、マーシャの3人で調査したりと夏休みらしい定番イベントを消化してくれました!
統也の茅咲の馴れ初め(8話)
8話では統也が茅咲に何度もアタックして付き合うようになるまでのエピソードが描かれていました。
陰キャで太り気味だった統也は、茅咲に認めてもらうために必死に努力し、
「生徒会長になったら認めてあげる」「私に剣道で一本とったら、副会長になってあげる」
という茅咲の無理難題に果敢に挑戦した統也。
そんな姿を見た茅咲は、徐々に統也に惹かれていきました。
催眠術part2(9話)
有希は、以前生徒会室で行った催眠術の本を自身で購入し、政近に試してみようと企みます。
アロマキャンドルや催眠アプリなでも使って、
政近を「溺愛系イケメン」「俺様系イケメン」になるように術を施します。
見事催眠にかかった政近は、有希や綾乃を溺愛or強気な言葉責め。
珍しく動揺する有希や、政近に抱きつかれて愛を囁かれた放心状態の綾乃が描かれており、
まさしく〇.5巻っぽいキャグ多めエピソードでした(^^)/
水着選び(10話)
合宿で着る水着を買うために、ショッピングモールに行くアーリャとマーシャのエピソードです。
ガードの固いアーリャはビキニに抵抗を示しますが、
マーシャと店員の渡邊さんの説得で、なんとかビキニを購入。
その後マーシャは、「さーくん」との思い出の公園に足を運び、小学生の子供たちと遊んでいました。
「さーくん」との再会を心待ちにしているマーシャ。5巻が楽しみですね☆
料理対決(11話)
合宿1日目の夜は、有希の提案により、
女性陣5人で料理対決をすることになりました。
5人それぞれ料理を作って、誰が作ったかは伏せて統也と政近に判定してもらうという対決でした。
統也は見事恋人である茅咲の料理を当てることに成功し、
政近はマルゲリータ味?の謎においしいスープを作ったマーシャの料理を選んでいました。
恋バナ(12話)
料理対決後、1年生女子3人は、部屋で恋バナを始めます。
けっこうディープな話までする3人でしたが、
アーリャと綾乃の会話がかみ合わず、アーリャが「綾乃=ド淫乱」と勘違いするシーンもありました(笑)
辛い物同盟もあって、アーリャと綾乃が仲良くなってきているのが個人的にすごく良いですね(^^)/
ちなみに恋バナの中で、有希はアーリャが政近に恋心を抱いていることを確信し、楽しそうに探りを入れていました。
キスした後の2人(13話)
合宿最終日の電車の中で、政近とアーリャは昨日のキス以来はじめて2人きりになります。
お互いごまかさずに本音で話をした2人。
その後アリサは政近に体を預け、安心しきった様子で眠りにつき、
政近は、
「こんな自分に恋をしてくれた目の前の少女に、きちんと向き合うために。あの子との初恋を終わらせ、彼女に囚われたままこ恋心を返してもらう。」
とアーリャとの関係を真剣に考える決心をして、4.5巻は終了です。
最後のロシア語は?
恒例になっている最後の挿絵のロシア語。
政近の「罰ゲームとはいえ、頬にキスされるのは嫌だろ?」という質問に対して、
【やってみて!】とロシア語で呟いていました。
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まとめ
今回は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』についてまとめてみました。
追加エピソードの4.5巻でしたが、盛りだくさんの内容で、
キャラもより深掘りされてて非常に読み応えがありました。
4巻の終わり方を見るに、マーシャの話がもう少しあるのかなぁと思いましたが、
それは5巻のお楽しみということでしょうか(笑)
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズを読んでみてください!