今回は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」通称ロシデレの7巻のネタバレや感想、
政近とアーリャ、マーシャの激化する3角関係、体育祭(アーリャVS有希の出馬戦)、最後のロシア語の意味
などについて詳しく解説していきます!
~目次~
ロシデレ7巻はどんなお話?
ロシデレ7巻は、6巻の学園祭の続きから。
6巻は、以下の内容が中心に描かれていました。
・1年D組とF組の『合同メイド喫茶』
・まさかの百合展開(バンドの解散)
・アーリャ、乃々亜、沙也加、毅、光瑠のバンド
・文化祭中に巻き起こる数々の事件
・政近と雄翔のピアノ対決
今巻は体育祭編です!
表紙はマーシャ先輩。お腹が出ているのを何度の政近に指摘されて拗ねていたのが印象的でした(笑)
7巻で一番大きな変化があったキャラですね、、、。
毎回言っているけどこの作品はイラストの力が半端ないっ!!
大波乱の学園祭は、政近の奮闘 ※本人的には黒歴史!? によってアーリャさんへの大きな追い風となり幕を閉じた。
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』7巻
(もっと私を、私だけを見て。私だけのパートナーでいて) 募る想いを抱きながら、アーリャさんは政近と共に次なる行事・体育祭に向けて動き出す!
そんな中、とある出来事をきっかけに政近は初恋の彼女と接近して――
「アーリャちゃんの気持ちに向き合ってほしい。でも……」
不意に告げられた、マーシャの本当の気持ち。彼女の予想外の本音に政近の心は思わず揺れ動いて!?
大人気ロシアンJKとの青春ラブコメ、体育祭編スタート!
それでは早速7巻の内容をまとめていきます!
(ページ数はあとがき、SS合わせて333P)
ロシデレ7巻「ネタバレと感想」
第1話 文化祭後の日常(マーシャの変化)
6巻の最後のピアノ対決で政近に敗北した桐生院雄翔は、全校生徒の前で土下座で謝罪。
雄翔は頭を丸めて、1カ月の停学処分となった(笑)
当然雄翔の陰謀を見抜き、さらにはピアノ対決で勝利した政近は注目が集まり、政近は疲れ果てていた。
一方のアーリャもバンドのことやエルフのコスプレの件で、次々に話しかけられて気疲れ気味。
政近は誰もいないであろう生徒会室で休んでいたところ、7巻の主役であるマーシャが登場する。
昼ご飯を食べてない政近に対して、自分の弁当を「あ~ん」して食べさせるマーシャ。
さらにマーシャは少し落ち込んでいる政近を、スキンシップで落ち着かせようとする。
「わたしは好きで久世くんのことを甘やかしているんだから。わたしには弱さを隠さないで?わたしには好きなだけ甘えていいのよ?」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』7巻
政近は昔の記憶がフラッシュバックし、マーシャの瞳から目が離せなくなる。
その後マーシャにチークキスを求められた政近だが、この場を切り抜けるため、意表をついてマーシャを抱きしめた。
政近は「してやったり!」という顔でマーシャを見ると、彼女はひどく動揺し、大急ぎで生徒会室から出ていってしまった!!
マーシャは不意に政近に抱きしめられたことで、政近を「欲望を持った男」として意識してしまった模様。
今まで欲望を向けられることを想定していなかったマーシャは、彼にとってきた態度が急にはしたないものに思われて、
どう接していいかわからなくなってしまった、、、。
第2話 沙也加に恋した毅
文化祭ライブの打ち上げとして、カラオケを訪れた6人。
(政近、アーリャ、乃々亜、沙也加、毅、光瑠)
ライブを見ることができなかった政近は、動画見てアーリャの成長を実感。
各々好きな曲を歌って盛り上がる中、話題は出馬戦に移る。
出馬戦とは体育祭の昼休みに行われる「次期生徒会長候補者による騎馬戦」。
負けたからといって選挙戦に脱落するわけではないが、生徒達の注目度の高い余興。
アーリャは沙也加と乃々亜に交渉?し、一緒に出馬戦に参加してもらえることになった。
また文化祭のライブをきっかけに、毅は沙也加のことが気になってしまった様子。
乃々亜に「タケスィーはさやっちに惚れたの?」と聞かれた毅は明らかに動揺し、
政近らも驚きを隠せせずにいた(笑)
第3話 有希と一緒にお風呂!?
二学期の中間テストを前にして、頑張って勉強しようと意気込む政近だったが、
帰宅すると有希が「アニメ見ようぜ!」と絡んでくる。
政近は有希と誘いを断り、勉強していたのだが、風呂に入っているタイミングで再び有希が登場。
有希は兄の政近に裸を見られることに全く恥じらいのない様子で、普通に湯船に入ってくる、、、(笑)
妹モードの有希は至高です……。
風呂ではしゃいだ挙句、のぼせてしまった有希は、政近にお姫様抱っこされ、風呂場の外に連れ出される。
政近と綾乃は「救急車だ!病院の手配は?」と嫌がらせと思うほど有希を過保護に扱い、堪らずツッコミを入れる有希が可愛かった。
第4話 遊園地にて
テスト期間が明けて、政近、アーリャ、乃々亜、沙也加、毅、光瑠、そして玲亜(乃々亜の妹で光瑠のことが好き)の7人は遊園地を訪れていた。
毅はこのチャンスに沙也加にアピールしようとするも、なかなか上手くいかず、、、。
そのほかにも
- 玲亜の猛アピール(あざといっ!!)
- ボールが当たって鼻血が出た政近を、膝枕するアーリャ
- 政近を誘惑する乃々亜(+嫉妬するアーリャ)
などなどラブコメ要素満載のイベントが盛りだくさん!
毅は最終的に沙也加へのアタック?に成功し、2人の距離は大きく縮まったようだ。
(毅に「自分のエゴをもっと出していいよ」と言われた沙也加は、オタクモード全開で毅を連れ回した)
「毅と沙也加」、「光瑠と玲亜」の関係の変化については今後も注目していくことにしよう。
第5話 新キャラ「エレナ先輩」登場!!
第5話では、3年生のエレナ先輩が登場!!
名良橋依礼奈
吹奏楽部の部長で、元生徒会副会長。
自由奔放な性格だが、根は非常に真面目で後輩から慕われている。
政近に対しては下ネタが多いが、突っ込(ツッコ)まれたときの反応がいちいち可愛い(笑)
エレナ先輩は「久世くんには、吹奏楽部でピアノを担当してほしいの!」と吹奏楽部の勧誘する。
政近は「エレナが出馬戦に参加する」ことを条件に「吹奏楽部の助っ人をすること」を約束。
その後、教室に残っていたアーリャと政近は、なんやかんやで良い雰囲気になり、
アーリャは政近を強く抱きしめる。
アーリャは政近の抱えている苦しみを理解し、彼に対する気持ちが抑えきれなくなる。
ただそのとき、2人は教室に戻ってきたエレナ先輩と目が合ってしまい、、、。
エレナはあたふたと動揺し、「な、何も見てないからーーーー」と慌ててその場を後にした。
第6話 政近とマーシャの仲直り!?
第1話の出来事以来、どこかぎこちないやり取りが続いていた政近とマーシャ。
マーシャは改めて政近ときちんと話をするため、彼を生徒会室へ呼び出す。
「その久世くん、は……わたしのこと……エッチな目で見ちゃったりするのよね?」
「いままでそんなことも考えずに、その、体をくっつけたりしちゃって……」
「お詫びとして、好きなだけ触っていいよ!」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』7巻
どうしてこうなった???
混乱する政近だったが、なんとか紳士な姿勢を貫いた。
マーシャは慌てふためく政近の姿に安心した様子で、くすくすと笑っていた。
政近が欲望を持つ男の人であることを意識し、少し怖くなっていたマーシャだったが、
「でも、もう大丈夫。久世くんは、わたしを傷つけるようなことはしない。優しいさーくんのままだって、分かったから」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』7巻
と愛おしそうに政近を見つめていた。
マーシャは「仲直りのハグ&政近の頬にキス」をし、生徒会室を後にした。
第7話 体育祭開幕!
いよいよ体育祭が開幕!
剣崎会長の土嚢上げや、玉入れの手伝いをする政近の様子が描かれた後、『仮装競争』という競技が始まった。
「セーラー服のアーリャ」「ナースのマーシャ」「恐竜の着ぐるみの綾乃」
「ミニスカポリスの乃々亜」「巫女の有希」「ドレスの桐生院菫(バイオレット先輩)」「チャイナドレスのエレナ先輩」。
政近は成り行きで彼女らの写真撮影の役をすることに。
ここでコスプレ衣装を用意した手芸部のスリットパイセンも登場するんだが、つくづく彼女もなかなか良いキャラしているなと感じる(笑)
第8話 政近とマーシャの借物競走
借物競走に参加していた政近は、『他人の彼女』の書かれた紙を引いてしまう。
政近は悩んだ末、マーシャを連れて行くことに。
(校内ではマーシャは彼氏がいることになっている)
ここで借物競走の実況をしていた有希が、
「あ、赤組の久世くん?借り物はきちんと”持ち運んで”くださいね?」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』7巻
楽しそうな顔をしながら政近を注意する(笑)
政近は意を決してマーシャをおんぶし、背中にあたる柔らかい感触のことをなるべく考えないようにしてなんとか3位にでゴールする。
(その様子を見ていたアーリャが不機嫌になるのは、もはやお約束である)
その後マーシャは、お題が『他人の彼女』であったことに不満げな様子で
「デートしてくれないと、許さないもんっ」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』7巻
と駄々をこね、2人のデートが決定する(次巻に描かれるかな?)。
マーシャは「政近にはアーリャの気持ちにきちんと向き合って欲しい」という気持ちは変わらないが、自分も譲るつもりは全くないようだ。
第9話 アーリャが政近の祖父母と接触
マーシャに対する嫉妬心で、自己嫌悪に陥っていたアーリャ。
アーリャは”恋”についての悩みを、道案内をしてあげていた老女(政近の祖母)に打ち明ける。
その後、有希の母親(政近の母親でもある)も登場し、アーリャは「なぜ有希の母親と政近の祖父母が知り合いなのか」という疑問が浮かぶ。
近々「政近と有希が兄妹である」ことを、アーリャが知ることになるかもしれない。
第10話 出馬戦「アーリャVS有希」
さて、いよいよアーリャVS有希の出馬戦が始まった。
お互い知名度と実力のある面々を仲間にして挑んだこの勝負は、有希の意表をついた作戦(罠)にまんまとハマってしまったアーリャの敗北。
「自分のせいで敗北した」と深く落ち込むアーリャだったが、いつも通り政近が彼女を立ち直らせる。
アーリャは再来週に迫った誕生日のパーティーに、皆を誘う決意を固めた。
最後のロシア語は?
アーリャはいつも自分を助けてくれる政近への気持ちに、ようやく一つの答えを出す。
「любовь」
直訳すると「愛」という意味だったが、『恋』と呼ぶ方が適切だろう。
政近に対する『恋』心を自覚したアーリャにどんな変化が起こるのか、8巻も注目して見ていこう!
『ロシデレ』読むならこちら!!
ロシデレを読むならeBooksJapanがおすすめです!!
★作品数85万冊以上
★5000冊以上試し読み無料
★ 初回ログインで70%OFF×6回クーポンがもらえる!
★PayPay支払いもできてポイントも貯まりやすい!
⬇ ⬇ ⬇
まとめ
今回は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』第7巻についてまとめてみました。
7巻は色んな人間関係の変化が描かれていて、非常に読み応えのある1冊でした。
8巻は「マーシャと政近のデート」「アーリャの誕生日会」がメインになってくると思うので、
この三角関係にどんな変化が待っているのか楽しみに待つことにしましょう!