今回は「ようこそ実力至上主義の教室へ」から、長谷部波瑠加について解説していきます。
綾小路グループの一員のクールな女の子ですね。
そんな長谷部の作中での活躍、過去、そして綾小路や佐倉との関係性について見ていきましょう！
原作のネタバレを含むのでご注意ください！！
～目次～
プロフィール
2年生時点でのOAA（All Over Ablity)
⇒学力C(52)、身体能力C(52)、機転思考力C-(43)、社会貢献性C(46)、総合C(49)
| 長谷部波瑠加 基本情報 |
|---|
| ・身長：不明 ・誕生日：11月5日 ・星座：さそり座 ・一人称：私 ・性格：どこか冷めているところもあるが友達思いな一面も。 ・長所：能力値が平均的で大きな穴はない。 ・短所：人に視線を向けられることに苦手意識がある。 ・特徴：他人の恋愛に対する嗅覚が鋭い。 |
長谷部は入学当初から周りと必要以上にかかわることはせず、
グループに属さずに一人で過ごすことにも抵抗はありませんでした。
能力値はそれも平均的。外見はクールで大人びているイメージです。
過去にいじめられてた？
長谷部は小さいころから胸の発育が早く、
その影響でで周りからたくさんの視線が集まり、人を避けるようになってしまいました。
しかし悪質ないじめに遭っていたというわけではないようです。
原作6巻ssでの独白で、
学校に通うことは嫌いじゃない。
小学校から高校まで、比較的順調に進んできたと思ってる。
でも学校が好きかと聞かれたら。素直に首を縦に振れない。
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊／ようこそ実力至上主義の教室へ6巻（とらのあな特典）
と発言していることからも、いじめらていたわけではないことがわかります。
でも発育が早かったことで、男の子にはからかわれ、
女の子からは同情の目で見られ、徐々にエスカレートしてたくさんの視線が集まるようになります。
その影響で運動もしなくなり、視線を避けるようになっていきます。
そして次第に、冷たくお高いイメージが定着。
長谷部の周りからは人が離れていきました。
それでも長谷部は、「一人は楽だし、別に悪くないかな」とそこまで悲観的ではなかったようです。
恋愛経験は？
長谷部は今まで誰かと付き合ったことはありません。
気になった人はこれまで2人いたそうですが、どちらも勇気が出なくて声がかけられませんでした。
長谷部の恋愛感は少しハードルが高く、普通の男性にはあまり興味を抱きません。
とにかく男性に求める理想はとても高いようです。
綾小路グループとの出会い
高度育成高等学校へ入学してからも、変わらず一人で過ごすことが多かった長谷部。
軽井沢や櫛田らの仲良くすることも出来たと思いますが、無理してグループに入るつもりはなかったそうです。
ですが原作6巻の「ペーパーシャッフル試験」をきっかけに状況が変化していきます。
この試験では同じクラスと三宅とペアを組むことになりましたが、
試験の特性上お互い得意科目と苦手科目がかぶっているのは致命的で、そのことで2人は困っていました。
結局、学力の優秀な幸村と一応監視役として綾小路と勉強会を開催することに。
長谷部は、自分と同じく友達の少ない男子3人との勉強会が思ったよりも居心地が良かったようで、
綾小路・三宅・幸村が自分の胸に対して下心を見せない点も評価していました。
この3人となら上手くやれるだろうか。それはまだわからない。
だけと少しだけ面白そうだな。
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊／ようこそ実力至上主義の教室へ6巻（とらのあな特典）
そうして長谷部はこの3人とグループを結成することに決めました。
佐倉愛里と親友に
長谷部が綾小路たちとグループを結成しようとしたとき、
飛び入りで佐倉に「グループに入れて！」と頼まれます。
そうして、長谷部・佐倉・綾小路・三宅・幸村の5人でグループを結成。
それ以降、長谷部と佐倉はどんどん仲良くなっていきます。
佐倉の恋を応援
長谷部は「佐倉が綾小路に恋をしている」ということを早い段階で気づき、
なかなか積極的になれない佐倉を応援していくとになります。
佐倉の言動をからかったらり、綾小路に探りを入れたりしながら、
長谷部は佐倉と一緒に過ごす時間が長くなりました。
しかし当の綾小路は、佐倉の好意に気づいているにもかかわらず、
距離を置こうとする態度をとり続けていました。
大胆な水着姿で……
原作2年生編4.5巻、綾小路グループでプールを貸し切って遊ぶというイベントがありました。
そこで長谷部は「引っ込み思案な佐倉を成長させるため」そして「綾小路を振り向かせるため」に、
信じられないくらい大胆な水着姿で登場します。
しかしここでも綾小路は冷静さを保っており、まったく佐倉に関心を持とうとしません。
しびれを切らした長谷部は、
「私の気のせいじゃなかったらいいんだけど、きよぽんって愛里に少し冷たくない？」
「きよぽんが愛里の気持ちに気づいているのは、前に聞いたけどさ、何て言うか、その言い方はちょっと酷いって言うか……」
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊／ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編4.5巻
と綾小路に少し不満を募らせていました。
親友の退学とその後
2年生編5巻『満場一致試験』という特別試験がありました。
その試験では、最終的にクラス内で1人退学者を選ばなければならなくなり、
綾小路によって「OAAの数値が一番低い佐倉愛里」が退学者として指名されてしまいました。
そのことに長谷部は猛反対。
「出来ない！私には愛里を退学させるなんて絶対に！絶対に！！」
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊／ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編5巻
最後の最後まで抵抗を続けますが、結局佐倉の退学をもって試験は決着します。
綾小路グループの崩壊
綾小路が佐倉を退学させたことで、当然綾小路は崩壊。
もう以前のように接することができなくなってしまいました。
長谷部は佐倉の退学以降心を閉ざしてしまい、クラスに復讐しようとさえ考えていました。
愛里が残したもの
2年生編7巻文化祭で、綾小路が長谷部に、佐倉からの最後の贈り物を渡します。
佐倉は自分が退学した後に、長谷部が立ち止まってしまうことを心配して、
文化祭で着るはずとメイド服を綾小路に預けていました。
それを綾小路が届けることによって、喧嘩したであろう綾小路と長谷部と話すきっかけも作れ、
自分の分まで文化祭に出て活躍してほしいというメッセージを伝えることができると考えていました。
長谷部は贈り物を抱いて号泣。
さらには佐倉がすでにアイドル活動を再開し、前を向いて頑張っていることを知ります。
そうして長谷部は、卒業後に堂々と佐倉に会うために、Aクラスを目指すことを誓いました。
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まとめ
今回はよう実の長谷部波瑠加についてまとめてみました。
綾小路グループ結成から、登場機会を増やし、
綾小路に好意を寄せている佐倉を支える良い立ち位置のキャラクターでした。
佐倉がいなくなってしまい、登場機会はあまりないかもしれませんが、今後もどこかで活躍して欲しいですね！
