今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ』、通称よう実2年生編7巻をネタバレ解説していきます。
6巻での体育祭を終えて、文化祭に向けて準備を進める堀北クラスや、
長谷部と三宅の復讐と佐倉からのメッセージ、
そして神崎&姫野の協調や八神の退学についての詳しく見ていきましょう!!
~目次~
『2年生編7巻』主な出来事
- メイド喫茶の打ち合わせ
- 朝比奈なずなとの接触
- 南雲に勝負を挑む綾小路
- 一之瀬の考えを変えるため、神崎と姫野が結託
- 文化祭予行演習(ひよりとのイベント、軽井沢とのデート)
- 文化祭開幕
- 佐倉愛里からのメッセージ
- 八神の退学
文化祭のルール
最初に文化祭のルールを簡単にまとめてみます!
・文化祭に使用できるプライベートポイントが、生徒1人に対して5,000ポイント与えられる
・部活での活躍や生徒会活動によって追加資金が与えられることがある
・与えられたプライベートポイントの中でやることを考えて、実行。売り上げで順位を競います。
・全学年合同で1~4位まで100クラスポイント、5~8位は50クラスぽいんと、9~12位は変動なしとなります。
メイド喫茶の話し合い
堀北クラスでは、メイド喫茶は売り上げの要になるため、細かな話し合いが行われていました。
メンバーは主軸の佐藤、松下、みーちゃん、前園+店長の綾小路、クラスリーダーの堀北の6人。
どの教室で出店するか、レイアウトはどうするかなど打ち合わせしていきます。
ここで綾小路が、
「制服について露骨にエロティシズムを押し出しすぎてはいけない」
「エロスやエロティックは古代から美術における重要な要素として捉えられている。下着を見せるのはもってのほかだが、ただし見えるかもしれないという希望を断ってしまわないのも大切だ。」
©衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編7巻
と、店長としてメイド喫茶についての勉強の成果を発表(笑)
堀北にはちょっと引かれていました。
朝比奈と南雲に接触
お化け屋敷での朝比奈先輩
ここでは綾小路が文化際のプレオープンで、
3年Aクラスが主催するお化け屋敷の見学に来ていました。
綾小路が1人でお化け屋敷を進んでいくと、
お化け役として飛びだそうとしていた朝比奈が盛大にずっこけます(笑)
朝比奈が悶絶している姿を見た綾小路は、これは演出ではなく事故と判断。
その後朝比奈は綾小路とともに保健室へ。
綾小路はその後の朝比奈との会話から、
・南雲にはライバルの存在がおらず、競い合う厳しさや負けることの悔しさを経験してなかったこと
・自分に勝負を仕掛けてきたときも、南雲は負けるなどとは思っていなかったこと
・このまま南雲との勝負を避け続ければ、自分の周りの人間が狙われるかもしれないこと
と南雲についての情報を聞き出します。
南雲に勝負を挑む
綾小路は朝比奈の話を聞いて南雲に対して興味を抱き、生徒会室へ赴きます。
綾小路:「南雲生徒会長に提案があります。今度はオレから勝負の提案をさせてもらえないでしょうか。」
©衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編7巻
と興味が湧いたから勝負したいと図々しい提案をします。
南雲は綾小路の目的が読めず、探るような質問をいくつか繰り返しますが、
南雲:「いいぜ、お前の口車に乗ってやるよ綾小路。どうせ俺のAクラス卒業は揺らがない。最後におまえと遊んで終わるのも悪くない」
©衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編7巻
と綾小路の提案を受け入れ、「綾小路VS南雲」のバトルが決定しました。
神崎と姫野の協調
Dクラスに転落してしまい、もはや浮上の足掛かりすらつかめない一之瀬クラス。
神崎はクラスを変えようと満場一致試験では必死に訴えていましたが、勝利よりも仲間を優先する方針は変わる気配がありません。
精神的にかなり荒れてしまっており、神崎は綾小路に対してもきつく当たってしまいます。
そんな神崎を見た綾小路は、
神崎と同じように一之瀬の方針ではこの先戦えないと考えている姫野ユキと接触し、
神崎とともにクラスを変える仲間を増やす提案を持ち掛けます。
そして神崎は再び奮起し、姫野とともにクラスを変えていく決意を固めることになります。
文化祭予行演習
和風メイドのひより
綾小路は文化祭の準備をしている龍圓クラスを訪れると、
和風の衣装を身にまとい、イスに座って本を読んでいるひよりを発見。
少し恥ずかしそうにしているひよりは、どこかよそよそしい態度で、
綾小路に「また図書館で」と言い残します。
ひよりは綾小路が軽井沢と付き合っているのを知ってしまった様子(゚o゚;)
綾小路と軽井沢のデート
綾小路と軽井沢の文化祭デート。
射的が得意じゃなかった綾小路を見て、彼がなんでもできるわけじゃないと知り、
軽井沢はニヤニヤした表情を浮かべます。
その後も石崎とアルベルトがやっていたプロテインとクエン酸ジュースの店に足を運ぶなど、2人の時間を満喫。
文化祭本番
メイド喫茶の様子
綾小路たちのメイド喫茶は、文化祭開始から予定通りの客入りを維持していました。
・メイド→佐藤、みーちゃん、櫛田、市橋(松下は欠席)
・受付、宣伝→堀北
・ビラ配り→井の頭
・記念撮影→綾小路
という布陣で順調に売り上げを伸ばしていきます。
ですがあることがきっかけで、客が増えすぎてしまうというトラブルが発生。
櫛田が並んでいる人にクッキーを配ったりして場をつないでいましたが、人出も足りず息苦しい状況が続いてしまいます。
そこで綾小路は長谷部の説得に向かいます。
メイド喫茶が繁盛した理由
堀北クラスは体育祭で龍園クラスの協定を結んでいましたが、文化祭でもその関係を維持。
2クラスで文化祭1,2位フィニッシュを狙っていました。
そのために龍園が「堀北クラスと龍園クラスが大金をかけて勝負している」という嘘の噂を流し、
面白そうな勝負の様子を見に行こうと釣られた客がメイド喫茶に押し寄せてきました。
佐倉からのメッセージ
綾小路が長谷部に、佐倉からの最後の贈り物を渡します。
佐倉は自分が退学した後に、長谷部が立ち止まってしまうことを心配して、
文化祭で着るはずとメイド服を綾小路に預けていました。
それを綾小路が届けることによって、喧嘩したであろう綾小路と長谷部と話すきっかけを作ることができ、
また自分の分まで文化祭に出て活躍してほしいというメッセージを伝えることができると考えていました。
長谷部は贈り物を抱いて号泣。
愛里のためにも前を向いて頑張る決意を固め、メイド喫茶に助っ人として加わります。
茶柱先生がメイドに!?
綾小路は、文化祭での売上1位を取るための秘策として、
茶柱先生をメイドにすることを考えており、
10万プライベートポイントを使って「メイド服になってクラスのために働いてください」と頼みます。
半ば強引にプライベートポイントを支払って契約成立。
断れない状況になった茶柱先生は、仕方なくメイド姿になって、クラスの売上に大きく貢献しました。
茶柱先生にとっては公開処刑でしかなく、綾小路を恨んでいました(笑)
八神の退学
綾小路は一通の手紙に「ホワイトルーム生にしかわからないアナグラム」を入れ、
それを八神が盗み見ることを見越して、彼が自滅するように誘導します。
八神は手紙の内容に誘われて生徒会室へ。
その生徒会室に、堀北・伊吹。龍圓・南雲・真嶋先生・坂上先生が登場します。
そこで龍圓が無人島試験で、八神が小宮・木下に怪我をさせた証拠をつきつけ、
あっけなく八神の退学が決定。
実際に裏で糸を引いていたのは、1年Aクラスの石上で、
石上は椿、宇都宮、綾小路を利用して八神を追い込みました。
結果発表
1~4位(100クラスポイント獲得) | 堀北クラス、龍園クラス、3-B、坂柳クラス |
5~8位(50クラスポイント獲得) | 1-A、3-C、一之瀬クラス、1-C |
9~12位(±0) | 3-D、1-B、3-A、1-D |
結果を見ると、2年生の3クラスが上位4位に入っ
坂柳クラスは特に文化祭で動きがなかったように思われましたが、
1年Dクラスと何かしらの取引があったと考えられます。
(プライベートポイントを譲渡する代わりに、売り上げをいただくなど)
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まとめ
今回はよう実2年生編6巻についてのネタバレをまとめました。
この巻も、文化祭や南雲との接触、神崎と姫野、長谷部の復帰、
そして八神の退学など盛りだくさんの内容でしたね。
今回紹介した以外にも、細かなエピソードがたくさんあるので、
気になった方はぜひ原作を読んでみてください!