今回はよう実2年生編9巻のネタバレ&感想をまとめていきたいと思います。
2年生編9巻も内容盛りだくさんで、大満足の一冊!
人間関係の変化や個人の成長を感じさせられる場面も多く、非常に読み応えもありました!
それでは早速内容について触れていきたいと思います。
~目次~
2年生編9巻の内容まとめ
- 特別試験:協力型総合筆記テスト
- 新生徒会の発足(堀北・櫛田・七瀬)
- ついに石上のビジュアルが解禁される!
- 鬼龍院の万引き偽装事件(南雲・桐山)
- 一之瀬クラスの動き(神崎・姫野・浜口・網倉・渡辺)
- 一之瀬と綾小路のデート(軽井沢と喧嘩)
- 一之瀬の覚悟
協力型総合筆記テスト
2年生編9巻では「協力型総合筆記テスト」という特別試験が行われました。
この巻も特別試験に割かれているページ数は少なめでしたが、
非常に考えさせられる筆記試験になりました。
試験の概要
クラス全員で全100問のテストを解く
ルール
・あらかじめ決められた順番で解く(1人2~5問)
・問題を解いた人の実力により点数配分が変わる
(学力A:1点、B:2点、C:3点、D:4点、E:5点)
・残り時間に応じてボーナス得点あり
今回の特別試験は学力勝負ではあるものの、成績下位のクラスは獲得できる最大得点が多くなるため、
一概に「勉強のできないクラスが不利」とはいえない面白い試験ですね。
試験の性質上、奇策を考えて実行することが難しいため、
・一生懸命勉強すること
・個人が最大限の力が発揮できるように順番を整えること
・敵のクラスの勉強を妨害すること
が基本的にどのクラスにもできることになっているようです。
ちなみに試験は「坂柳AクラスVS堀北Bクラス」、「龍圓CクラスVS一之瀬Dクラス」の戦いとなりました。
特別試験の結果は?
試験の結果は、堀北クラス、一之瀬クラスが勝利。
堀北クラスは坂柳クラスとの差を165ポイントまで縮めました。
一之瀬クラスは龍圓クラスの妨害をうまくかわし見事勝利。
どこか吹っ切れたような、善人の仮面がはがれたような一之瀬を見た坂柳と龍圓は、
彼女に対する評価を改め、警戒を強めることになります。
新生徒会の発足
生徒会長の南雲と、副会長の桐山が退任するため、
新しい生徒会長を決めることになりました。
一之瀬が生徒会を辞める?
南雲は、一之瀬と堀北のどちらかを生徒会長にしようとしましたが、
「私はーーー今回の生徒会選挙に立候補するつもりはありません」
「立候補以前に私はーーー生徒会を辞めさせていただこうと思います」
©衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編9巻
とまさかの生徒会を辞めると発言し、南雲や桐山に謝罪して生徒会室を後にします。
しかし一之瀬はもうAクラスを目指すのを諦めたというわけではなく、
自分のクラスの戦いに集中するためでした。
このことがきっかけで「南雲VS綾小路」はまたも実現せず……。
ちょっと南雲がかわいそうでした。
堀北は生徒会長に就任
一之瀬の離脱によって、生徒会長就任が決まった堀北。
そんな堀北は一之瀬、そして八神の退学で空いてしまった人員を補充することになります。
櫛田が生徒会副会長に?
堀北は、櫛田を生徒会に勧誘。
そこに天沢一夏も乱入して、櫛田を挑発するシーンは最高に面白かった(^^;)
櫛田は当然「堀北の下で働くなんてまっぴらごめんだ」という態度でしたが、
堀北は「櫛田が承認欲求の怪物である」という観点から生徒会で活動していくことのメリットを提示。
最終的には、堀北が櫛田に土下座することで、櫛田の生徒会入りが決定しました。
この堀北・櫛田・天沢の絡みが個人的に一番好きなシーンかも(笑)
石上のビジュアルが解禁
櫛田との交渉が終わった後、堀北は原作4.5巻で交流のあった石上を生徒会へ勧誘。
ですが石上は生徒会に全く興味がなさそうだったため、堀北はきっぱりと諦めます。
ここで石上のビジュアルが初めて公開されたんですが、
髪が長くて高身長、そしてけっこうワイルドな感じのイケメンでした!!
少しイメージと違いましたが、強キャラ感でてました(笑)
七瀬が生徒会書記に就任
その後堀北は1年Dクラスを訪れます。
堀北から事情を聞いた七瀬は、
「ぜひ生徒会のお手伝いをさせて頂ければと思ってます!」と一瞬で生徒会メンバーに。
七瀬は非常にやる気満々で、生徒会書記としてしっかりと議事録を取っていました。
鬼龍院の万引き偽装事件
最近のよう実では珍しく、ミステリーチックな話がありました。
鬼龍院の怒り爆発
ある日、3年Dクラスの山中という生徒が、
買い物する鬼龍院を万引き犯に仕立てようとします。
しかし鬼龍院は即座に山中の動きに反応し、万引きそのものは偽装に終わります。
山中は「南雲の指示で動いた」と言ってその場から立ち去りました。
当然怒りの収まらない鬼龍院は南雲に対して訴えを起こし、後日生徒会にて会議が行われることになります。
ちなみに綾小路は、無人島試験での借りがあるため、鬼龍院の事件の調査を協力していました。
桐山の思惑
結局この事件は、南雲が指示したものではなく、桐山が独断で行ったことでした。
桐山は学年全体で集めたプライベートポイントを、
自分の戦闘欲のために使おうとする南雲に我慢できなかったようで、
事件を起こしてそれを問題提起することで、南雲を抑え込もうと考えていました。
結果的に桐山の作戦は成功。
新生徒会長の堀北は、南雲に対して、
・今後は3年生のためだけにプライベートポイントを使うこと
・桐山がAクラスに移動するための権利を剥奪しないこと
というジャッジを下し、一連の事件は解決することになります。
一之瀬クラスの生徒達
綾小路は、クラスを変えるために行動し始めた神崎・姫野と会う約束をしていました。
そこに偶然居合わせた網倉と渡辺(表紙の2人です)、
そして神崎たちの新たな仲間として加わった浜口の6人で、カラオケルームで話し合いが行われます。
一之瀬クラスの5人は、綾小路の誘導もあって、
・一之瀬やクラスメイトに対する思い
・今後クラスをどうしていったら良いのか
話し合うことになります。
今まで一之瀬のことを盲信していた網倉や渡辺は、神崎たちの行動に一定の理解を示しましたが、完全に納得はできなかった模様。
最終的には「綾小路が一之瀬と休日にデートして、一之瀬の気持ちを探ってもらう」ということで今回は解散することに。
ここの話し合いは非常に読み応えがあり、一之瀬クラスの生徒達にもそれぞれ自分の考え方を持っていることがわかりました!
一之瀬の決意
綾小路はその後すぐに「一之瀬に会いたい」と電話でアポを取り、デートが決定。
2人はケヤキモールのジムで汗を流した後、カフェに入ります。
綾小路は予定通り、一之瀬から「Aクラスを目指す意思は残っているのか」「生徒会を辞めた理由は何だったのか」を聞き出します。
その後綾小路が「網倉の好きなタイプ」について質問するシーンがあるんですが、
そこで露骨に言い寄ってくる一之瀬がめちゃめちゃ可愛かったですね(笑)
もはや綾小路への恋心を全く隠そうともせず、本音をぶつけることになります。
「私、こんなこと誰にも話したことない。こんな気持ち誰にも抱いたことない。ずっとドキドキしてて、心のどこかでは苦しくて……でも、今、すごく幸せなの。大好きな人が横にいるだけで、胸がいっぱいになる」
©衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編9巻
一之瀬は軽井沢の存在を気にしつつも、綾小路に振り向いてもらえる人間になるために、
これからは「勝つために手段を選ばずに戦っていく覚悟」を決めました。
綾小路と軽井沢は喧嘩する?
綾小路は軽井沢に対し「事情があって一之瀬と二人きりで出かける」ことを伝えます。
軽井沢は詳しい事情を話してくれない綾小路に対し
「他の女の子と休日に会うなんて嫌だ!他に方法はないわけ?」と拗ねてしまいます。
しかし綾小路の中では「恋人と喧嘩をする」ということも恋愛カリキュラムに含まれているようで、
少し軽井沢を突き放すような態度を取っていました。
結局この巻で2人が仲直りすることはなく、次巻以降どうなるのかめちゃめちゃ気になります!
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まとめ
今回はよう実2年生編9巻についてまとめてみました。
一之瀬の成長、新生徒会の発足、軽井沢との関係性の変化など、
内容盛りだくさんでめちゃめちゃ面白かったですね!
今回一之瀬が生徒会を辞めたことで、綾小路と南雲の勝負が流れてしまい、
さらに南雲は自分の学年にしかポイントを使えなくなったため、
「綾小路がクラス移動のポイントをどうやって獲得するのか」今後の展開に注目したいと思います。
今回はほんとに一部のエピソードしか紹介できなかったので、
気になった方はぜひ原作を読んでみてください!
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