今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ』通称よう実から、
3年Bクラスの桐山生叶について解説していきたいと思います!
南雲に内心では敵対していながらも、表では彼に従うしかない少しかわいそうなキャラですね。
そんな桐山の作中での登場シーンや南雲、鬼龍院、綾小路との関係性について詳しく見ていきましょう!
原作のネタバレを含むのでご注意ください!!
~目次~
どんな人物?
![よう実 桐山](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/02/image-32-8.jpg)
項目 | OAA数値 |
---|---|
学力 | B+以上 |
身体能力 | B+以上 |
機転思考力 | B+以上 |
社会貢献性 | B+以上 |
総合 | B+以上 |
桐山生叶 基本情報 |
---|
・身長:不明 ・誕生日:不明 ・所属:3年Bクラス ・生徒会役職:副会長 ・性格:まじめ。用心深い。 ・長所:総合力の高さは学年屈指。 ・特徴:なんとしてでもAクラスで卒業したい。 |
桐山は3年Bクラスに所属する生徒で、生徒会副会長を務めています。
もともとはAクラススタートでしたが、当時Bクラスだった南雲に敗北し、
Bクラスに降格してしまいました。
それから南雲クラスとのポイント差はどんどん離され、
南雲に服従するしかAクラスに上がる方法がなくなってしまいます。
ちなみに同じクラスの鬼龍院楓花のことは嫌っている様子(笑)
桐山の初登場はWデートの後!
突然の電話
桐山の初登場は、原作7.5巻になります。
佐藤麻耶からの告白を断った綾小路のもとに、
知らない番号から電話がかかってきました。
アニメではさすがにカットされてしまいましたね…。
その電話主の桐山は、綾小路に対して彼は名前も名乗らず、
「堀北先輩が言う、南雲降ろしだ。お前が協力者になると聞いた」
「急な話だと思うだろうが、今から会いたい」
と一方的に会う約束をこじつけます。
綾小路はその場にいた軽井沢とともに、桐山が指定した場所に向かうことに。
南雲の陥れたい桐山
![よう実 桐山](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/02/image-32-9-1024x737.jpg)
綾小路と初めて対面した桐山は、
自分たちの学年が置かれている現状を話します。
桐山は元生徒会長の堀北学に憧れて生徒会に入り、
学校の伝統を守ろうとしていましたが、
完全実力主義の学校を理想とする南雲に反発し、彼をどうにかしたいと考えているようです。
堀北学・桐山の考え
あくまでもクラスという組織と協力が不可欠である
南雲のやり方ではクラスメイト同士も疑心暗鬼になり、大勢の人が不幸になる
南雲の考え
完全実力主義
学年やクラス関係なく、実力のある者が勝てる試験や制度を導入したい
実力のある生徒は、2000万ポイントを使ってAクラスへ上げるという改革を学年全体に約束している
ですが現状は、南雲が学年全体を支配しており、
南雲を倒せる人材は誰もいません。
そこで白羽の矢が立ったのが、堀北学に一目置かれえている綾小路というわけです。
今の桐山についてまとめるとこんな感じ。
・南雲に敗れてBクラスに落とされた
・Aクラスへ上がるためには、南雲に吸い上げてもらうしか方法がない
・だが南雲を退学に追い込むor信頼を失墜させれな状況は変わる
・同じ学年で南雲に反抗できる人材がいないため、後輩を頼るしかなかった
なので桐山は、表では南雲に従っていましたが、
裏では彼を陥れようと動いていたのです。
無人島試験を前に
次の登場は、2年生編2巻。
綾小路への忠告
夏休みから始まる無人島サバイバル試験に向けて、
桐山は綾小路をケヤキモールに呼び出します。
そこで桐山は「無人島試験では南雲と個人的な勝負をするから邪魔するな」ということを伝えます。
しかし綾小路には「3年生が上位を独占してプライベートポイントをかき集め、
自分のAクラス行きを決めたいだけ」という魂胆を見抜かれていました。
「この学校に入ったのにAクラス以外で卒業することになんの意味がある。俺は才能を持ちながらも戦うことを放棄した連中と同じ末路を辿りたくはない」
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編2巻
このセリフからもAクラスへの並々ならぬ思いがうかがえます。
鬼龍院楓花の登場
![鬼龍院楓花](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-220-1-e1674792016301-950x1024.jpg)
綾小路と桐山が話していたところ、鬼龍院が登場。
桐山は綾小路に鬼龍院を紹介するですが、
「人間としては終わっている。3年間俺たちのクラスに対し自己の成績以外では一切貢献せず、単独行動ばかり。そのくせ身勝手な口出しだけはする、クラスの異物だ。」
「こんなのがいたから…俺はBクラスに甘んじたんた」
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編2巻
とクラスに非協力的な鬼龍院をかなり憎んでいる様子でした。
無人島試験とその後
![無人島サバイバル](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/02/image-26-11.jpg)
高円寺包囲網
桐山は無人島試験で、プライベートポイントを多く獲得できる上位3グループを、3年生で独占しようと考えていました。
なのでたった一人で無双し、1位に躍り出ていた高円寺を止めるために動きます。
桐山は捨てグループを使って高円寺包囲網をしいて、なんとか動きを封じようとしますが、
高円寺の圧倒的な身体能力を前になすすべなく、
あっさりと包囲網をと突破されていまいます。
桐山の狙い
高円寺包囲網は失敗に終わりましたが、
桐山にとってこれは想定内で、高円寺を油断させるための作戦でした。
桐山・南雲ら3年の本当の狙いは、「最終日に高円寺を抑えること」でした。
しかし無人島試験最終日。
綾小路がしつこく絡んできた南雲に腹パンを食らわせ、南雲は気絶します。
そのため高円寺を抑えるための指揮系統を失った3年生は結局高円寺に敗北。
けっきょく無人島試験は、
1位:高円寺グループ
2位:南雲グループ
3位:坂柳グループ
と、綾小路のせいで桐山にとっては想定外の結果に終わってしまいました。
綾小路を責める桐山
無人島試験の結果に納得できない桐山は、綾小路を呼び出し
「無人島試験最終日、南雲に何をした綾小路。無人島試験の結果におまえが関係していることは明白だ」
「俺たちは残されたわずかな学校生活、1枚でも多くの切符を得るために競い戦いたい。だからお前の存在は邪魔でしかないんだ綾小路」
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編4.5巻
と、不満をぶちまけます。
桐山自身も優秀ではあるものの、Aクラス卒業のためのプライベートポイントはすべて南雲が管理しているため、
南雲が綾小路に構うことで、貴重なプライベートポイント獲得のチャンスを失うことになります。
なので桐山の気持ちもわかるんですよね……。
結局、綾小路にも答えをはぐらかされているため、
今後また桐山が何かしら裏で動く展開があるかもしれません!
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![](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/02/image-10-211x300.jpg)
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まとめ
今回はよう実の桐山について解説していきました。
桐山は「Aクラスで卒業するために嫌いな南雲にも従っていたにもかかわらず、
無人島試験では結果的に綾小路に邪魔される形になるという少しかわいそうな展開になってしまいました。
素の能力は非常に高いだけになんとか報われてほしいキャラですね。
今回紹介した以外にも桐山に関するエピソードはあるので、気になった方はぜひ原作も読んでみてください!