今回は『薬屋のひとりごと』の漫画が2種類ある件について話していきたいと思います。
『薬屋のひとりごと』は今ライトノベルで一番売れているといっても過言ではないくらい人気の作品です!!
そんな『薬屋のひとりごと』の作品概要、そして「なぜ漫画は2種類あるのか?」
「またその違いは何なのか?」について詳しく見ていきましょう!!
~目次~
どんな作品?
簡単な作品のあらすじを紹介すると、
『薬屋のひとりごと』はライトノベル原作で、
中華系の架空の国を舞台とした作品になっています。
主人公の猫猫が人攫いに遭い、後宮に連れて行かれてしまうところから物語がスタート。
猫猫はその後宮で、薬師としての知識や天才的な閃きでいろんな事件を解決していきます。
ミステリーファンタジー系の作品ですが、ラブコメ要素もあって、
色々楽しめる作品になっていると思います。
作品概要
2011年 | 「小説家になろう」にて連載開始 |
2012年 | 主婦の友社・RayBooksというレーベルで、 単行本として書籍化 |
2014年 | 主婦の友社・『ヒーロー文庫』から、 文庫本としてシリーズ作品として刊行スタート! |
2017年 | 2つの月刊誌でコミカライズスタート 6月~『月刊ビッグガンガン』(スクエア・エニックス) 9月~『月刊サンデーGX』(小学館) |
2023年 | 累計発行部数2100万部を突破 TVアニメの放送も決定! |
『薬屋のひとりごと』は「小説家になろう」にて、
2011年から連載されているんですが、
連載当初はまだ「なろう」自体の知名度があまりない時代でした。
あの『無職転生』よりも前から連載がスタートしている!!
にもかかわらず、非常に早いスピードで人気を博していき、
1年も経たずに単行本として書籍化されることになります(後宮編のみ)。
2014年にはシリーズ作品としての刊行がスタートし、
2017年には、「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」の2つで、
コミカライズの連載が開始されることになりました。
ライトノベルと漫画版を合わせた累計発行部数は2100万部ということで、
えげつない人気を誇っていて、2023年のTVアニメ化も発表されました。
漫画はなぜ2種類??
『薬屋のひとりごと』という作品は、
2107年から「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」の2つで、
コミカライズの連載が始っています。
後ほど紹介しますが、2つともそれぞれしっかりと良さが出ているので、
どちらを読むのかは正直好みの問題かと思います。
じゃあなぜ漫画は2種類存在するのか?
結論は「わからない」です(笑)
理由は、原作者の日向先生もTwitterで「私もわからなくて困惑している」と発言しているから(゚Д゚)
考えられる理由としては、
・複数誌で連載することによって、より多くの読者を獲得する狙いがある
・話題性を作る
といったことが挙げられるでしょうか。
結果的に2種類のコミカライズは大成功でした!!
2つの間の権利関係がどうなっているのか少し気になりますね……。
どんな違いがあるのか?
「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」
2種類あるコミカライズですが、
同じライトノベルを漫画にしているので、ぶっちゃけ両方ともほとんど同じです。
よくある原作のサブキャラクターのスピンオフとか、ss、短編というわけではなく、
あくまでも原作ラノベをそのままコミカライズしているんですが、
2種類それぞれに特徴があって、細かい違いも存在します。
ビックガンガン版 | サンデーGX版 | |
---|---|---|
タイトル | 『薬屋のひとりごと』 | 『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳』 |
連載開始 | 2017年6月 | 2017年9月 |
魅力 | キャラの動きや作画の迫力 | ストーリーのわかりやすさ |
進行速度 | 遅め | ビックガンガンの1.3倍くらい速い |
タイトル・連載開始時期
ビックガンガン版は、原作ラノベそのままのタイトルでコミカライズしており、
サンデーGX版は『猫猫の後宮謎解き手帳』というサブタイトルが付け加えられていました。
また、連載開始時期に関しては、
サンデーGXよりもビックガンガンの方が3ヶ月ほど早くからスタートしました。
それそれの魅力
ビックガンガン版
絵がキレイで迫力があり、非常に絵のインパクトが強いなという印象を受けました。
サンデーGX版と比べるとアニメ的な絵柄をしており、
主人公の猫猫の容姿が幼めに描かれていました。
サンデーGX版
ストーリー・推理のわかりやすさという観点からの、
構成やコマ割りの部分はすごく良いなと感じました。
ビックガンガン版と比べると、キャラのリアクションや細かな動きなどが落ち着いており、
非常にリアルに近い印象を受けました。
ストーリーの進行スピード
ビックガンガン版
サンデーGX版と比べると進行速度は遅め。
ビックガンガン版は「キャラクターや絵を重視」している傾向が強いので、
キャラの動きをシーンごとに細かく書かれています。
そういうところでコマ数がかさんで進行が少し遅いという感じがします。
サンデーGX版
ビックガンガン版と比べると、1.3倍くらいのスピードで進行。
サンデーGX版は「ストーリー重視」なところがあるので、
各コマにおけるセリフの文字数も多く感じます。
キャラの動きや細かい描写はビックガンガン版の方が多いですが、
サンデーGX版がわかりづらいということは全くありません。
原作ライトノベルでわかりづらい部分を、わかりやすく補完する意味のあるセリフを追加するなどして、
メインの推理パートが非常にわかりやすくなっています!
またそれぞれ原作に忠実にストーリーが進行していますが、
原作ラノベからチョイスされるエピソードはそれぞれ異なることがあるので、
所々違う話が描かれていることがあります。
『薬屋のひとりごと』読むならこちら!
『薬屋のひとりごと』を読むならeBooksJapanがおすすめです!!
★作品数85万冊以上
★5000冊以上試し読み無料
★ 初回ログインで70%OFF×6回クーポンがもらえる!
★PayPay支払いもできてポイントも貯まりやすい!
⬇ ⬇ ⬇
まとめ
今回は、『薬屋のひとりごと』の漫画が2種類ある件について解説していきました。
薬屋のひとりごとはアニメ化も決まって、
これからもガンガン伸びていく作品になると思うので、ぜひ1度読んでみてください!
コミカライズの方がとっつきやすいので、どちらか気になった方を読んでいただけると良いと思います☆
同じなろう発の人気作『異修羅』のアニメ化も決まったので、こちらも非常に楽しみですね。