『誰が勇者を殺したか』ネタバレと感想!作者の駄犬先生は何者?

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今回は2023年9月29日に発売され、とんでもなく話題になっている、

角川スニーカー文庫『誰が勇者を殺したか』のネタバレや感想について話していきたいと思います!

この作品、完成度がヤバいです……!!!

今年の新作ラノベの中でNO.1と言っても過言じゃないくらいの素晴らしい出来でした。

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駄犬先生は何者?

『誰が勇者を殺したか』は、元々小説家になろうで連載されていて、今回満を持して書籍化されました。書籍化に際して加筆修正されており(1.7倍くらい)、さらにイラストも加わって物語への没入感も高くなっています!

発売からSNSを中心に瞬く間に広まっていき、現在超特大規模での重版が決定しているそうです。

あまりの人気っぷりに、作者の駄犬先生も驚きを隠せないようですね(笑)

この駄犬先生は、なんと44歳にして『小説家になろう』にて連載をはじめ、『誰が勇者を殺したか』は2作目だったそうです。(最初に書いたのは『モンスターの肉を食っていたら王位に就いた件』)

誰もが認めるすごい小説家になりたくて投稿をはじめたようですが、わずか2年足らずで実現してしまいました(笑)

1巻のあとがきを見ると、まさに駄犬先生こそ勇者にふさわしいのでは?と思ってしまうほどチャレンジ精神にあふれていました!

作品のあらすじ

まずは公式で発表されている1巻のあらすじを見てみましょう。

誰が勇者を殺したか
@駄犬/角川スニーカー文庫/誰が勇者を殺したか

勇者は魔王を倒した。同時に――帰らぬ人となった。

魔王が倒されてから四年。平穏を手にした王国は亡き勇者を称えるべく、数々の偉業を文献に編纂する事業を立ち上げる。かつて仲間だった騎士・レオン、僧侶・マリア、賢者ソロンから勇者の過去と冒険話を聞き進めていく中で、全員が勇者の死の真相について言葉を濁す。「何故、勇者は死んだのか?」勇者を殺したのは魔王か、それとも仲間なのか。王国、冒険者たちの業と情が入り混じる群像劇から目が離せないファンタジーミステリ。

『誰が勇者を殺したか』ネタバレ

あらすじの通り、この作品は勇者が魔王を倒し、帰らぬ人となったところから物語が始まります。

ここからアレクシアという女性(王女様)が、勇者のパーティーメンバー(騎士・レオン、僧侶・マリア、賢者ソロン)らの証言を元に、勇者の死の真相を探していくことになります。

それぞれが彼をどう思っていたのかが、インタビュー形式で語られていくという、群像劇スタイルが斬新で面白かったですね。

「勇者」と聞くと一見、「強くて才能があり皆から認められる存在」だと捉えがちですが、3人は口を揃えて、彼のことを不器用で才能もなく泥臭い人間だったと語っていきます。

ただその中にも確かな親しみがあって、彼のことを大切に思っている気持ちが伝わってくるんですよね。しかし勇者アレスの死の真相については、誰一人語ろうとはしません。

果たして勇者の死の真相とは何なのかを探っていくのが本作の肝の部分です。

重大なネタバレについては割愛しますが、本作はミステリー作品というよりかは、ヒューマンドラマ的な側面が強く、熱い友情や家族の絆や、大切な人を一途に思う気持ちなどを描いていく作品になるので、非常に心温まるストーリーです。

剣や魔法の才能のない凡人が「なぜ勇者となったのか」「なぜ魔王を倒すことができたのか」。そこに至る過去や、それを裏で操っていたキャラの真相が見えたとき、とんでもない感動が味わえます。

まさに1000年に1度の感動ファンタジーでしたね!
※読んだ人なら意味がわかるはず

『誰が勇者を殺したか』感想

誰が勇者を殺したか
@駄犬/角川スニーカー文庫/誰が勇者を殺したか

正直、前評判以上にすごい作品だなと感じました。

思ったよりページ数が少ないなぁ(250P程度)と若干不安のまま読み始めましたが、非常に独語の満足感とスッキリ巻もよく、きれいな物語となっていました。

個人的には、すべての真相が明かされた後の、スイーツの話が一番ほっこりしましたね。

ほとんどのページを使って「勇者の死の真相」を解明していくのかと思いきや、中盤であっさり謎が明かされ、さらに後半は予想もしなかった真実が突きつけられるという展開で、捉え方によって『誰が勇者を殺したか』が2転3転するのは素晴らしいとしか言いようがありません!!じわじわと盛り上がってくるためページをめくる手が止まりませんでした。

もちろんこの作品はミステリーがメインではあるんですが、本当に伝えたいのは登場人物それぞれの考え方、業と情にあります。

勇者とは一体何のか?ということを深く考えさせられるんです…。

「勇者=人類の英雄のような華やかな存在?」
「勇者=生き方を定められてしまった不幸な存在?」
「魔王を倒すから勇者なのか」
「勇者だから魔王を倒すのか」
「才能のある者が勇者になるのか」
「心が強い者が勇者になるのか」
「血筋や能力で選ばれたから勇者になるのか」
「自己研鑽に励み、なるべくして勇者になるのか」

この問いに正解はないとは思いますが、やはり『精神的な強さ』『譲れない思い』『覚悟』といったメンタル面って、ピンチになったときに最も大切なことだと感じます。

おおむねハッピーエンドとなり、清々しい気持ちで読み終えることができました。

新作ラノベの中では、今年1番の満足度の高い作品でした。

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まとめ

今回は『誰が勇者を殺したか』の感想やネタバレについてまとめてみました!

気になった方はぜひ原作小説を読んでみてください

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  • この記事を書いた人

シマアラシ

愛知県在住の20代で会社員してます! 休日はアニメ、ラノベ三昧の日々を過ごしています。 アニメや漫画、ライトノベルの情報や考察を発信しておりますので、 どうぞ気軽に楽しんでいってください!

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