今回は「千歳くんはラムネ瓶のなか」通称チラムネの後輩ヒロイン、望紅葉について解説していきます。
~目次~
紅葉はどんな人物?
物語の後半戦(7巻)から登場した嵐を呼ぶ新キャラ後輩ヒロイン紅葉。
千歳への愛が重すぎるあまり、明日姉、陽、優空が築き上げてきたテリトリーを意図的に破壊し、さらにはあの七瀬悠月まで屈服させる姿はエグすぎました。
学力、身体能力、ルックス、コミュニケーション能力、機転思考力どれをとっても化け物なんですよねw
7巻 ダークヒロイン紅葉爆誕!
7巻の文化祭で、チーム千歳が所属するクラスと同じチームになり、1年生代表として参加することになった紅葉。
6巻で一区切りついた物語に、めちゃくちゃ良いスパイスが加わった感じでしたね。
当初はいかにも素直で可愛げのある後輩に見えましたが、、、。
「ねえ先輩?私、頑張りますから。ー先輩たちに追いつけるように、仲間に入れてもらえるように」
『千歳くんはラムネ瓶のなか7』裕夢 ガガガ文庫
千歳は紅葉の言動に少し違和感を感じつつも、後輩と接することに慣れていないのだろうと自嘲していました。
応援団の合宿にて
応援団の主要メンバーは、柊家にて、テーマや振り付けを決めるための合宿を行うことになります。
もちろん1年生のリーダー紅葉も参加。
テーマとしては青組から連想して『海賊』となり、武器使ったり海をイメージしたりしたダンスを考えていきます。
動き回る望紅葉
合宿中、後輩の紅葉がやはりあちこちで先輩に絡みに行っていました。
あまりにもチーム千歳のことを知りすぎていてちょっと怖いレベル…w
ダンスで千歳のペアに立候補したり、千歳の衣装を作ろうとしたり、ヒロインから居場所を奪っていくのがどこか薄気味悪い感じ。
この段階では、彼女が本当に無邪気な後輩なのか、何か裏があるのかはなかなか判断が難しいですね。
ヒロインズは、紅葉のことを可愛い後輩だと思いつつも、積極的に千歳に絡みに行ける部分に嫉妬や自己嫌悪の感情を抱えはじめていました…。
居場所を奪っていく紅葉
中盤から、紅葉の暴走が加速していきます。
ヒロインたちが次々と自分の居場所が奪われていくという重たい展開ですが、私的にはあまりにもヒロインたちが脆すぎて正直少し笑ってしまいました(笑)
明日姉
→いつもの河川敷で、千歳と紅葉が踊っているのを見て感情的になってしまう。
陽
→自分よりもキャッチボールが上手い紅葉が千歳と楽しそうに汗を流しているのに感情が抑えられなかった
優空
→紅葉の料理の腕が一流なのに嫉妬。自分だけに許されていた特別な日常が奪われていくことに涙する
これまでお互いのポジションや役割を守るように、みんなが恋と友情の間で上手くバランスを取っていたところを、紅葉が徐々に壊していっています。
七瀬悠月VS望紅葉
こいつは意図的に私たちの居場所を踏みにじっている
『千歳くんはラムネ瓶のなか7』裕夢 ガガガ文庫
「もしもあいつのお人よしにつけこもうとしているなら、私が黙っていないってこと」
「どうして千歳に近づくの?」
紅葉の言動を見て違和感をぬぐい切れない悠月は、紅葉を呼び出して問い詰めます。
「そんなの、先輩のことが大好きだからに決まってるじゃないですか」
『千歳くんはラムネ瓶のなか7』裕夢 ガガガ文庫
ここで自分の本性をさらけ出す紅葉。
彼女は無邪気な後輩ではなく、妖艶な空気をまとった恋する乙女でした。
ただ、紅葉は何一つ、卑怯なことをしていたわけではないんですよね。
千歳のことが好きだからこそ、自分の恋に全力で向き合っているだけだ。先輩たちはお人よしすぎると主張する紅葉。
紅葉の言葉に、動揺を隠しきれない悠月。
あの七瀬悠月が、後輩ヒロインに論破され、さらに自分の傷口までのエグられるとは思いませんでした…。
勝ち誇った笑みを浮かべる紅葉と、叩きのめされて涙を流す悠月。千歳と悠月の一枚上をいく紅葉って化け物すぎるますね。
8巻 悠月とデート?
"たとえ美しくなくても、あなたの隣で生きていけるなら"
7巻での紅葉とのやり取りから、自分の美学を捨ててでも千歳への恋を成就させたいと強く思うようになった悠月。
後日、紅葉はそんな悠月をデート!?に誘い、2人は2巻で登場したエッグベネディクトのお店に足を運びます。
紅葉は悠月を叩きのめしてからも今までと変わらず絡みにいき、今回は改めて宣戦布告をしに来るというなかなかのメンタルの持ち主w
「愛する男のために変われない女なんて、私は恐くありません」
『千歳くんはラムネ瓶のなか8』裕夢 ガガガ文庫
「七瀬悠月よりはナナのほうが手強そうです」
悠月はどこまでの自分の気持にまっすぐな紅葉を美しいと思い、「ナナでも鏡の魔女にでもなってやる」という決意を固めます。
これまでたくさんのヒロインが登場しましたが、「なんとしてでも千歳を奪ってみせる!」みたいなキャラは紅葉がはじめてでしたね。
その純粋な気持ちと凄まじい行動力が、悠月の覚醒につながっていきます。
物語は進んでいた
紅葉は夕湖から夏休みの出来事について聞かされ、、、
自分の知らないところで物語が進んでいて、何も知らない自分が、チーム千歳が築き上げてきたその領域に空気を読まず入り込んでいたという感覚を強く抱くことに。
当然自分のしていたことを振り返り動揺する紅葉でしたが、それでも自分の軸がぶれることはありません。
悠月には少しからかわれましたが、千歳を手に入れることに躊躇はありません。
本当のライバルになった悠月と紅葉。こういう腹を割って話せる関係性もなんかジワるなぁ。
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まとめ
今回は『千歳くんはラムネ瓶のなか』の後輩ヒロイン望紅葉についてまとめてみました。
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズを読んでみてください!