今回は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」通称ロシデレの第1巻について、
ネタバレや感想、アーリャが放った最後のセリフの意味などを解説していきます!
~目次~
主人公とヒロインの紹介
アリサ・ミハイロヴナ・九条
『ロシデレ』のヒロインはアーリャこと、アリサ・ミハイロヴナ・九条。
ロシアと日本のハーフで学年1位の成績。
おまけに容姿端麗、スポーツ万能と完璧超人系ヒロインです。
優秀すぎるが故に、基本的に他人を見下すような態度をとっており、
「誰も寄せ付けない孤高のお嬢様」と他の生徒からは見られています。
久世政近
アーリャの隣の席に座るのは、主人公の久世政近。
授業中の昼寝は当たり前で、忘れ物の常習犯のため隣の席のアーリャによく教科書を見せてもらっています。
おまけに何に対しても無気力で、不真面目を絵に描いたような性格です。
ただ素の能力は非常に優秀で、「やるときはやる男」、
最近流行の「暗躍する主人公」、「陰の実力者」タイプの主人公です。
第1巻ネタバレ
第1巻は基本的にアーリャと政近の2人を中心に話が進んでいきます。
政近は幼少期にロシア映画をたくさん見ていた影響で、ロシア語がネイティブレベルで話せるんですが、隣の席のアーリャさんはそのことを知りません。
そんなアーリャさんは、普段ツンツンした態度を取っていますが、
政近が理解できていないと思って、調子に乗ってロシア語でデレまくっています(笑)
「何も知らないアーリャさん」と「本当はロシア語でデレてるのを知っている主人公」という構図で、
その二人のやり取りを上から楽しめるのがこの作品の大きな特徴でしょうか。
2人の日常(第1話)
だらしない政近をアーリャがからかったり、授業中に先生に当てられて間違った答えを教えたり、
2人のの微笑ましいやり取りが描かれていました。
有希の登場(第2話)
政近と友達の光瑠と毅が学食でご飯を食べていると、
政近の幼馴染みを自称する周防有希とアーリャが合流。
アーリャは政近と有希が幼馴染みということを知り、
仲よさそうに話している2人を見て、嫉妬心を強めていました。
ニーソックス(第3話)
早朝に教室で2人きりになったアーリャと政近。
アーリャは登校中に車の水しぶきがかかってしまい、ニーソックスを履き替えようとしていました。
そこでアーリャは政近をからかってみようと、好奇心で「穿かせて?」と発言。
アーリャは言った後に羞恥心に苛まれながらも、自分から言い出したため引っ込みがつかなくなります。
そして政近の手がアーリャの太ももに触れてしまったタイミングで、
アーリャは政近を蹴り上げ、政近はアーリャのピンクの〇〇を見てしまいます。
アーリャは【信っじらんない!バカ!死んじゃえ!】とロシア語で喚き、以降不機嫌になります。
アーリャが政近を気にする理由(第4話)
アーリャは今まで何でも1人で成果を出そうとしすぎて、
学校行事などで周りの人間と協力して物事に取り組むことができませんでした。
中学3年の文化祭でも1人で頑張ろうとして空回りしてる様子を見た政近は、
アーリャに対して「お前は間違っている!」とハッキリと言い、
成果を出したいなら周りの人間のやる気を引き出すということが大切だということを自身の行動で示しました。
政近のおかげで、クラスメイトと協力して文化祭をやり遂げる達成感を味わえたアーリャは、彼に対する印象が大きく変化しました。
生徒会に勧誘される(第5話)
政近は、生徒会に所属する有希とアーリャ、それと会長の剣崎統也から
「生徒会に入らないか」と勧誘されます。
政近はこれを断り、その後アーリャと帰っている途中、
酔っ払いにアーリャがからまれてしまいます。
政近は機転を利かせてアーリャのピンチを回避し、その場を丸く治めてみせました。
政近が不真面目になった理由(第6話)
中学時代に有希とともに生徒会副会長を務めていた政近。
政近は有希の頼みを断り切れずに、彼女のパートナーとして生徒会の一員になってしまった経緯があります。
そんな政近は努力したけど当選できずに涙を流す生徒を見て、
「俺みたいなクズが生徒会に相応しいわけないだろ……」
と考えるようになり、今もその罪悪感に苛まれて無気力になっています。
激辛ラーメン(第6,7話)
有希と2人で出かけていた政近は、偶然アーリャと合流。
そのまま3人で激辛ラーメン店に向かいます。
アーリャは辛いものが苦手にもかかわらず、素直に言い出せず、激辛ラーメンを注文。
案の定、泣きそうになりながらも、根性で完食します。
その後は、アニメショップに行った有希をおいて、政近とアーリャは服選びに。
アーリャは政近に服を褒めてもらえたことが嬉しくて、ファッションショーを始めます。
調子に乗ったアーリャは「大胆な服装に着替え、バッチリ決めポーズ」したところで有希が合流。
アーリャはロシア語で【……消えたい】と呟いていました。
生徒会メンバーに(第8話)
野球部とサッカー部がグランドの使用権を巡って争う中、
仲裁としてアーリャが現場に赴きます。
しかしアーリャが何を言っても話を聞いてもらえない中、助っ人として政近が登場。
政近は野球部とサッカー部が納得する落とし所を見極め、的確に会話を誘導してその場を切り抜けました。
そしてアーリャを支えていくことを決めた政近は、生徒会に入ることを決断します。
最後のロシア語は?
アーリャさんがロシア語でデレるシーンは、わかりやすいように工夫されており、
ほとんど日本語で書かれています。
そのぶん挿絵でロシア語がきたときに、セリフの意味がわからないようになっている仕掛けが絶妙でした。
第1巻のラストで、政近から「俺がお前を生徒会長にしてやる」と言われたアーリャは、「ありがとう」と口にし、その後ロシア語で何かをつぶやきました。
そのセリフの意味は2巻冒頭での、アーリャの回想シーンから「好き」と言っていたことがわかりました。
第1巻の感想
ロシデレは王道ラブコメでありながら、主人公の政近がヒロインの好意に全く気づかない鈍感系でない感じが個人的に良かったです。
ありがちな設定だと、主人公が多くのヒロインとのフラグを立てるために、
あえて好意に気づかないフリをすることが多いと思います。
ですがロシデレの場合は、政近はヒロインの本音を唯一理解できる人間だからこそ、
物語もテンポよく進んでいき、2人の間には他の登場人物たちとは明確に異なるつながりを作っている点が好印象でした。
また1巻読み終わった時点では、
サブヒロインのポジションにいる有希の活躍次第で、この作品の面白さが決まってくるのかなと思いました。
2巻のネタバレはこちらです。
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まとめ
今回は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』についてまとめてみました。
第1巻はメインヒロインのアーリャ一筋で進んだおかげで一貫性があり、
非常に読みやすく、純粋なラブコメを楽しむことができました。
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズを読んでみてください!