今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ』、通称よう実2年生編5巻をネタバレ解説していきます。
この巻は衝撃的すぎて読んだ後しばらく放心状態になってしまいました(笑)
そんなよう実2年生編5巻の満場一致試験の様子や退学者たちを詳しく見ていきましょう!
~目次~
5巻の主な出来事まとめ
5巻から夏休みが明けて、2学期がスタートしました。
この巻の主な出来事としては以下の通りです。
・綾小路と軽井沢が付き合っていることを公表→周囲混乱
・文化祭の概要が公表される→綾小路がメイド喫茶の店長に!?
・満場一致試験のルール説明→綾小路は堀北、軽井沢、平田と打ち合わせ
・櫛田と八神の作戦会議→綾小路と堀北を退学させたい
・満場一致試験について思うところがある茶柱と星之宮の会話
満場一致試験のルール
満場一致試験のルール自体ははかなりシンプルですが、
なかなか考えさせられる試験でした…。
生徒たちは、学校側が出題する課題に対して用意された選択肢に投票(全5問)。
その投票をクラス全員で満場一致になるまで繰り返し、全5問クリアすれば50クラスポイント、
時間切れになってしまった場合は300クラスポイントを失います。
課題①~④
課題①学園末試験での対戦相手の選択
クラス | 選択先 |
---|---|
堀北クラス | 一之瀬クラス |
坂柳クラス | 龍園クラス |
龍園クラス | 坂柳クラス |
一之瀬クラス | 堀北クラス |
課題①の各クラスの選択によって、
学年末試験は「坂柳クラスVS龍園クラス」、「堀北クラスVS一之瀬クラス」になることが決定しました。
課題②修学旅行先の希望
課題②は修学旅行先の希望で、北海道・沖縄・京都の3つからの選択です。
堀北クラスは「北海道VS沖縄」で論争が繰り広げられましたが、
じゃんけん対決の結果、北海道で満場一致になりました(笑)
他クラスの選択については不明です。
課題③プライベートポイントとプロテクトポイント
選択肢1:毎月支給されるプライベートポイントが0になる代わりに、クラス内のランダム3名にプロテクトポイント付与
選択肢2:毎月支給されるプライベートポイントが半分になる代わりに、クラス内の任意の1名にプロテクトポイント付与
選択肢3:筆記試験の成績下位5名のプライベートポイントが0になる
堀北クラスは2を選択し、リーダーである堀北にプロテクトポイントを付与していました。
他クラスの選択については不明ですが、
ここでのプロテクトポイントは誰が持っているのか他クラスには伏せることできるため、特別試験ではかなり有効的に使えそうです。
あくまで予想ですが、
龍園クラスと一之瀬クラスは2を、
坂柳クラスは3を選択したのではないかと考えています。
根拠としては、坂柳クラスは多くのクラスポイントを持っており、
プロテクトポイントを付与するよりも、2000万プライベートポイントで退学者を救済したほうが将来的にはコスパが良いからです。
一之瀬クラスは、無難な選択をすると考えられるので2。
龍園クラスはプライベートポイント重視ではありますが、プロテクトポイントの使い方が一番上手いのはおそらく龍園であり、
一回限りの無敵状態になってやりたい放題する龍園が見てみたいという思いで2と予想(笑)
クラス | 選択 |
---|---|
堀北クラス | 選択肢2(堀北に付与) |
坂柳クラス | 不明(予想は選択肢3) |
龍園クラス | 不明(予想は選択肢2) |
一之瀬クラス | 不明(予想は選択肢2) |
課題④2学期期末試験について
選択肢1:難易度上昇
選択肢2:ペナルティ増加
選択肢3:報酬の減少
これは汚い問題ですね…(笑)
デメリットしかない選択肢の中、堀北クラスは2を選択しました。
他クラスの選択は不明です。
個人的に、ここでの選択は今後に大きな影響はないのかなと思います。
課題⑤100クラスポイントor退学者!?
4問目までは、各クラス順調に課題をクリアしてきましたが、
5問目の課題には各クラス苦戦を強いられます。
その最終課題は、
退学者を出す代わりにクラスポイントを100得る(賛成or反対)
というものでした。
龍園クラスの選択
龍園クラスの方針では、反対に票を入れることになっていましたが、
賛成に票を投じ続けていた時任という生徒が龍園に反抗します。
ですが龍園は、アルベルト・ひより・葛城にわざと賛成票を入れさせ、
時任に仲間がいると思い込ませる策を講じます。
時任は自分と同じで龍園に反抗的な生徒がいると思い、反撃の狼煙を上げましたが、
実際は龍園の手のひらの上で踊らされていたことに気づき、龍園クラスは反対で満場一致!
一之瀬クラスの選択
一之瀬クラスも退学者を出ないように反対票に入れることでクラスの方針が決まります。
しかしクラスの全員が迷うことなく反対に投票しようとする様子を見た神崎は、
たった一人で賛成に票を投じます。
神崎は、犠牲を出すことを気にするあまり、
上のクラスを目指すチャンスをことごとく逃してしまっているクラスの現状を変えたいと訴えましたが、
結局は一之瀬やクラスメイトにまるめこまれ、反対に票を投じることになりました。
よって一之瀬クラスも反対で満場一致!
坂柳クラスの選択
坂柳クラスはわずか2回の投票で、あっさりと反対で満場一致!
坂柳はAクラスが窮地に追いやられることがあれば、間違いなく退学者を出す選択をしたと思います。
ですがこの状況で退学者を出せば、クラス内に不信感が生まれてしまう可能性が高く、
100クラスポイントを得るよりも失うもののが大きいと、坂柳は判断しました。
堀北クラスの選択
堀北クラスでの、反対による満場一致を狙うことになりました。
しかし櫛田だけは匿名投票なのをいいことに、賛成に票を入れ続けます。
これは八神からの指示で、退学者を出す状況をつくることで、
適切に会話を誘導して堀北か綾小路を退学させようという狙いがありました。
櫛田の意図に気づき、反対での満場一致が難しいと判断した綾小路が、退学者を選ぶ方向で話を切り出します。
そこで櫛田はは悲劇の少女を演じ、クラスを指揮している堀北か、退学者を出すと言い出した綾小路に
責任を持って退学してもらうようにクラスを誘導。
しかし悪いのは賛成票を投じ続けた生徒ということで話がまとまり、綾小路が賛成票を投じていた生徒を名指しします。
「櫛田、お前だ」
当然クラスは大混乱で、名指しされた櫛田を擁護する声も多かったが、
そこで綾小路が櫛田の本性、過去の事件、プライベートポイントを毎月半分渡していること、
そして退学されられそうになっていることを暴露します。
それによって、櫛田はクラスメイトからの信頼を完全に失ってしまいます。
しかし櫛田はこれでは終わらず、中学のときと同じように、クラスメイトの秘密を次々に暴露していきました。
誰もが櫛田の退学を確信していたと思いますが、
ここで堀北は圧倒的なコミュニケーション能力を持つ櫛田の才能を失うのはもったないと考え、
櫛田をクラスに残すという結論を導き出しました。
佐倉の退学
堀北の「櫛田を残す」という決断には、綾小路も驚いていましたが、堀北の決断に乗っかり、
「一番退学にすべきなのは、クラスで一番足を引っ張っている生徒だ。」
「足を引っ張っているのは誰だ?」「佐倉、お前だ」
とOAAの数値がクラスで最も低い佐倉を指名。
これは…ひどすぎる、、、。
会話の流れからも
自分が退学するべきだと悟っていた佐倉は、想いを寄せていた綾小路からの言葉を受け入れます。
「バイバイーーーー、清隆くん」
©衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編5巻
そう言い残して、佐倉は高度育成高等学校を後にしました。
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まとめ
今回はよう実2年生編5巻の満場一致試験についてまとめてみました!
改めてエグすぎる試験だったとわかりました(笑)
この巻では初めて主要人物の佐倉が退学したことで、これから自分の推しキャラが退学なる展開も余裕でありそそうで怖い…。
この記事で紹介しきれなかったエピソードもたくさんあるので、
気になった方はぜひ原作も読んでみてください!