今回は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」通称ロシデレの第6巻について、
ネタバレや感想、文化祭での政近とアーリャ、
学園祭の裏で巻き起こる大事件、そして最後のアーリャの言ったロシア語の意味などを解説していきます!
~目次~
ロシデレ6巻はどんなお話?
ロシデレ6巻は、
5巻の「政近&アーリャ」VS「有希&綾乃」の白熱のクイズバトルの続きから。
学園祭の後半戦がスタートします。
生徒会の威信を懸けて行われる征嶺学園の学園祭。
全生徒がアーリャの劇的勝利に湧いた初日も終了し、秋嶺祭はいよいよ最終日に突入!
恋にコスプレにバンド演奏、最高潮の盛り上がりを迎えるかに思われた最中に大事件が勃発!?
何者かの策略によって学園祭が壊されようとする中、
政近は陰謀を暴き騒動を収めるべくたった1人で動き出すーーー。
「俺を信じて待っててくれ。必ずライブは決行させる」
「ええ、信じてる」思惑入り乱れる学園祭。
政近はこの騒動を収めアーリャさんを輝く舞台へと誘えるのか!?
大人気ロシアJKとの青春ラブコメ。
波乱の学園祭編、クライマックス!
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』6巻
今回もラブコメ要素だけじゃなくて、
主人公の暗躍や頭脳バトル展開が予想できるあらすじですね。
それでは早速6巻の内容をまとめていきますー!
ロシデレ6巻「ネタバレと感想」
第1話 『エルフ』になったアーリャ
有希とアーリャの白熱したクイズバトルも終わり、
政近とアーリャはクラスの出し物の手伝いに参加。
政近たちのクラスの出し物はコスプレ喫茶で、
政近は魔法使い、アーリャはエルフのコスプレで登場。
アーリャの衣装だけはクラスの手芸部員が一生懸命準備したようで、
アーリャの美貌も相まって完全にエルフそのものだった。
政近はアーリャのあまりに浮世離れした姿に「ふぁ?」とアホみたいな声を上げ、
他の生徒たちもアーリャに釘付けになっていた。
そんな中、浴衣姿の有希が政近たちの店に訪れ、
「よかったら一緒に文化祭をまわりませんか?」とアーリャと政近を誘う。
クラスメイトは、アーリャの外出をあっさり承諾(アーリャ校内をまわれば宣伝効果抜群だから)。
そうして3人は少しの間、一緒に文化祭をまわることになった。
第2話 メイドの乃々亜
3人が向かった先は1年D組とF組の『合同メイド喫茶』。
3人が店に入ると美少女メイドになった乃々亜が登場し、
「お帰りなさいませぇ♡ご主人様♡お嬢様♡」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』6巻
と完璧なお出迎えを披露。
ここでの乃々亜はいつもと違ってすごい新鮮だった!
普段はモデルの仕事で見られるのは慣れてるから、メイドには全然抵抗はないのかな?
ちなみに政近は乃々亜のあまりの不気味さに胸焼け。
アーリャは普段とのギャップに思考停止。
有希はメイド服をネタに政近とアーリャをからかっていた。
その後政近は「メイド長:沙也加」の計らいで乃々亜とツーショットチェキを撮影することになり、公開処刑となった。
それから3人は有希のクラスの出し物を見に行くことに。
そこでアーリャは「夏祭りのリベンジだ」とヨーヨー釣りを一生懸命やっていたが、
アーリャをほったらかしにして政近は有希と射的の勝負をしていた。
ここでの有希と政近の会話はすごいよかった……(>_<)
しかしその後アーリャは、自分をほったらかしにして有希とイチャイチャしていた政近に対して、不満をぶちまけていた……。
第3話 マーシャのマジックショー
拗ねてしまったアーリャのご機嫌回収に努める政近は、
アーリャと一緒に、マーシャのクラスがやってる『マジックバー』へ。
マーシャは2人を出迎え、練習したマジックを披露しようとするが
どれも上手くいかず、少し重い空気になる。
どうやらマーシャは信頼できる人間を前にすると、極端にアホになるという設定みたい。
前巻でマーシャの政近への想いが明らかになったけど、
妹の前では全然そんな素振りを見せないところはさすがだね!
その後アーリャはエルフの衣装を着替えるために、手芸部の部室へ向かう。
【一緒に写真を撮りたい】みたいなことをロシア語で呟くアーリャを見た政近は
葛藤の末「記念に写真を撮らないか?」と提案する。
政近は意外にも写真撮影にのめり込み、シャッター回数は30回を超え、
アーリャもまんざらでもない様子だった。
第4話 綾乃の意地
文化祭で政近が自分以外のメイドに尻尾を振っていたのがショックだった綾乃は、
政近に対して「全力でご奉仕させていただきます」と、
いつにも増してメイド業に魂を込めていた。
政近にマッサージ、食事の用意、お風呂で背中流し・シャンプー、耳かきなど綾乃ファンは歓喜のエピソードだった。
第5話 まさかの百合展開!?
政近は、第5巻で親友の毅と光瑠のバンドの解散のきっかけを作った白鳥奈央に接触する。
奈央は付き合っていたベース担当の隆一に
「本当はなあなあで付き合ってただけ。実は光瑠のことが好きだった」と暴露して、
バントメンバーの人間関係に亀裂が入っていた。
しかし奈央の言葉は全部嘘で、
本当は親友の水無瀬里歩のことがずっと好きだったようだ。
奈央は大好きな里歩が隆一とくっつかないように、
自分が無理して隆一と付き合ったというのが真実だった。
政近は奈央の自分勝手な行動のせいでバントがめちゃくちゃになったことを指摘し、彼女の傷口をえぐる。
その後政近は、怒りにまかせて奈央を責めすぎたことを後悔していると、
心配して後を付けていたマーシャが登場する。
マーシャは政近を抱きしめ、「いつでも甘えていいんだよ?」と言って頭をなでなでする。
政近は母性の暴力というものを学んだ。
第6話 謎の襲撃事件発生
アーリャが正式にバンドのリーダーに就任し、ライブの本番を迎える。
政近は慣れないバンド活動の中でリーダーシップを発揮し、
自分から必死にコミュニケーションを取ろうと努めてきたアーリャを認め、
「よく頑張ったな」と優しく頭を撫でる。
そんな中、謎の男がステージに爆竹を投げ込み、観客は大パニック。
政近はアーリャを庇い、必死に解決作を考える。
そこに桐生院菫をはじめ、剣道部を連中が犯人の男を撃退。
しかしそれ以外にも、学園祭におかしな連中が紛れ込んでおり、政近は各地で起こるトラブルを解決するために動くことになる。
第7話 各地で起こる事件
謎の不良グループに光瑠と玲亜(乃々亜の妹)が絡まれていた。
そこに乃々亜、政近、そして乃々亜の取り巻き(狂信者)が不良を撃退する。
ちなみに最初1人で事件現場に乗り込んだ乃々亜は、
不良たちに全く恐怖を感じることなく、むしろその状況を楽しんでいたのが怖かった(笑)
乃々亜には、幼いころから罪悪感や共感性が欠落した「特異体質」という設定が加わった。
同じく不良グループに絡まれていたメイド喫茶は
桐生院菫が、「そこまでですわ!」とヒーローみたいなセリフで登場して撃退。
その他のトラブルも茅咲や有希&綾乃が制圧していった。
第8話 黒幕「桐生院雄翔」
この一連の事件を裏で手を引いていたのは、桐生院雄翔だった。
桐生院雄翔
以前から生徒会長の座を狙って、裏でコソコソしていたピアノ部の部長。
雄翔は、現生徒会長に恨みのある加地という生徒や他校の不良グループを使って学園祭をめちゃくちゃにし、
生徒会の権威を失墜させるのが狙いだったようだ。
政近はそんな雄翔に対し、
「全部台無しにしようとしたお前を……俺が許すと思ってるのか?」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』6巻
と怒りをあらわにする。
政近は並外れた戦闘力を発揮し、雄翔を押さえつけある勝負を持ちかける。
勝負内容:ピアノ
賭け:政近の勝利→雄翔は皆の前で自分のやったことを白状する
雄翔の勝利→政近は雄翔の犯人疑惑に関して静観する
第9話 雄翔とのピアノ対決
政近は菫とマーシャに協力を依頼し、
早速雄翔とのピアノ対決が実現する。
ちなみに政近のピアノの才能は、幼い頃からずば抜けていたようだが、ここ5年はピアノに触れてすらいなかった。
対する雄翔は幼い頃に政近にピアノで負け続け、
『準優勝』というあだ名を付けられてしまったことをずっと根に持っていた。
雄翔の圧倒的な演奏に観客が酔いしれる中、政近の出番がやってくる。
政近は「今日はマーシャさんのために、演奏するつもり」とマーシャに告げ、鍵盤に向かった。
政近は5年前に「ピアノを聴かせてあげるよ!」とマーシャと約束していたが、
それが叶わないまま、マーシャロシアに戻ってしまっていた。
今回はその約束を果たすために、政近はピアノを弾いた。
第10話 勝負の行方と恋の行方は!?
一方、アーリャのライブはいつの間にか終わっており、
乃々亜や沙也加らバンドメンバーとライブの成功を喜び合っている中、
講堂で政近と雄翔がピアノ対決をしているという情報が入ってる。
アーリャは急いで政近のいる場所へ向かい、彼の演奏を聞いていたが、
その演奏が「自分ではない誰かに捧げる恋歌である」ことを確信し、アーリャはは激しく動揺する。
ピアノ対決の結果は政近の圧勝!
マーシャは政近の演奏を聴いて、
「やっぱりわたし、久世くんのこと好きだなぁ」と改めて好意を伝え、彼を抱きしめる。
その後政近はアーリャに誰もいない場所まで連れていかれ、
【あなたは私のパートナーなのよ……?】とロシア語で囁き、彼をぎゅっと抱きしめ、さらに首筋にかみついた。
最後のロシア語は?
文化祭もなんとか無事に終了し、
政近はアーリャに「後夜祭一緒にまわらないか?」と誘う。
アーリャは「今だけは……政近君は私のパートナーなのね」と心の中で呟く。
そして最後のロシア語は、直訳すると【永遠に】という意味だったので、
【ずっと私のパートナーでいてね】ということだと思う。
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まとめ
今回は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』第6巻についてまとめてみました。
6巻は、
主人公のチート能力と、
桐生院雄翔の小物感、
アーリャの成長&抑えきれない恋心、
が中心に描かれていましたね。
奈央とバンドメンバーの和解は次巻に持ち越しかな。
今後はアーリャと有希の一騎打ち、そしてアーリャ、マーシャ、政近の3角関係、
それから財政会の人間も絡んできそうな雰囲気がありますね。
7巻も楽しみに待ちたいと思います!それではまた!