~目次~
ようこそ実力至上主義の教室へ:通称『よう実』とは?
よう実は、MF文庫Jより、2015年5月から刊行されているライトノベルで、
原作:衣笠彰吾先生
イラスト:トモセシュンサク先生
がそれぞれ担当されています。
この『よう実』、2023年1月現在で、全23冊刊行されていて(1年生編全14巻、2年生編9巻)、
かなり長いライトノベルシリーズ作品となっています。
これだけの冊数を刊行されていながら、TVアニメの放送の影響もあって、
ものすごい勢いで人気を獲得していき、原作ファンも非常に多い作品です。
「このライトノベルがすごい」(通称このラノ)というライトノベルの人気投票で、
よう実は2020年度から3年連続で読者投票1位を獲得しています!
登場人物も、主人公の綾小路清隆をはじめ、同クラスの堀北鈴音、
ライバルクラスの龍園翔、一ノ瀬帆波、坂柳有栖、さらに1年生編中盤からヒロインになった軽井沢恵など、
魅力的なキャラクターがたくさんいます。
軽井沢は「このラノ」のヒロインランキングでは、2020年、2021年と1位に輝いていました!
アニメの方も、2017年にはTVアニメ1期、2022年7月からTVアニメ2期が放送され、
2023年にはTVアニメ第3期が放送予定となっており、原作もアニメも今非常に盛り上がっている作品です!
よう実:簡単なあらすじ
作品の舞台は、進学率就職率がほぼ100%といわれている高校。
この高校は「完全実力至上主義」の高校で、卒業後の進路が約束されているのは、
卒業時に最も優れた成績をとっていた1クラスのみで、A~Dの4クラス間でバトルが繰り広げられます。
問題行動を起こしたり、定期テストでの赤点、課題の成績によっては、退学されられてしまうというペナルティもこの作品の魅力を押し上げています。
生徒たちは、通常の学校生活に加えて、学校サイドが出す『特別試験』というルールに基づいたゲームで争い、その結果によりクラスにポイントが振り分けられます。
そしてそのポイントの獲得数に応じて、クラスの順位(A~D)が変動し、
最終的にAクラスで卒業が確定すると、自分の望んだ進路へのフリーパスを手に入れることができます。
当然、各クラスがAクラスで卒業することを目指して思考をめぐらし、時にはクラス間で同盟を結んで他クラスを攻撃するといった競り合いの様子が描かれています。
そんな「よう実」の主人公:綾小路清隆は、入学時「Dクラス」という一番下のクラスに配属されます。
綾小路は、同じく曲者揃いのDクラスに配属され、Aクラスを目指す堀北鈴音と協力しながら、クラスメイトの問題やクラス内のあれこれを解決し、上のクラスを目指して戦っていきます。
よう実の魅力とは?
よう実は特別試験などでのクラス間の駆け引き、頭脳戦が抜群に面白く、
全く予想していなかった展開がどんどん出てきて、非常に見ごたえがあります。
最強主人公の綾小路が徐々に実力を発揮していったり、裏でいろいろ手をまわしていたりしているのがめちゃくちゃ良いですね!!
さらに魅力的なキャラクターもこれでもかっというくらいそろっていて、
主人公の所属するDクラスだけじゃなくて、A、B、Cどのクラスにも魅力的なキャラクターがたくさんいます。
2年生編からもどんどん新しいキャラクターが登場し、今までスポットがあたっていなかったキャラクターも徐々に頭角を現してきたりしています!
個性豊かなヒロインもたくさん登場するので、彼女たちと綾小路の関係の変化にも注目です。
なのでキャラクター的にもシナリオ的にも、読みごたえのある作品になっています。
2017年TVアニメ第1期! 作画よし! でも原作改変で……
2017年、全12話でTVアニメ第1期が放送されました。
主に原作の1~3巻をアニメ化していました。
アニメ単体で見ると、作画もそれなりに安定しており、ストーリーも文句なしに面白いので、良作だと思って視聴された方が多いかと思います。
しかし放送当時は、原作ファンの方々から非常に厳しい意見が飛び交っていました。
その厳しい意見が飛び交ってしまった原因に、原作の改変度合がかなり高かったことが挙げられます。
アニメの1クール用にうまくまとめたというような改変が目立っておりまして、
重要キャラの立ち位置が変わっていたり、今後の展開につながっていく描写が見られなかったりと、
2期以降どうやって辻褄を合わせていくのだろうかと感じる部分が多かったということで、
原作ファンからアニメに対する批判的な意見が目立っていました。
でもアニメからよう実に入った方は、全然気にならないと思いますし、
まずはアニメから入って、原作を読んでいくという形でもよいかもしれません。
アニメのストーリーは、
原作1巻
『高度育成高等学校』の説明、中間テストを1~3話
原作2巻
『CクラスとDクラスの暴力事件』、須藤・佐倉の救済を4~6話
原作4.5巻
『夏休みのプール会』を7話
原作3巻
『無人島サバイバル試験』を8~12話
となっていました。特に、原作2巻、4.5巻に該当するお話がかなり改変されていましたし、
制作の都合上カットされている部分も多くなっているので、ぜひ原作も読んでみることをおすすめします!
2022年TVアニメ第2期 波乱万丈!「前半と後半で評価一変!!」
2022年の7月から5年ぶりに、全13話でアニメ化されました。
1クールでここまで評価が変わる、感情が乱高下するアニメはなかなかありません( ゚Д゚)
1~3話(原作4巻) 船上試験編
待ちに待ったよう実2期が始まって、わくわくしていた序盤は、無人島試験の後の船での特別試験の様子が描かれました。
船上試験が始まって早々に作画は崩れ、ストーリー的にもそこまで盛り上がるエピソードではなかったので、
原作ファン、アニメファンどちらの視点からも厳しいスタートになってしまいました。
4~6話(原作5巻) 体育祭編
体育祭編に入ってからも、大胆な名前の間違い、作画は不安定さなどが露見してしまい、
ほとんど動きのない体育祭になってしまいました。
さらに大量の原作カットがあり、総集編を見ていると錯覚するくらい展開が早く、
各キャラの個性や関わりが見られないのが個人的にはすごく残念でした。
7~9話(原作6巻) ペーパーシャッフル編
6話までは、批判的な意見が目立ったよう実2期ですが、後半から風向きが変わり始めます。
作画にも安定感が出てきて、ミスもほとんどなくなりました。
また、主人公と協力関係になった軽井沢恵の恋心を原作以上に押し出しており、視聴者の反応も良くなっていきました。
その後、ついに櫛田桔梗が本性を現したことによって、ストーリーの面白さが加速していきました!
10~12話(原作7巻) VS龍園編
物語の終盤では、ついにDクラスの黒幕(綾小路)を引きずりだすために仕掛ける龍園とのバトルが始まります。
特に12話のバトルシーンのクオリティの高さには驚かされました。
前半ではアニメに対して、批判的な意見の多かった原作ファンからも、
龍園VS綾小路は非常に高評価が目立っていました。それくらい見ごたえありましたね!
制作陣も綾小路同様、実力を隠していたのでしょうか( ゚Д゚)
13話(原作7.5巻) VS龍園のその後、Wデート、坂柳との邂逅
13話は7巻のエピローグから7.5巻の内容まで、ポイントを押さえて、しっかりとまとめてくれていました。
後半にかけては、軽井沢の可愛さがピカイチでした!
Cパートでは坂柳との邂逅シーンがありましたが、原作では、体育祭のときにすでに出会っています。
アニメ2期のラストに坂柳との邂逅をもってくることによって、アニメ3期への引きをつくりだしていました。
個人的にこの改変は非常に良かった!!
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よう実はアニメでカットされてしまった場面が多くあります。
よう実をもっと知りたい方は、ぜひ原作小説を読んでみましょう!
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さいごに
今回は、よう実のあらすじや魅力、アニメについて考察していきました。
よう実についての理解を深めていただけましたでしょうか?
アニメを見てない方は、まずはアニメの視聴を、
原作を読んでいない方は、原作の読んでみることをおすすめします!
原作勢は、もっともっと「よう実」を楽しめるような考察や展開のキャラクターへの理解を深めていきましょう(^^)/