今回は「よう実」人気NO.1ヒロイン『軽井沢恵』について解説していきます。
原作での人気もさることながら、アニメ2期の放送によっても軽井沢ファンはさらに増えました。
そんな軽井沢の過去や、動向、綾小路との関係性について見ていきましょう！！
原作のネタバレを含むのでご注意ください！！
～目次～
プロフィール
2年生時点でのOAA（All Over Ablity)
⇒学力D+(40)、身体能力C-(44)、機転思考力B-(61)、社会貢献性D+(40)、総合C(47)
| 軽井沢恵 基本情報 |
|---|
| ・身長：154㎝ ・誕生日：3月8日 ・星座：うお座 ・一人称：あたし ・性格：自己中心的、強気、クラス女子ヒエラルキーのトップに立つ ・池や山内からの印象：付き合うのは良いが結婚は嫌なタイプ ・特徴：おしゃれが好き、金遣いが荒い。人に寄生することで自分の身を守っている ・長所：基本の能力では計れない求心力のようなものがある（by面接官）。頭の回転が早く、立ち回りも上手い |
「このラノ」2年連続1位！
この軽井沢恵というキャラですが、数々のヒロインが登場するよう実の中でも抜群の人気を誇っています。
原作小説が進むにつれてその人気と知名度はぐんぐん上がっていき、
2020、2021年の「このライトノベルはすごい！」の女性キャラ部門で、
あの御坂美琴を抑えて堂々の1位になっています。(ちなみに2019年は8位、2022年は4位)
2年生編からは出番は減ってしまいましたが、
要所で綾小路とのラブラブシーンがあって、毎巻軽井沢の出番を楽しみに待っております(^_^)
物語序盤は、クラスのモブギャル的な立場だったところから、
まさかのメインヒロインにまで成長を遂げていきました。
軽井沢恵の壮絶な過去
ここからは軽井沢の過去について解説していきます。
軽井沢は、中学時代に壮絶ないじめを受けていた過去があり、
それがきっかけで物語への関わり方が大きく変化していきます。
「殴る、蹴る」などの暴力は当たり前で、
「落ちた食べ物を無理矢理食わされる」、「上履きに画鋲を入れられる」、
「好きでもない男子に告白させられる」、「トイレの水をぶっかけられる」
など、えげつないいじめられっぷりでした(-_-)
なので彼女は中学時代に受けていたいじめを隠すため、そして再びいじめに合わないようにするために、
「誰か強い男子に寄生する」、
「自分の身を守るためならなんでもする」
といった人格が形成されていきます。
また、当時のイジメの際に負った傷が、左脇腹付近に残っており、人前で肌をさらすことにかなりの抵抗を持っています。
原作1～4巻：入学時からの動向
高度育成高等学校入学後、軽井沢は早々に
同じクラスのリーダー的な存在であった平田洋介に中学時代にいじめを受けていたことを告白し、
平田の彼女になることで自分を守る環境を構築していきます。
そしてクラス内での発言権も強めていきます。ここのあたりの立ち回りはほんとに見事でした！
虚勢を張っていることを理解してから、あらためて軽井沢の行動を振り返るとなんか辛い……
軽井沢が原作で本格的に目立ってくるのが3巻の無人島試験からになります。
ここでも自己中心的な発言が印象的で、下着が盗まれたことでも目立っていました。
そして4巻の船上試験で、Cクラス真鍋とのトラブルの際に、
自身がいじめられていた過去がバレてしまい、再び本格的ないじめを受けてしまいます。
（すべて綾小路に仕組まれてしましたが、、、）
これまでの学校生活でも、その大きな態度が原因で目の敵にされることもあった軽井沢ですが、
案の定、Cクラスの女子からも反感をかってしまっていたんですね。
最終的には綾小路が真鍋たちを脅して、軽井沢を助けることになります。
そのとき、綾小路は軽井沢に対し、平田よりも自分の方が有用であることを告げ、
軽井沢と綾小路は協力関係を結びます。
綾小路は、軽井沢の「場を支配する力」に利用価値があると考えていました
その後、平田との偽装カップルを続けながら、綾小路の手駒としての行動が増えていきます。
原作4.5～7巻：綾小路の手駒
船上試験後、綾小路の手駒として活躍していきます。
原作4.5巻
：須藤・池・山内らの女子更衣室盗撮計画を防ぐ（アニメでは堀北に置き換えられてしまった(ﾟoﾟ;)）
原作5巻
：体育祭の話し合いで、意図的に反対意見を述べ、櫛田にも意見を求める立ち振る舞いをする
原作6巻
：ペーパーシャッフル試験では、櫛田の制服を汚して、カンニングペーパーを仕込む
他にも、交友関係緒狭い綾小路では入手が難しいクラスメイトなどの情報を、綾小路に伝える役割も果たしています。
基本的に裏方としてしか動かない綾小路にとって、場を支配する力・求心力がある軽井沢との相性は抜群でした。
VS龍圓編
そして7巻の龍圓とのバトルで状況は大きく変わります。
7巻序盤、綾小路は軽井沢に対して、一方的に協力関係の解消を言い渡し、軽井沢の未練をくすぶります。
中盤は、Cクラス龍圓に、黒幕X（綾小路）に通じる人物として疑われて拷問されます。
さらには真鍋たちからのいじめも裏で綾小路が仕組んでいたことを知らされ絶望。
そして最後は身も心もボロボロになってタイミングで、すべての元凶である綾小路に救われます。
これだけ見ると、めちゃめちゃ不憫な少女ですね、、、
綾小路は最低だけど、最高にワクワクするシーンでした。
7.5～11.5巻：綾小路に恋してしまった軽井沢
7巻での事件をきっかけに、軽井沢は綾小路の手駒というよりも、
完全に恋する乙女になってしまいました。
原作7.5巻では、佐藤の告白を断った綾小路と、パートナーとしても関係を築き、
綾小路からは「恵」と名前呼びされて照れていました。
8巻の混合合宿では、綾小路に名前呼びでからかわれたり、
9巻では、平田との偽装カップルを解消し、
綾小路のためにバレンタインチョコ作りに奮闘していたりしていました。
10巻のクラス内投票では、綾小路が退学させられそうになった電話で知らせるナイスな働きをしており、
かなり綾小路のことを心配している描写が多くなっています。
そして11巻では、綾小路から誕生日プレゼント兼バレンタインのお返しとして、ハート形のネックレスをもらいました。
世間知らずの綾小路からのプレゼントを酷評しつつも、まんざらでもない様子で、
ネックレスを付けて2人で出かけるシーンを想像しちゃってる様子は最高でした（笑）
11.5巻では、綾小路とCクラス椎名ひよりが2人でカフェで話しているシーンを目撃した軽井沢は、
めちゃめちゃ嫉妬心を抱き、不機嫌になります。
綾小路が、軽井沢の嫉妬させるために仕組んでいました、、、。
そして軽井沢が自分に対して好意を抱いていることを確信した綾小路は、
軽井沢に告白し、2人は正式に付き合うことになりました。
『恋愛の教科書』でしかなかった軽井沢恵
1年生の春休み、晴れて恋人になった2人ですが、
綾小路は軽井沢のことを『恋愛の教科書』としてしか見ておらず、
教科書の役目が終われば別れることが原作の独白でも言及されています。
綾小路は軽井沢がいつ別れることになるのか、ずっとビクビクしながら原作を追っています(ﾟoﾟ;)
軽井沢、、、不憫すぎる！！
2年生編：綾小路の恋人としての軽井沢恵
綾小路との交際を正式にスタートさせたことで、軽井沢は2年生編からメインヒロインの立ち位置になりました。
ただ2年生編は、物語の内容的に「ホワイトルーム生VS綾小路」や
生徒会長南雲をはじめ、上級生との関わりも増えてくることから、
彼女ポジション以外での活躍は少なくなってしまいます。
基本的には、何かと女子と接点の多い綾小路に対して、嫉妬する場面が多く見られます。
2年生編3巻の無人島試験で、1年生の七瀬と行動をともにする綾小路に対して、
彼女として不安を隠せない様子でしたが、不意打ちにキスされて呆然としてしまいました(^0^;)
4.5巻では、綾小路が後輩をたぶらかしているという噂を聞きつけ、
綾小路が浮気をしていないか問い詰めています。
しかし、夏休みは一緒に過ごす時間が長くなったことで、
軽井沢の綾小路への依存はどんどん強くなっていきます。
5巻の「満場一致試験」ではヘイトを向けられた綾小路を守るために必死で立ち振る舞い、
6巻では、ついに綾小路と一線を超えたと推測される描写もありました。
8巻の修学旅行編では、なかなか綾小路と関わる機会がなく、不満げな軽井沢が印象的でした。
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まとめ
今回は、よう実大人気ヒロイン「軽井沢恵」について見ていきました。
物語の序盤はヒロインになるとは全く予想していませんでしたが、
壮絶な過去、綾小路の手駒としての活躍を経て、見事メインヒロインを勝ち取りました！！
これまでの軽井沢を見ていると、かなりの依存癖があり、嫉妬心や独占欲も強く、
綾小路への執着もどんどん強くなっているという印象です。
今後綾小路との関係がどう変化していくのか、
「すでに恋愛の教科書としての役割を終えてしまった軽井沢」はあっさり捨てられてしまうのか、
最新刊が待ち遠しいですね。
