今回は「よう実」から、残念ながら退学になってしまった生徒たちを紹介していきます。
高度育成高等学校では問題行動や試験の結果によっては、すぐに退学措置を講じられてしまうため、
読者の方も次はだれが切られるのかハラハラですよね。
それでは1年生編、2年生編に分けてみていきましょう！
名前などの詳細がわからない生徒は割愛してます
ポチップ
～目次～
1年生編の退学者は誰？
1年生編ではじめて退学者が出たのは、
原作10巻で、2年生進級前の3月に当たります。
これまでテストで赤点ギリギリだったり、問題を起こした生徒もいましたが、
結局3学期まで退学者は出ていませんでした。
この時点で退学者が出ていなかったのは高度育成高等学校の歴史の中ではじめてらしく、
そのせいで1年生全体に『クラス内投票』という特別試験が課せられることになります。
ルールはシンプルで、生徒同士の投票において
賞賛票を最も多く集めた生徒がプロテクトポイント（退学を取り消せる）を獲得でき、
逆に批判票を最も多く集めた生徒は「退学」になる
という非常に冷酷な内容でした。
この試験で1年生はとうとう3人の退学者が出ることになりました。
龍園クラス「真鍋志保」
龍園クラスからは、真鍋志保が退学者に選ばれてしまいました。
船上試験で軽井沢をイジめてたあいつですね。
軽井沢のいじめの件で綾小路に弱みを握られて以降、
真鍋はクラスの情報を横流しにしていたのが伏線になっていました。
クラス内投票で最も批判票が集まりそうなのは龍園ですが、
彼は一之瀬クラスのとの契約で、多額のプライベートポイントと引き換えに、
一之瀬クラスからの賞賛票をもらっていました。（綾小路が契約の仲介）
ちなみに真鍋の退学に関するエピソードはほとんどなく、あっさりといなくなってしまいました。
堀北クラス「山内春樹」
堀北クラスからは山内春樹が選ばれました。
この山内は作中序盤から、池・須藤とともに3バカと呼ばれ、
ネタキャラとしての地位を確立していました。
学力も身体能力も平均以下で、クラスへの貢献度も低いことからも、
選ばれるべくして選ばれたという感じですが、
山内が退学になった一番の理由が、
「坂柳有栖を転ばせたから」なんですよね（笑）
山内は『クラス内投票』が行われる前に、
「自分が退学者に選ばれるかもしれれない」と接触のあった坂柳に助けを求めます。
そこで坂柳は、「もし上手くいったら恋人になりましょう」と山内をやる気にさせ、
綾小路を退学させるように指示します。
そして山内は坂柳の指示通り、綾小路に批判票が集まるように動いていくことになります。
彼女を作るためなら簡単にクラスメイトを裏切る男です（笑）
しかし堀北が山内のやっていることに気づき、全員の前で暴露。
クラスメイトからヘイトが向いた山内ですが、
「Aクラスは全員俺に賞賛票を入れるから退学にはならない」と豪語。
ただ実際にAクラスの賞賛票は綾小路に入っていたため、坂柳に裏切られた山内の退学が決定しました。
最後まで何も良いところがなかったですね（笑）
坂柳クラス「戸塚弥彦」
3人目は、坂柳クラスの戸塚弥彦で、葛城を慕っている生徒です。
無人島試験では須藤たちを見下すような発言をしており、
決して印象が良いキャラではありませんでした。
特に優れた能力があるわけではありませんが、最後まで葛城を信頼し味方であり続けようとはしていましたね。
しかし葛城派の生徒はこうなると言わんばかりに、坂柳によって退学させられてしまいました。
一之瀬クラス：退学者なし
一之瀬クラスでは退学者は出ませんでした。
クラス内投票によって退学者になったのは神崎でしたが、
2000万プライベートポイントを使って退学を無効にしています。
2年生編での退学者は誰！？
2年生編ではメインキャラが退学になったり、
無人島試験で3年生が大量に退学になったりと非常に多くの生徒が退学になっていました。
堀北クラス「佐倉愛里」
2年生編5巻『満場一致試験』では、メインキャラが退学になるという予想外の展開が起こりました。
佐倉は学力・身体能力・コミュ力いずれも低いですが、1番はじめに綾小路に好意を向けたキャラであり、
これから自分を変えようと努力する姿勢も見られました。
私は、これから何かしらの特別試験で佐倉の活躍が見れると確信していました…。
しかし現実は残酷で、今回の件で今後主要キャラが退学するかもしれないという恐怖が読者に芽生えたかと思います。
退学後はアイドル活動を再開して頑張っているそうなのでよかったです(´；ω；`)ｳｯ…
1年Bクラス「八神拓也」
この生徒もこんな簡単に退学になるとは思っていませんでした…。
八神は綾小路を退学させるために送りこまれたホワイトルームからの刺客であり、
ホワイトルーム5期生の中ではトップの成績を修めていました。
八神は「ホワイトルーム最高傑作」としていつも比べられてきた綾小路に憎悪の感情を持っており、
綾小路に勝負を挑みますが、全く相手にもされずに、退学させられてしまいました。
ホワイトルーム生同士の本気の勝負を見てみたかった気もしますが、
相手が悪すぎましたね（笑）
1年Cクラス「波多野」
1年Cクラスの波多野という生徒が入学してすぐに退学になっています。
八神の仕組んだ作戦によって、テストでのカンニングの容疑がかけられてしまったようです。
2年Aクラス神室真澄
2年生編10巻『生存と脱落の特別試験』にて神室に悲劇が襲い掛かります。
クラスの裏切り者のせいで、最下位になってしまった坂柳クラスは、
脱落者の「神室、山村、杉尾、鳥羽、町田」の5名の中から1名の退学者を選ばなければならなくなります。
そこで坂柳は、「誰が退学になってもたいして影響はない」と、なんとくじ引きで退学者を決めると言い出します。
（←のちに判断を誤ったことを綾小路の前で認めます）
その結果、神室真澄が退学者に決定。
しかし神室は終始あっさりとした様子で、
「クラスを裏切った奴には必ず同じ道を辿らせて。約束できる？」
©衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編10巻
と坂柳と裏切り者を排除してもらうことを約束し、学校を去ることになりました。
別の学校に編入することも、教師との数分の話し合いで決定した模様。
ここで神室が退学になるとは正直予想外でした( ﾟДﾟ)
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まとめ
今回は、よう実の退学者たちについて見ていきました。
学園もので退学者が出る作品ってあまりないかと思いますが、
そういう残酷なところもよう実の魅力であり、良いスパイスになっているなと改めて感じました。
また退学者が出たら、その都度更新していきます！
