今回は、ようこそ実力至上主義の教室へ2年生12月時点での、
クラスポイントの変動や各クラスの戦力を分析していきます。
よう実の舞台となっている高校ではAクラスで卒業すると、自分の希望する進路を選べるので、
日々Aクラスを目指した熾烈な戦いが行われています。
~目次~
クラスポイントの変動
坂柳クラス(A) | 堀北クラス(B) | 龍圓クラス(D) | 一之瀬クラス(C) | |
---|---|---|---|---|
1年生5月時点 | 960ポイント | 0ポイント | 490ポイント | 650ポイント |
2年生12月時点 | 1200ポイント | 1035ポイント | 634ポイント | 705ポイント |
増加 | +240ポイント | +1035ポイント | +144ポイント | +55ポイント |
入学時点は全クラス1000ポイントが与えられているので、
遅刻や授業態度などで減点されたものが、1年生5月時点でのポイントになります。
不動のAクラスである坂柳クラスは、1年半で堅実に240ポイント伸ばしています。
高度育成高等学校史上はじめて、一か月ですべてのポイントを吐き出した堀北クラスは、
1035ポイント伸ばし、Bクラスにまで浮上。
そして龍園クラスは250ポイント増で現状維持のCクラス。
最後の一之瀬クラスですが、たった25ポイントしか伸ばせずDクラスに沈んでしまい、
浮上のきっかけが見えない状況です。
ですが2年生編9巻で一之瀬が一皮むけたこと
そして一之瀬クラスの生徒も着々と動き始めたため、ここから追い上げてきそうです。
坂柳クラス
時期 | 試験 | ポイント |
---|---|---|
1年生4月 | 入学 | 1000 |
1年生5月 | 5月時点 | 940 |
1年生7月 | 中間テスト | 1004 |
1年生8月 | 無人島試験 | 1124 |
1年生9月 | 船上試験 | 924 |
1年生11月 | 体育祭 | 874 |
1年生1月 | ペーパーシャッフル | 974 |
1年生2月 | 混合合宿 | 1001 |
2年生4月 | 選抜種目試験(実施は1年生3月) | 1119 |
2年生6月 | 1・2年ペア試験 | 1169 |
2年生8月 | 無人島試験 | 1206 |
2年生11月 | 体育祭 | 1056 |
2年生12月 | 文化祭 | 1201 |
坂柳クラスの変動をまとめてみました。
こうしてみると大きくクラスポイントが動くことはなく、安定していることがわかります。
現状のプライベートポイント
ずっと安定した戦いがでクラスポイントの変動が少ない坂柳クラス。
多額のプライベートポイントを散財するようなクラスではありませんが、大きな支出もありました。
1年生無人島試験での龍園クラスとの契約
⇒生徒1人あたり月2万PPの譲渡を10か月&違約金500万
文化祭での宝泉クラスとの契約
⇒金額不明
仮に宝泉に支払った額が500万だったとすると、龍園との契約で出た約1300万と合わせて、1300万程度。
さらにクラスの生徒が1人月3万PP消費すると考えると、2400万の支出。
これらを合わせて、おおよそ4200万PPを支出したと予想します。
常時安定してクラスポイントの高い坂柳クラスだったら、月に400万程度の収入があるため、
2年生12月時点で、総額8000万程度のPPが支給されたと思います。
なので現状は、3500~4000万程度のPPを保有しているのではないでしょうか。
戦力分析
プラスの要素
・学力の平均値が学年トップ
・絶対的リーダーがいて、安定した戦いができる
・基本スペックが高生徒が多い
マイナスの要素
・人数が2人減っている
・葛城の移籍による戦力低下
・リーダーである坂柳が運動できない
・坂柳がいないとクラスが機能しなくなる
・体育祭や選抜種目試験を見る限り、身体能力の高い生徒はあまりいない
・橋本が裏で自分勝手な動きをする可能性がある
堀北クラス
時期 | 試験 | ポイント |
---|---|---|
1年生4月 | 入学 | 1000 |
1年生5月 | 5月時点 | 0 |
1年生7月 | 中間テスト | 87 |
1年生8月 | 無人島試験 | 312 |
1年生9月 | 船上試験 | 362 |
1年生11月 | 体育祭 | 262 |
1年生1月 | ペーパーシャッフル | 362 |
1年生2月 | 混合合宿 | 377 |
2年生4月 | 選抜種目試験(実施は1年生3月) | 275 |
2年生6月 | 1・2年ペア試験 | 283 |
2年生8月 | 無人島試験 | |
2年生11月 | 体育祭 | |
2年生12月 | 文化祭 | 966 |
堀北クラスは2年生編無人島試験から驚異的なペースでポイントを伸ばしてきました。
1年生無人島試験からの1年間は特に大きな変動はなかったことがわかりました。
現状のプライベートポイント
PPに関しては、クラスポイントが少ない期間が長かったこと、
2年生編5巻の満場一致試験で
PPを半年間半分にする代わりに、プロテクトポイントを堀北に付与しているので、
あまり貯めれていないと思われます。
プラスの要素
堀北クラスは、身体能力が学年1位であることが2年生編6巻の体育祭で明らかになりました。
学力に関しても、足を引っ張っていた山内、佐倉の退学と、
須藤をはじめクラス全体の成長によってかなり向上していると思います。
1年生初期のころはまとまりもなく、
Dクラススタートということもあって何かしらの問題を抱えている生徒も多くいました。
しかし軽井沢、平田、櫛田の問題の対処。
堀北や須藤も特別試験を通じて、精神面で大きく成長したこともあってAクラスを目指せる戦力が整ってきました。
今ではクラスの士気も高く、各々が自分の役割を果たしてクラスに貢献しようという姿勢が見られます。
現状、堀北がクラスリーダーをしていますが、
他クラスとは違い絶対的な権限がなく、ある程度個人で考えて動けるというもの良いのではないでしょうか。
不安要素
堀北クラスの不安要素としては、やはり高円寺と綾小路でしょうか。
高円寺は2年生編無人島試験で、たった1人で全体1位を勝ち取り、
クラスポイント300を獲得しました。
しかしこの試験の前に、「無人島試験で1位をとったら、今後一切口出ししない」旨の約束を堀北と交わしていたため、
高円寺がクラスのために動いてくれないかもしれませんし、
高円寺の気まぐれがクラスの士気にも影響してくる恐れもあります。
綾小路に関しては、クラスを裏切る気満々です。
綾小路は成長した堀北と勝負することを望んでいるため、
クラス移動の準備を着々と進めています。
これまでの綾小路の暗躍によって得られたクラスポイントはかなり多いと思うので、
彼が抜けると大きな戦力低下になります。
ですがクラス全体を見たら圧倒的に成長しているので、
2人がいなくてもAクラスを狙えるポテンシャルはあるのではないでしょうか。
龍園クラス
時期 | 試験 | ポイント |
---|---|---|
1年生4月 | 入学 | 1000 |
1年生5月 | 5月時点 | 490 |
1年生7月 | 中間テスト | 492 |
1年生8月 | 無人島試験 | 492 |
1年生9月 | 船上試験 | 642 |
1年生11月 | 体育祭 | 542 |
1年生1月 | ペーパーシャッフル | 342 |
1年生2月 | 混合合宿 | 318 |
2年生4月 | 選抜種目試験(実施は1年生3月) | 508 |
2年生6月 | 1・2年ペア試験 | 540 |
2年生8月 | 無人島試験 | |
2年生11月 | 体育祭 | |
2年生12月 | 文化祭 | 740 |
こうしてみると、龍園がクラスリーダーに復帰した選抜種目試験から、
ぐんぐんポイントを伸ばしていったことがわかります。
2年生の体育祭・文化祭では堀北クラスと協力して、一之瀬クラスを追い抜きました。
現状のプライベートポイント
現状龍園クラスのPPは、ほとんどないと思われます。
大きな出費としては、10巻『クラス内投票』の際に龍園が退学にならないようにするために、
一之瀬と取引して、400万程度出費しています。
さらに葛城の移籍のためにポイントをかぎ集め、足りない分は坂柳クラスとの譲渡契約を破棄して2000万を用意していたので、
現在は枯渇していると考えられます。
2年生編8巻では8億ポイント作戦についても言及があり、
これからはクラスポイントよりもプライベートポイント重視でいくと、龍園は発言していました。
戦力分析
龍園クラスは学力は学年最下位。
身体能力に関しては、1・2年の体育祭でともに2位という好成績を収めているため、
堀北クラスと同じくらいのレベルにありそうです。
学力で言えば、ひよりと金田。
身体能力ならアルベルト、伊吹あたりが優秀でしょうか。
龍園が暴力で支配してきたことによって、武闘派の生徒が表立って活躍してきた印象が強いですね。
Aクラスから葛城が加わったことで、最近は一気に戦力が整った感じがします。
葛城の加入
龍園クラスは、2年生7月に葛城が加入したことによって大きく体制が変化しました。
今までは反則ぎりぎりを攻める戦略を龍園が考えて実行し、
龍園の取り巻き以外の生徒があまり活躍できていませんでした。
しかし葛城という強力な参謀が加わったことで、
葛城が王道の戦略を考え、龍園が邪道で攻めるということができるようになり、
戦略の幅、普通の生徒が活躍できる幅が増えました。
また葛城は交渉の場においても、
相手からの信用を得たり、話をまとめたりと、
龍園にできないことを補える貴重な存在としてクラスに大きく貢献しています。
綾小路も「葛城を勧誘した龍園の手腕は見事だ」と賛辞を送っていました。
一之瀬クラス
時期 | 試験 | ポイント |
---|---|---|
1年生4月 | 入学 | 1000 |
1年生5月 | 5月時点 | 650 |
1年生7月 | 中間テスト | 663 |
1年生8月 | 無人島試験 | 803 |
1年生9月 | 船上試験 | 803 |
1年生11月 | 体育祭 | 753 |
1年生1月 | ペーパーシャッフル | 653 |
1年生2月 | 混合合宿 | 640 |
2年生4月 | 選抜種目試験(実施は1年生3月) | 550 |
2年生6月 | 1・2年ペア試験 | 542 |
2年生8月 | 無人島試験 | |
2年生11月 | 体育祭 | |
2年生12月 | 文化祭 | 675 |
一之瀬クラスのポイント変動を見ていると、1年生の後半から負けが込みはじめているのがわかります。
現状はなんとか持ちこたえているという形でしょうか。
現状のプライベートポイント
プライベートポイントに関しては、10巻『クラス内投票』で退学者を出さないためにすべて吐き出し、
春休みまでは龍園に借金を返済していました。
なのでいまあるのは、2年生の最初から貯めはじめたものになります。
1年生のころは2月の段階で1600万程度あったので、
2年生4~12月まで貯金したとなると、1000~1200万くらいは貯まっていると予想されます。
一之瀬クラスの欠点
一之瀬クラスは学力・身体能力ともにAクラスを目指せるだけの戦力は揃っています。
クラスの団結力も高く、他クラスにも協力的な姿勢を見せてきました。
しかしこのクラスは勝利よりも仲間を優先してしまうため、正攻法でしか戦えません。
坂柳や龍園が邪道な手を使ってくれば、その土俵でしか勝負できなくなるため、
一之瀬のやり方が通用しなくなってしまいました。
さらに一之瀬への信頼があまりに強すぎるため、
誰も一之瀬に意見することができないのも、脱落の要因となっています。
新たな兆し
そんな崩壊寸前の一之瀬クラスですが、
2年生編7巻で綾小路が神崎と姫野を引き合わせ、
「一之瀬のやり方に異議を唱え、仲間よりも勝利を優先する派閥」が誕生しました。
この2人がこれからどのくらいクラスへの影響力を強くすることができるのか注目です。
そして近いうちに綾小路がクラス移動してくることがほぼ確実視されています。
現状だとどう考えても一之瀬クラスだけプラスの要素が少ないので、
綾小路の加入によってバランス調整が入ると思います。
神崎、姫野、綾小路の動きで、このクラスがどう変化していくのか非常に楽しみです!
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まとめ
今回は少し長くなってしまいましたが、
各クラスのポイント変動や戦力分析について見ていきました。
どのクラスもAクラスを狙える戦力を整えつつあると思うので、
今後の戦いにますます注目です!