今回は無職転生オルステッドについて解説していきます。
アニメ1期でルーデウスを突然殺そうとした人物ですね。
そんなオルステッドの過去やヒトガミとの因縁、
ルーデウスを配下にしてヒトガミを追い込んでいった話を詳しく見ていきましょう!
~目次~
オルステッドはどんな人物?
オルステッドは無職転生の世界で最高の戦闘力を持つとされる「七大列強の2位」で、
龍神の称号を持っています。
2位とはなっていますが、実質作中最強キャラです(1位の技神ラプラスは行方不明)。
人の世界に現存するすべての技と術を、神級以上で使用可能で、
ルーデウスの全力の魔術も乱魔(ディスタブ・マジック)で無効化するなど圧倒的な力を持っています。
恐ろしく怖い顔をしているオルステッドですが、性格は意外に優しく、
子どもと触れあったり、いたずらされたりすると少し嬉しそうです(笑)
恐怖される呪い
最強の力を持つオルステッドですが、様々な制約もかけられています。
その1つが「世界のあらゆる生物から恐怖される呪い」です。
アニメではルイジェルドとエリスは固まってしまい、牛は恐怖の余り崖から飛び降りでしまっていました。
なのでオルステッドは、基本的に仲間を作ることができません。
ただし例外はあって、オルステッドと同じ龍族と転生者(ルーデウス、ナナホシ)は呪いが効きません。
本気で戦えない
オルステッドは「本気で戦うことができない」という制約も持っています。
正確に言うと、自由に魔力を使うことができません。
その理由というのが、オルステッドは常にヒトガミに確実に勝てる秘術というのを発動していて、
その代償として魔力の回復が超超遅くなってしまいます(通常の1000倍以上)。
そのため強い魔力はなかなか使えません。
龍神の秘術
➀タイムリープ
→甲龍歴530年までヒトガミを倒せなかった(or死亡した)場合、200年巻き戻すことができる
➁ヒトガミから見えない(もちもん夢にも現れない)
オルステッドはこの2つの秘術を使って、何100回もループを繰り返して打倒ヒトガミを目指していました。
ですが無職転生本編でのループではイレギュラーなことが起こっていて、
・フィットア領転移事件
・呪いの効かない転生者(ルーデウスとナナホシ)の出現
は、オルステッドにとってはじめて遭遇する出来事でした。
アニメでもルーデウスに対して「パウロに息子はいないはずだ」と言っていました(原作では6巻)が、
これは何度もループしてきた記憶から発した言葉だったということです。
ヒトガミとの因縁
アニメ1期の21話ではじめて登場したオルステッド。
ここはかなりインパクトのあるシーンになりましたね。
オルステッドは、ルーデウスから発せられた「ヒトガミ」という単語に反応して、彼を殺しにかかります。
このときオルステッドがルーデウスを殺そうとしたのには、ヒトガミとの過去が関係しています。
ヒトガミを憎む理由
オルステッドがヒトガミを憎む理由は、自分の親を殺され、住む世界すらも破壊されたからです。
無職転生の世界は6つに分かれていて、六面世界と呼ばれています。
太古の創造神は自分の体を6つに割り、「人界・魔界・龍界・獣界・海界・天界」それぞれに1人ずつ神様を配置しました。
ですがこのとき、無の世界でひっそりとヒトガミが誕生していました。
神の副産物のごとく誕生したヒトガミは、まず人神を乗っ取って、その座を奪います。
その後ヒトガミはその他5つの世界を争わせ、間接的に4つの世界を滅ぼします。
最後の残った龍神にも致命傷を負わせ、龍界も破壊。
このとき殺したのが、オルステッドの父親である初代龍神です。
なのでオルステッドにとって、ヒトガミが龍族の仇であり、絶対に倒さなければならない相手となりました。
なのでオルステッドは、ルーデウスがヒトガミの使徒だと思い込んで攻撃を仕掛けました。
ルーデウスとの再戦(原作15巻)
物語の中盤で、ルーデウスは再びオルステッドと対戦することになります。
このときルーデウスは、ヒトガミに家族を人質に捕られているような状態で、
ヒトガミからの「オルステッドを殺せ」という命令に従わざるを得ませんでした。
ルーデウスはオルステッドを倒すために万全の準備をし、
途中でエリスの再登場もありましたが、結局オルステッドが勝利します。
ここで、ルーデウスを仲間に引き入れたいと考えたオルステッドは、
「ルーデウス……お前のヒトガミから家族を守ってやる代わりに、俺の下に付け」と提案します。
その提案をルーデウスが承諾し、この戦い以降、
ルーデウスを自身の手駒にして、ヒトガミを戦う準備を進めていくことになります。
2人は主従関係になったことで、物語が大きく動き出していきました。
ここからが無職転生の真骨頂になるので、気になった方はぜひ原作小説も読んでみてください!
オルステッドの戦闘シーン
オルステッドの戦闘シーンは、作中で4回だけあります。
➀原作6巻 VSルーデウス、ルイジェルド、エリス
→ルーデウスがヒトガミの使徒だと思い、殺しにかかりました。
➁原作15巻 VSルーデウス、エリス
→ルーデウスは善戦しましたが、オルステッドの軍門に降ります。
➂原作17巻 VS水神レイダ
→アリエルの王位争奪戦の際、ルーデウス達の前に立ちはだかる水神レイダを瞬殺します。
➃原作26巻 VSアレクサンダー(北帝カールマン3世)
→最強の剣士アレクサンダーを圧倒し、配下にします。
オルステッドはルーデウスを手駒として使いながら、ピンチになったら自ら戦い、
確実にヒトガミを追い詰めていきました。
本編終了後(ルーデウスが死んだ後)もこの2人の戦いは続いていきます。
※オルステッドはサンタ好き??
無職転生の番外編で、オルステッドがクリスマスプレゼントを届けるというお話があります。
オルステッドは、呪いのせいであらゆる生物から恐れられてきまいしたが、
ルーデウスの子どもたちは呪いが効かないため、喜んでプレゼントを受け取ってくれました。
オルステッドも嬉しかったのでしょう(笑)
オルステッドはサンタの役割を気に入り、そのまま空中城塞にいるナナホシにもプレゼントを渡しに行きます。
それ以降、毎年クリスマスにはサンタになってプレゼントを届けるようになりました。
ちなみにルーデウスはトナカイ役をしていて、本当はサンタをやりたかったのですが、
オルステッドは「俺がサンタクロースだ!」と絶対にサンタのポジションを譲ろうとしませんでした。
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まとめ
今回は無職転生の龍神オルステッドについてまとめてみました。
作中の最強キャラのオルステッドですが、実はいろんな制約をかかえながらも、
ずっとヒトガミを倒すことだけを考えてループを繰り返してきました。
本編終了後もこの2人の戦いは続いていきます。
「オルステッド&ルーデウスの子孫」VS「ヒトガミ」の話もぜひ読んでみたいですね!
今回紹介しきれなかったエピソードも多くあるので、
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズも読んでみてください!