今回は無職転生ナナホシについて解説していきます。
ナナホシの作中での活躍や、なぜ異世界から転移してきたのか、
そして最終的に帰還は成功したのかについて詳しく見ていきましょう!!
~目次~
『ナナホシ』はどんな人物?
転生前にルーデウスがトラックから高校生を助けるんですが、
そのときにいた女子高生がナナホシ(七星静香)です。
ナナホシはルーデウスと同じ日本から異世界への召喚されます。
ですが召喚のタイミングがルーデウスと異なっており、
ナナホシが召喚されたのは「フィットア領転移事件」のとき(ルーデウス10歳のとき)になります。
ルーデウスとの違い
ルーデウス | ナナホシ | |
---|---|---|
前世の記憶 | 引き継いでいる | 引き継いでいる |
身体 | まったくの別人 | 変化なし(女子高生のまま) |
歳 | 取る | 取らない |
魔力総量 | 膨大 | まったくない |
ナナホシは日本での記憶を引き継ぎ、女子校生のまま召喚されます。
ナナホシは転移で、ルーデウスは転生!
ルーデウスは産まれた時点で膨大な魔力量を持っていましたが、転移しただけのナナホシには魔術は一切使えません。
また、ナナホシは歳を取りませんが、本人曰く「不老ではあるが不死ではない」そうです。
転移したナナホシ
ナナホシが転移したのは、「フィットア領転移事件」のときになります。
この「フィットア領転移事件」はナナホシが召喚されたことによって起こった魔力災害でした。
ナナホシはアスラ王国付近の草原に転移して困っていたところ、龍神オルステッドに保護されます。
最初は剣や魔術の世界にワクワクした気持ちもあったナナホシですが、
異世界に馴染むことができず、「一刻も早く元の世界に帰りたい!!」と願うようになります。
ナナホシとオルステッドの旅
ナナホシの作中での目的は一環していて、
「一緒に転移したであろう篠原秋人を探し出して日本に帰る」ことでした。
ちなみに篠原秋人はナナホシの好きな人!
ナナホシは転移後は、六面世界の人間語をたった一年で習得。
アスラ王国内で日本での知識とオルステッドの後ろ盾のおかげで、一生暮らせるほどの大金を稼ぎます。
ナナホシ焼き(からあげ)やシャンプーなどをこの世界に広めていったようです。
ナナホシ自身はインドア派で運動は苦手ですが、かなり優秀な頭脳を持っていることがわかります。
ルーデウスとの出会い(原作6巻)
アスラ王国でお金を稼いだ後は、オルステッドとともに世界中を旅します。
結局探していた篠原秋人は見つかりませんでしたが、同じ異世界人のルーデウスと遭遇。
ルーデウスはオルステッドの逆鱗に触れて殺されかけますが、
ナナホシはルーデウスが異世界人であることを察していたので、
オルステッドに彼を治療するように進言していました。
ペルギウスの助言
篠原秋人を見つけられず、元の世界へ帰る方法もわからないナナホシは、
空中城塞にいる甲龍王ペルギウスの元を訪れます。
ペルギウスからは「お前は何者かによって、この世界に召喚されたのではないか」
と言われ、召喚術を研究するためにラノア魔法大学に入学することになります。
ラノア魔法大学にて(原作9巻)
ラノア魔法大学で研究に勤しんでいたところ、ルーデウスと再会。
ナナホシはルーデウス自分の正体を打ち明け、
元の世界へ帰るための研究を手伝ってもらうことになります。
その後ザノバやクリフの協力もあって、ペットボトルやスイカの召喚に成功。
うまくいかずに取り乱すこともありましたが、研究は順調に進んでいきました。
ドライン病に感染(原作14巻)
ある日、ナナホシは突然血を吐いて倒れてしまいます。
病名はドライン病。
ドライン病というのは魔力のない人間にのみ起こる病気で
外から入っている魔力を中和する力が弱く、体内にため込んでしまい、
完全な治療は不可能と言われています。
自分の病気が治らないと知って絶望するナナホシ。ルーデウスに泣きながら本音をぶちまけます。
「私はこの世界の人間じゃない!この世界では生きてない!死体みたいになってる!なのに、なんで!なんで病気にだけかかるの!おかしいじゃない!なんで私がこんな目にあわなくちゃいけないの!死にたくない!こんな変な世界で死にたくないの!」
©理不尽な孫の手・KADOKAWA刊/無職転生14巻
これを聞いたルーデウスはナナホシのために動くことを決意します。
ドライン病を治すために
ルーデウスの周りにはドライン病について知っている人もおらず、文献にも書かれていなかったため、
1万年以上生きている魔界大帝キシリカ・キシリスを探しに魔大陸に向かいます。
そしてキシリカからドライン病に効くとされるソーカス草の存在を教えてもらい、
道中で魔王アトーフェラトーフェとの戦闘もありましたが、なんとかソーカス草をゲット!
ソーカス草でも完全に治すことはできないものの、摂取し続ければ命の危険は回避できるので、
ナナホシはなんとか救われることになりました。
このことがきっかけで、今まで周りと距離を取っていたナナホシは、少し皆への態度が柔らかくなりました。
ついに日本に帰還?(原作23巻)
その後ナナホシはペルギウスの空中城塞にて、召喚術の研究を続けます。
ここからナナホシの登場機会は減りますが、
物語終盤でついに完璧な転移装置が完成します。
転移してから15年。ようやく日本へ帰る準備が整ったナナホシ。
ですが転移装置に魔力を注ぎ込む途中に、不自然な魔力切れが発生し帰還は失敗に終わります。
ナナホシの仮説
ナナホシは今回の失敗と自分が召喚された理由について次のような仮説を立てます。
①未来を変えたい誰かがいる→その未来を変えるために自分が召喚された
②未来を変えるためには、転移装置の開発以外の条件がある
③篠原秋人に転移装置の存在を教える必要がある
④未来で篠原秋人と一緒に帰るから、今は帰還できない
⑤篠原秋人はまだ召喚されておらず、今よりもっと未来で召喚されるのではないか
このナナホシの仮説はほとんど当たっていて、
「ナナホシ」=「篠原秋人が生存する未来を作る存在」ということが明らかになっています。
これには再生の神子リリアという人物も大きく関わってきますが、
ここは複雑な話になるので今回は割愛します(→詳しくはこちら)
ナナホシは未来に召喚されるであろう篠原秋人を待たなければならないため、
ペルギウスのスケアコート(コールドスリープみたいな)の能力で眠りにつくことになりました。
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まとめ
今回は無職転生のナナホシ・シズカについて解説していきました。
物語序盤ではこの世界のことを嫌っていましたが、ルーデウスの家族や友人とかかわっていく中で、
少し考え方が変わっていったような印象を受けました。
ナナホシが篠原秋人と最終的にどうなったかは不明ですが、
もしかしたら未来の2人のストーリーが描かれえることもあるかもしれないですね!
今回紹介しきれなかったエピソードも多くあるので、
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズも読んでみてください!