今回は無職転生エリナリーゼについて解説していきます。
あの性欲の強い長耳族のお姉さんですね。
エリナリーゼの作中での活躍や、男と関係を持たないと死ぬ呪い、
シルフィやクリフ、パウロとの関係性について見ていきましょう！！
～目次～
エリナリーゼについて
お嬢様のようなしゃべり口調（～ですわ）と金髪ロールが特徴のエリナリーゼ。
本名は「エリナリーゼ・ドラゴンロード」。
美しくて勇ましい彼女にぴったりの名前ですね。
エリナリーゼの種族は長耳族で、寿命は2000～3000歳と言われています（実年齢は不明）。
長耳族はその名の通り、長くとんがった耳を持っていて、美しい容姿と脂肪の少ないスラッとした体型が特徴です。
冒険者としてのエリナリーゼ
エリナリーゼはかつて、パウロがリーダーを務めていたS級冒険者パーティ『黒狼の牙』の剣士として活躍していました。
ですが『黒狼の牙』はメンバーのパウロとゼニスの間に子供ができたことで解散。
このときにパウロとエリナリーゼの間にはかなりトラブルがあったようで、パウロとは喧嘩別れのような形になってしまいました。
またエリナリーゼは旅の道中で男漁りをすることが多く、性に対して非常に奔放な様子。
ベットの上での戦闘力も非常に高く、数々の男を虜にしていきました。
エリナリーゼ自身、たくさんの男と関係を持ちながらも立ち回りやヘイト管理が上手く、
トラブルに発展することはめったにありません。
ですがその立ち回りが上手くなったのは最近で、
過去にはいろんなパーティで様々なトラブルを引き起こしたため、
一部の地域では「エリナリーゼとパーティは組まない」という暗黙の了解があるそうです。
エリナリーゼの呪い
エリナリーゼは「定期的に男と交尾しないと死ぬ」という呪いを持っています。
呪いに関してわかっていることは、以下の4つにまとめられます。
➀身体に膨大な魔力をため込んでしまう呪い
→魔力を排出するには、男の交わらなければならない
➁呪いの原因は不明
→エリナリーゼは過去に迷宮に囚われていたようですが、それ以前の記憶が曖昧
➂呪いは治らないが、症状を抑えることはできる
→恋人のクリフがエリナリーゼ用の魔道具を開発して、魔力が体内に溜まるのを遅らせることに成功しました
➃妊娠中は子どもに魔力が流れるため、交尾しなくても死なない
エリナリーゼ曰く「呪いがなくてもやることは変わらない」とのことでしたが、
クリフとの出会いによってその考え方が変わっていきました。
パウロの捜索に協力
パウロとは不仲のエリナリーゼですが、
フィットア領転移事件の影響で家族を探しているパウロに協力します。
元『黒狼の牙』のメンバータルハンンドと偶然出会ったロキシーとともに、魔大陸を旅しながらパウロの家族の捜索。
魔界大帝キシリカ・キシリスの魔眼によって、パウロの家族の居場所を突き止めることに成功します。
ロキシーとタルハンド
→ゼニスの居場所を伝えに、パウロの元へ
エリナリーゼ
→パウロに会いたくないので、家族の無事を知らせにルーデウスの元へ
クリフとの関係性
ルーデウスと合流したエリナリーゼは、
若い男を漁るために彼とともにラノア魔法大学に入学します。
ある日、男を誘惑して楽しんでいたエリナリーゼの前にクリフという少年が現れます。
クリフはエリナリーゼに一目惚れし、ルーデウスに彼女を紹介してくれと懇願。
そしてクリフはエリナリーゼに、
「エリナリーゼさんのお美しいお顔は、いつも拝見していました！ぜひとも個人的なお付き合いをお願いしたいです！」
©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生」9巻
と告白。
エリナリーゼは呪いのこともあるため、特定を男性と付き合うつもりはなかったんですが、
「呪いは僕が必ず治す！だから結婚してくれ！」
と言われて陥落。
こうして2人は付き合うことになりました。
その後毎晩のようにクリフとイチャイチャしながら学園生活を満喫。
最終的に、2人の間には息子のクライブも産まれ、
クリフもミリス教皇になったことで、エリナリーゼもかなり高い身分になります。
シルフィのおばあちゃん！？
シルフィとルーデウスの結婚式に参加したエリナリーゼは、
シルフィにお祝いの言葉をかけようとして突如泣き出してしまいます。
そこでシルフィは、
「前から聞こうと思っていたんですけど……エリナリーゼさんってボクのおばあちゃんですか？」と質問。
エリナリーゼは自分の正体を隠していましたが、孫の幸せそうにしているのを見て感極まってしまいました。
シルフィにとって、エリナリーゼが祖母であることが判明し、ルーデウスとも親戚になりました。
エリナリーゼは、呪いの影響でトラブルメーカーだったことから、
子どもを産んでも自分の名前は明かさず、一人前に成長するまで育ててから縁を切る、
ということを繰り返してきたそうです。
ロキシーの手助け
その後シルフィの妊娠が発覚するんですが、
『ゼニス救出困難、救援を求む』
という手紙がルーデウスとエリナリーゼの元へ届きます。
2人はベガリット大陸の迷宮都市ラパンへ行き、ゼニス救出に参戦します。
ちなみに久しぶり再会したエリナリーゼとパウロは、険悪な空気になるかと思いきや昔のことを水に流します。
ゼニス救出には、パウロ・ルーデウス・ロキシー・エリナリーゼ・タルハンンド・ギースの6人で挑みます。
なんとか迷宮最深部の強敵ヒュドラを倒すことに成功しましたが、パウロがルーデウスを庇って死亡。
救出されたゼニスも廃人のような状態になってしまい、ルーデウスは心が折れてしまっていました。
そこでロキシーが一夜を共にしてルーデウスを慰めるんですが、
すでに結婚しているルーデウスはロキシーと距離を置こうと考えていました。
ロキシーもまたルーデウスへの気持ちに蓋をして、彼の元から去ろうとしていました。
恋のキューピット
エリナリーゼは、両思いなのに結ばれそうにない2人を様子を見て、
なんとか救ってあげたいと考えます。
ルーデウスに対して、
「ロキシーを娶りなさい。親友のロキシーには幸せになってもらいたいんですの」と伝え、
さらにはロキシーが妊娠したと嘘をついて、2人を結婚させようとします。
そんなエリナリーゼの計らいで、ロキシーは2番目の妻として迎えられることになりました。
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まとめ
エリナリーゼのざっくりとしたまとめはこんな感じでしょうか。
エリナリーゼはただ男を漁るだけじゃなくて、
恋する乙女に助言を与える姉御肌的な側面や、戦いの中でも皆を守ろうとする義理堅い一面も持っており、
すごく良いキャラだなと思いました。
今回紹介し切れなかったエピソードもあるので、
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズも読んでみてください！
