今回は『よう実』の人気キャラクター龍園翔について解説していきます。
彼の人格を形成したのはいったいどんな出来事なのか、8億プライベートポイント計画とは?
綾小路との関係性と彼との双子説についても詳しく見ていくことにしましょう!
原作のネタバレを含むのでご注意ください!!
~目次~
プロフィール
2年生時点でのOAA(All Over Ablity)
⇒学力C+(59)、身体能力B(70)、機転思考力B(71)、社会貢献性E+(18)、総合C+(60)
龍園翔 基本情報 |
---|
・身長:173㎝ ・誕生日:10月20日 ・星座:てんびん座 ・一人称:俺 ・性格:卑劣。人を陥れることに容赦と躊躇もない。 ・長所:頭の回転が早く、様々な奇策を考え出せる。勝利への執念が強く、簡単には折れない。 ・短所:皆から恨まれやすい。他人の話には耳を傾けない。 ・特徴:実は努力家でクラスの勝利を誰よりも考えている。リーダーとしての責任感も強い。 |
暴力によってクラスを支配しているため、クラスメイトからは恐れられていますが、
皆彼の実力は高く評価しており、一定の信頼を得ているようです。
龍圓はいいやつ?
龍園はCクラスのリーダーとして、勝つためには手段を選ばず、敵を陥れようとします。
頭の回転も早く、並々ならぬ勝利への執念でクラスメイトから認められており、
自分よりも身体能力で勝る山田アルベルトも、龍園の指示で動いています。
卑劣な手段や暴力でクラスを支配する龍園ですが、意外と努力家なところや優しい一面を持っています。
「無人島試験」での0ポイント作戦
1年生編3巻の無人島試験では、自分の考えた作戦でクラスメイトが不自由しないように、
2日程度遊ばせてから船に戻し、リタイアさせていました。
そして自身は伊吹と金田をスパイとして送り出し、たった一人で無人島に潜伏し勝利を狙っていました。
ここからクラスメイトへの配慮と、屈強な精神力を持っていることがわかります。
責任感ある振る舞い・退学も辞さない
暴力でクラスを支配する龍園ですが、リーダーとしての責任はしっかりと全うしていています。
3巻無人島でスパイに失敗した伊吹、
5巻体育祭でDクラスに情報を流した真鍋を許す寛容な一面も見せていました。
特に顕著だったのが、7巻で黒幕X(綾小路)に敗北した際に、
作戦に協力した石崎・アルベルト・伊吹が退学にならないようにすべての責任を背負って自主退学しようとしたところですね。
ここで改めて龍園は根はまじめで、
クラスメイトのために自分が責任をとろうとするリーダーらしい性格です
Cクラスの生徒ほとんどが、素直に龍園の指示に従っていることからも、
彼らは龍園の実力を認め、ある程度信頼しているということもわかります。
人格を形成した過去
勝つためにはどんなことでもする龍園の人格が出来上がった背景には、
彼の小学生時代の出来事が大きく関係しています。
意外にも一般家庭で育った龍園は、小学校のころに、学校の行事で遠足に行くことになるんですが、
その遠足で、なんと生徒たちの前に蛇が出現。
ほかの子たちは蛇の出現に怖がっていましたが、龍園は平然と蛇の頭の上から石を降ろして殺します。
このとき、龍園の中で暴力で世界を支配する快感が芽生えてしまったようです。
それ以降、龍園の性格は荒くなり、毎日のように殴り合いの喧嘩をする日々。
ときには大勢に囲まれて、ひたすら殴られ続けることもあったそうです。
何度も倒された龍園でしたが、それでも逃げることなく、恐怖の感情すら覚えることはありませんでした。
それよりもどうやったら相手を屈服させられるか。
どう復讐してやろうかと考えて実行していった結果、最終的に龍園の前に皆は屈服します。
そのとき龍園は改めて
本物の実力者とは、”比類なき暴力を持つ人間”
だと考えるようになり、高校でもその信念のもとクラスをまとめてきました。
綾小路との関係性
作中序盤の龍園は綾小路のことは気にも留めず、Dクラスの中では堀北の実力を認め、
何かにつけて彼女にちょっかいを出そうとしていました。
「鈴音~。鈴音~。」っていつも寄ってくるの個人的にツボ(笑)
ですが無人島試験や体育祭で、自身の作戦がDクラスの何者かに妨害された龍園は、
堀北の裏でDクラスを操っている人物がいると考え、本格的にDクラスに仕掛けていきます。
その後真鍋の情報で、軽井沢と黒幕Xがつながっていることを確信した龍園は、
軽井沢を呼び出し、彼女の過去をフラッシュバックさせるよう拷問し、黒幕Xの正体を聞き出そうとします。
ボコボコにされる(原作7巻)
軽井沢が限界ギリギリまで追い詰められたところで綾小路が現場に到着。
ここで龍園は綾小路が黒幕Xだということを知り、2人は暴力で決着をつけることになります。
綾小路の圧倒的な力の前に、龍園はなすすべもなく敗北。
ただの作業だと無表情で淡々の殴りつける綾小路に、龍園ははじめて恐怖という感情を覚えます。
龍圓は退学する?
その後龍園はこの失策の責任を取って退学しようとしますが、
綾小路は「まだ龍園には利用価値がある」と考え、彼が退学しないように手回しします。
退学を免れた龍園は、クラスリーダーの座を石崎に明け渡し、1人で行動するようになります。
一線を退きおとなしくしていた龍園でしたが、またもや綾小路の計らいで、
11巻『選抜種目試験』にて戦線に復帰し、一之瀬クラスに大勝しています。
綾小路とは双子??
原作ファンの間では非常に有名な「綾小路と龍園は双子なんじゃないか?」という説があります。
2人は誕生日も同じで考え方も似ているためこの説は有力ですが、今後原作で明かされることがあるんでしょうか?
詳しくはこちらの記事にまとめてあるので、ぜひお読みください!
8億ポイント計画
高度育成高等学校には、2000万ポイントを使ってクラス移動ができるルールがあり、
龍園は8億ポイントをためて、クラス全員でAクラスに上がるというとんでもない計画を考えていました。
龍園は今まで暴力で支配してきた償いと言っており、
すべてはクラスメイトをAクラスで卒業させてやりたいという気持ちからきた行動です。
普通に考えれば8億ポイントをためるのは現実的ではありませんが、
龍園はこの計画を果たすため綾小路とある契約を結びます。
①堀北クラスがAクラスを攻撃する代わりに、龍園クラスは堀北クラスに手を出さない
②綾小路がAクラスに上がった後、龍園の8億ポイント計画の手助けをする
この2つの条件で契約が結ばれます。
一体どうやって8億ポイントを集めるのか全く見当がつきませんが、綾小路には何か考えがあるようです。
2年生編での龍圓
葛城をクラスに勧誘
2年生編での龍園クラスの大きな変化といえば、Aクラスから葛城が移動してきたことですね。
龍園は学年末の『選抜種目試験』で一之瀬クラスに勝利した後、
完全にAクラスでの居場所を失った葛城を説得し、クラスへ引き入れます。
武闘派の多い龍園クラスにおいて、冷静で交渉も得意な葛城は大きな戦力となり、
葛城は龍園の参謀として話し合いをまとめたり、龍園に意見したりしています。
綾小路も、龍園が葛城を引き入れた手腕に「見事だ」と評価していました。
宝泉と戦う
3巻の無人島サバイバルでは、綾小路の退学を狙う1年生宝泉を妨害するために、宝泉と戦います。
龍園は宝泉の圧倒的な力のまえに何度も倒れますが、ここでも強い精神力を発揮。
その後、頃合いをはかっていた石崎・アルベルトの奇襲によって、宝泉を拘束することに成功。
龍園は拘束した宝泉を殴り続け、気絶させました。
打倒Aクラス!
Aクラスとの差を縮めたい龍園は、堀北クラスとの共闘を選択。
2年生編6巻の体育祭、7巻の文化祭では、堀北クラスと龍園クラスは手を組み、
Aクラスとの差を確実に縮めています!
生存と脱落の特別試験で勝利
2年生編10巻『生存と脱落の特別試験』にて、龍園クラスは69点で見事1位を獲得!
汚い手を使ったとはいえ、龍園は一人勝ちを収めました
学力の低い生徒が多い龍園クラスは、前半戦は苦戦を強いられましたが、
後半からはAクラスの裏切り者によって、指名される生徒の情報をすべて入手。
その結果、プロテクトした生徒の指名ポイントで、どんどん点数を伸ばしていきます。
そして坂柳クラスが最下位になるように、一之瀬と連絡を取ってわざと得点を与えるなどのやり取りも行っていました。
前半はほとんど動きがなかったので、絶対後半で何か仕掛けてくると思いましたが、まさに龍園らしいやり方で形成逆転しましたね。
また坂柳クラスを最下位に転落させたことで、神室の退学にも成功。
学年末試験での坂柳との直接対決が、ますます楽しみになってきました!!
『よう実』読むならこちら!!
よう実読むならeBooksJapanがおすすめです!!
よう実はアニメでカットされてしまった場面が多くあります。
よう実をもっと知りたい方は、ぜひ原作小説を読んでみましょう!
★作品数85万冊以上
★5000冊以上試し読み無料
★ 初回ログインで70%OFF×6回クーポンがもらえる!
★PayPay支払いもできてポイントも貯まりやすい!
⬇ ⬇ ⬇
まとめ
今回は龍園について解説していきました。
こうして彼の考え方や活躍も見ていると、やっぱり魅力的なキャラだなぁと感じてしまいます。
龍園や櫛田のようなキャラいるからこそ、よう実は面白くなっているところもあると思うので、
これからも考え方を曲げずにどんどん活躍していってほしいですね!