今回はよう実の「八神拓也」について解説してきたいと思います。
八神は２年生編から登場したキャラで、当初から表向きは非常に優等生なのですが、
何か裏があるキャラだなぁという印象を持っていました。
そんな八神の正体や、綾小路、櫛田との関係性、
そして退学い追い込まれるに至った経緯などを見ていくことにしましょう！
原作最新刊までのネタバレを含むのでご注意ください！！
～目次～
プロフィール
OAA（All Over Ablity)
⇒学力A(93)、身体能力C(51)、機転思考力B(74)、社会貢献性B+(77)、総合B(73)
| 八神拓也 基本情報 |
|---|
| ・身長：不明 ・誕生日：不明 ・一人称：僕 ・性格：表向きは人当たりが良く社交的 ・長所：コミュニケーション能力に長けている。 ・短所：特になし ・特徴：1年Bクラスのリーダー。生徒会メンバー。ホワイトルーム５期生。 |
正体はホワイトルーム生
2八神は1年Bクラスのリーダーとして他クラスの生徒とも有効な関係を築こうとしており、
コミュ力も高く、非常に優秀な生徒という印象を受けていました。
ですがこの八神は、綾小路を退学させるために送り込まれたホワイトルームからの刺客であり、
綾小路に対して強い憎悪の感情を抱いていました。
「崇拝」の天沢一夏、「憎悪」の八神拓也！
八神はホワイトルーム5期生の中で飛び抜けた成績を収めていましたが、
どんなに良いスコアを出しても、「綾小路清隆はもっとすごかった」と言われ続け、
彼のことを憎むようになったようです。
なので表向きは敵意なくふるまっていましたが、
綾小路を退学させるために裏で動いていくキャラになっています。
臨時特別試験のスタンス
入学当初、1年生のごく一部の生徒に、こんな特別試験が課せられていました。
試験概要（1年生対象）
・期限：2学期が始るまで。
・人数：各クラス2名まで
・報酬：綾小路を退学させれば2000万プライベートポイント
この試験にＤクラス宝泉やＣクラス椿は、綾小路を退学させるために動く姿勢を示しましたが、
八神はこの試験に否定的な立場で、綾小路に注意を促していました。
おそらく自分の手でじっくり退学に追い込みたかったのでしょう。
しかし優れた洞察力を持つＣクラス椿には、
「どの1年生よりも退学を狙っているように見える」
と綾小路を退学させたい思いを見破られてしまっていました。
櫛田桔梗を利用
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊／ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編1巻
ある日2年Ｄクラスを訪れた八神は、櫛田に接触し、
「同じ中学出身ですよね？」と彼女に質問します。
櫛田は当然八神のことは知りませんでしたが、
中学時代の黒歴史を知っているかもしれない人物を放っておけないため、
即興で知り合いのフリをします。
八神は、月城から櫛田の過去について聞かされており、
櫛田を弱みを握ることで彼女を綾小路を退学させるための駒にしようとしていたのです。
なんかやり方が綾小路と似ている……（笑）
しかも櫛田も綾小路を退学させたいと考えているため、彼女を使わない手はないでしょう。
無人島試験にて
3～4巻にかけて描かれた無人島試験で、八神は櫛田を駒として利用します。
櫛田は八神の指示で綾小路を退学させるための証拠を集めようとします。
櫛田が綾小路が1年生七瀬と戦う場面をカメラに収めようとしたところ、
天沢が登場し、櫛田を拘束してその場から引き離します。
天沢の前にどうすることもできなかった櫛田は、彼女に
「あんたみたいな部外者の手で退学させるわけにはいかないんだよね」
とものすごい目つきで迫られ、恐怖しました。
よって八神の策略は失敗に終わります。
満場一致試験にて
5巻『満場一致試験』でも、八神は櫛田を利用して、
綾小路が退学する流れにクラスを誘導するように指示します。
しかし綾小路が櫛田の過去を暴露し、
自分に向けられたヘイトを完全に取り除いたことで作戦は失敗に終わります。
天沢との関係性
八神と天沢はホワイトルーム生同士、お互いのことを気にかけているようです。
綾小路に憎悪の感情を抱く八神とは違い、
天沢は綾小路を尊敬しており、
この時点ではどちらかというと綾小路の味方というスタンスのようでした。
1巻では宝泉の手助けをしたが、3巻では綾小路を守った！
ですが天沢はあくまで「八神VS綾小路」を静観する姿勢を保っており、
八神は天沢に対し、「綾小路の側に付くことになったら容赦しない」という旨の発言をしていました。
同じホワイトルームで育った者同士、
天沢も八神の気持ちをわかっているからこそ、
彼と綾小路との戦いを見守ろうと考えていたのではないでしょうか。
綾小路に相手にすらされず
「八神VS綾小路」のホワイトルーム生同士のバトルが見れる！と思いきや、
なんと八神は綾小路に手紙を一通出されただけで、
直接対決することもなくあっさり退学になってしまいました。
綾小路は、特段ホワイトルーム生の存在を警戒しなくなっており、
「最初から勝負になるとは思っていない」と発言しています。
退学になるまでの経緯
一通の手紙
綾小路は一通の手紙に「ホワイトルーム生にしかわからないアナグラム」を入れ、
それを八神が盗み見ることを見越して、彼が自滅するように誘導します。
八神は手紙の内容に誘われて生徒会室へ。
その生徒会室に、堀北・伊吹。龍圓・南雲・真嶋先生・坂上先生が登場します。
これは言い逃れをしようとする八神を囲い込むための綾小路の戦略！
あっさり追い込まれる
そこで龍圓が無人島試験で、八神が小宮・木下に怪我をさせた証拠をつきつけ、
あっけなく八神の退学が決定。
これは綾小路の暗躍によるものだと思われていましたが、
実際には石上が手を引いており、綾小路の力を利用して作戦を練っていました。
自暴自棄になった八神は、綾小路を殴り込みに行こうとしますが、
ホワイトルーム関係者に連行させれてしまいました。
天沢もそんな八神に付きそうような形でその場を後にしました。
八神の行動の振り返り
綾小路に「直接相手にするまでもない」と判断されてしまった八神。
彼はこの入学からの半年間で色々動いていたようなので、一応まとめてみましょう！
入学当初
・1年Bクラスのリーダーになる。そして生徒会入り。
・櫛田桔梗に接触し手駒にする
最初の特別試験のあたり
・綾小路に1年生たちに狙われていることを伝え、注意を促す。
・1年Cクラス波多野を退学させる。
無人島試験
・櫛田、そして倉知という生徒を使って綾小路を追い込もうとする
・木下、小宮に怪我をさせる
・堀北に綾小路が退学に追い込まれる場所を示す手紙を送る
満場一致試験
・櫛田を使って綾小路にヘイトが向くようにしようとする
だいたいこんなところでしょうか。
ホワイトルームで優秀な成績を修めていたということで、
それらしいバトルが期待されていましたが、実力がよくわからないいまま退場になってしまいました。
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まとめ
今回は八神拓也について解説していきました。
八神が綾小路の真の実力を理解していたら、
ここまで惨敗することはなかったかなとは個人的に思いますが、相手が悪かったというしかないですね（笑）
八神についてのエピソードはまだまだたくさんあるので、
気になった方はぜひ原作も読んでみてください！
