今回はよう実こと「ようこそ実力至上主義の教室へ」2年生編8巻にて、
はじめて明かされた事実や今後の伏線について考察していきます。
2年生編8巻では、修学旅行を通じていろんな生徒の絡みがあったため、
今後の特別試験や各々の作戦がさらに楽しみになるようなシーンがたくさんありました。
~目次~
修学旅行のテーマ
![よう実 修学旅行](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-224-4.jpg)
今回の修学旅行のテーマは、
「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」
というものでで、
修学旅行の目的の1つに「他クラスの生徒を知ること」が含まれていることがわかります。
グループ分けもクラス混合で、多くの自由時間が設けられているため、
ここでの行動が今後の特別試験に大きく影響すると考えられます。
グループ分けについて
グループ分けには、それぞれの生徒が各クラスの生徒を順位付けした評価が使われています。
おそらく上下問わず極端な評価の生徒と普通の生徒の両方がグループに含まれるような形だったようです。
修学旅行のテーマから考えると、
各々がグループ行動を通じて敵クラスの情報を集め、
自分が他クラスであればどのくらいの位置にいて、誰なら勝てるのか
を知るのが将来的に大切になってくると思います。
また、Aクラスの鬼頭がファッションデザイナーになりたいという希望を語ったように、
他クラスの生徒を深く知ることによって、
これからの戦いに迷いが生じたりクラスを裏切るような生徒が出てくることになるかもしれません。
今後への伏線
ここからは今後の展開を左右するであろう伏線について見ていきたいと思います。
七瀬の不審な動き
![七瀬翼](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-210-11-e1673865813367.jpg)
七瀬は、八神の退学以降学校を休んでいた天沢が、
復帰して早々綾小路の元へ行こうとしていたのが気になったらしく、後をついてきたとのこと。
綾小路は、七瀬が外部の人間に全く警戒心を抱いていないことや今までの行動を振り返り、
「本当に月城はオレを退学にする気があるのか」という疑問を抱きます。
七瀬にも色々問い詰めますが、確証は得られなかった様子。
そこで綾小路は、
七瀬翼にはまだ何かある。
その予感だけは確かな感触としてあった。
と独白しており、今後また七瀬の秘密が明かされる展開が来ることが示唆されました。
個人的には
・七瀬がどこかで嘘をついているのか
・月城から何か別の役割が与えられていた
・松雄の件について、七瀬はホワイトルームによって洗脳されていた
あたりが考えれるかと思いました。
龍園の8億ポイント計画について
![龍圓](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-185.png)
2年生編8巻では久しぶりに8億ポイントについての話がありました。
高度育成高等学校には、2000万ポイントを使ってクラス移動ができるルールがあり、
龍園は8億ポイントをためて、クラス全員でAクラスに上がるというとんでもない計画を考えていました。
1年生編7.5巻にて、龍園と綾小路はこんな約束を交わしています。
①堀北クラスがAクラスを攻撃する代わりに、龍園クラスは堀北クラスに手を出さない
②綾小路がAクラスに上がった後、龍園の8億ポイント計画の手助けをする
しかしこの契約は綾小路によって破棄されてしまいました。
もともと正式に書面などで契約していたわけではなかった模様。
綾小路が8億ポイント作戦に協力しないとなると、
この作戦の実現はかなり厳しいと思われます。
しかし龍圓は「これから8億ポイント作戦を実行するためにプライベートポイント重視にする」と発言。
もしかしたらこの龍圓の発言はハッタリかもしれませんし、何か別の意図がある可能性も十分考えられます。
現在龍圓クラスは葛城の移籍もあって、ほとんどポイントは残っていないので、
本当にプライベートポイント重視でいくのであれば、協力相手としては坂柳しかいないと思います。
学年末試験後に2人が手を組んでプライベートポイントを集中させることもあるかもしれません。
龍圓クラスの方針がわかれば、坂柳の方から何か取引を持ちかけてくることも考えられるので、
この8億ポイント作戦の行方にも注目です。
神崎隆二について
![神崎 坂柳](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/01/image-134-711x1024.png)
前々から「もしかしたらホワイトルームの脱落者なのでは?」
という説もあった神崎ですが、坂柳・綾小路との会話からその線は薄くなりました。
この場面では神崎の父親はある有名企業の代表を務めており、綾小路父のことを慕っていたという事実が明らかになりました。
また坂柳理事長ともつながりがあったことから、
神崎と坂柳有栖は高校入学前からの知り合いだったようです。
神崎自身も綾小路父とは何度が会ったことがあるようで、
息子である清隆がとんでもない実力を持っていることに納得していました。
神崎はホワイトルームという単語を聞いても何ら動揺した様子がなかったことから、
父親つながりで綾小路父と関わりがあっただけと考えるのが自然かなと思います。
石上京について
石上は1年Aクラスの生徒で、入学前から綾小路父とともに高度育成高等学校に来ていたり、
政財界の人間であることが判明。
神崎いわく、常人では考えられないような発想ができる天才とのことです。
高度育成高等学校へ入学した今も、綾小路父と連絡をとっていることがわかり、
いずれは綾小路と戦うことになる可能性が高いと思われます。
石上にどんな役割が与えられているのか気になりますね。
また、石上がここまで何も動いていないことからも、
ホワイトルーム側が綾小路を本気で退学にしようとはしていないことは明らかです。
![](https://shimaarashi.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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![よう実2年生編1巻](https://shimaarashi.com/wp-content/uploads/2023/02/image-10-211x300.jpg)
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まとめ
今回はよう実2年生編8巻の気になった点を深掘りしていきました。
この巻は特別試験もなく、絡み重視だったので、
これからの戦いに向けていろんな伏線が張られてました。
9巻は新しい生徒会長決めや何かしらの特別試験がある可能性が高いので、また楽しみに待ちたいと思います。