今回は無職転生~異世界行ったら本気出す~から、
パウロ・グレイラットについて解説していきます。
主人公ルーデウスの父親で、作中序盤から登場する人物ですね。
そんなパウロの過去やゼニスと結婚してからの日常、
クズと言われてしまう理由や、転移迷宮での死亡について詳しく見ていきましょう!
~目次~
パウロはどんな人物?
パウロはルーデウスの父親で、ゼニスの夫にあたる人物です。
ダメ親父感はありますが、どこか憎めないキャラクターですね。
そんな小物感ただようパウロですが、実はアスラ王国上級貴族「グレイラット家の長男」で、
もともとの身分は非常に高いです。
剣術の腕も相当高く、
剣術の3大流派である「剣神流」「水神流」「北神流」をすべて上級まで習得。
すべてを兼ね備えた理想的な剣士ですね。
しかしパウロは幼いころから悪ガキとして有名で、
父親と喧嘩したことがきっかけで12歳で家を飛び出し、その後は冒険者として活動していました。
『黒狼の牙』のリーダー
パウロはS級冒険者パーティ『黒狼の牙』のリーダーを務め、
エリナリーゼ、ギレーヌ、ギース、タルハンド、ゼニスという曲者ぞろいのメンバーを上手くまとめていました。
仲間からも信頼されていたパウロですが、非常に女癖が悪く、
パーティの女性陣には全員手を出しています(笑)
ちなみに、アニメでは侍女しては働いていたリーリャには過去に強引に夜這いし、
トラウマを植え付けたこともありました。
最終的には、ゼニスの妊娠が発覚したことにより『黒狼の牙』は解散。
このときパウロがメンバーに対して暴言を吐いたことによって、
喧嘩別れのような形になってしまいました。
パウロはクズと言われてる?
冒険者を引退した後は、ゼニスと結婚。
ゼニスが息子ルーデウスを出産して、無職転生の本編がスタートします。
パウロは安定した生活のために、
従兄弟にあたるフィリップ(エリスの父親)を頼り、
ブエナ村の下級騎士としての地位を獲得。
ゼニス、ルーデウス、侍女リーリャとともに幸せな生活を送っていました。
しかしパウロは作品ファンからクズと蔑まれることが多いキャラでもあります。
ルーデウスを叱るシーン
ルーデウスはある日、いじめられていたシルフィを助けます。
その後いじめっ子の母親が「息子がルーデウスに殴られた」と文句を言いに来ました。
それを聞いたパウロはルーデウスの話を一切聞かず、
「悪いことをしたら、ごめんなさいだ!言い訳するな」と一方的に叱り、
さらにはルーデウスに手をあげてしまいます。
これだけ見るとだたのクソ親父ですが、その後ルーデウスの事情を知ったパウロは、
自分の非を認め、素直に謝罪していました。
パウロは自分が父親と喧嘩別れしているため、
ルーデウスとはそういう関係にはなりたくないと思い、素直に謝りました。
ゼニス、リーリャが同時に妊娠
パウロは妻のゼニスだけでなく、侍女のリーリャにも手を出していました。
ゼニスはゴミを見るような目でパウロをビンタ。
一方的にパウロが悪いようにも見えますが、
実は最初に誘惑したのはリーリャなんですよね(笑)
リーリャは毎晩のように2人の致している声を聞いて、性欲が抑えきれなかったようです。
なので一方的にパウロが悪いとはなかなか言い切れない…。
ちなみにこの騒動はルーデウスが機転を利かせて解決。
家庭崩壊の危機はなんとか免れました。
フィットア領転移事件
娘のノルン、アイシャが生まれ、幸せな生活を送っていたパウロでしたが、
フィットア領転移事件が発生し、今までと状況が一変します。
パウロは娘のノルンとともにアスラ王国南部の草原に転移。
その後ノルンを抱えてブエナ村に戻りますが、そこには何も残っておらず、
パウロは行方不明の家族を捜索を行うことになります。
最初はすぐに見つかるだろうと考えていましたが、
難民の発見よりも死亡報告の方が多い状況に、だんだん心が荒んでいくことに。
今まで大きな挫折を経験したことのなかったパウロは
「自分の家族がとっくに死んでいるかもしれない」という逆境に立ち向かう力は残っていませんでした。
ルーデウスと再会
酒におぼれて自分の目的を見失いそうになっていたパウロは、
ミリス神聖国でルーデウスと再会。
親子喧嘩
感動の再会になるかと思いきや、
エリスとルイジェルドとの旅を楽しそうに語るルーデウスに対して強く当たってしまいす。
この時のパウロにはルーデウスの近況を把握している心の余裕はありませんでした。
やがて2人は言い争いになり、最終的に殴り合いにまで発展。
もはや親子関係の修復すら難しい状況になってしまいました。
ギースの手助け
ルーデウスと喧嘩をした後、元『黒狼の牙』のメンバーであるギースと再会。
そこで魔大陸を旅することの大変さやルーデウスも必死に頑張っていたことを伝え、
「お前は11歳の息子に期待しすぎなんだよ」とアドバイスを送ります。
それを聞いたパウロは息子に対して言ってはいけないことを言ったと反省。
翌日、酒場でルーデウスに謝罪し、2人は仲直りすることができました。
このシーンはガチでボロ泣きしました(´;ω;`)ウッ…
ゼニスの捜索(原作12巻)
その後、ルーデウスがアイシャとリーリャを保護。
残りはゼニスのみとなります。
転移迷宮へ
パウロは、魔界大帝キシリカ・キシリスによってゼニスの居場所を突き止めたロキシー、タルハンド、
そしてなぜがゼニスの居場所を知っていたギース(ヒトガミが関係)らとともに、
ベガリット大陸の転移迷宮に足を運びます。
しかし迷宮の難易度は非常に高く、攻略は思うように進みませんでした。
ルーデウスの合流
その後ギースの救援要請を受けたルーデウスとエリナリーゼが合流。
パウロは成長したルーデウスとの再会で元気を取り戻し、
加わった2人の戦闘力とルーデウスが持ってきた転移迷宮についての本のおかげで、
ついに迷宮最深部にたどり着き、ゼニスを発見します。
パウロの死亡
パウロは迷宮最深部で、魔力結晶に囚われていたゼニスを発見。
しかしその前にラスボス「マナタイトヒュドラ」が立ちふさがります。
再生能力を持つヒュドラに、パウロ一行は苦戦を強いられますが、
なんとか弱らせていきます。
しかし最後の最後でルーデウスを庇ってパウロは死亡。
6年間必死に探し続けたゼニスとの再会が叶うことはありませんでした。
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まとめ
今回は無職転生パウロについて解説していきました。
パウロは褒められない行動も多かったキャラですが、
最後の最後まで家族のために戦い抜きましたね。
ちなみに12巻でパウロは死亡しますが、
原作の終盤で冥王ビダに取りつかれたルーデウスの夢の中で再登場しています。
今回紹介しきれなかったエピソードも多くあるので、
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズも読んでみてください!