今回は「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」通称ロシデレの第5巻について、
ネタバレや感想、マーシャと政近の過去、
そして中盤のマーシャと最後のアーリャの言ったロシア語の意味などを解説していきます!
~目次~
ロシデレ5巻はどんなお話?
5巻は4巻ラストの続きから始ります。
4.5巻でキャラクターの深掘りをしてくれたので、5巻は今まで以上に楽しめる巻になりました。
政近は初恋の相手がマーシャだということに気づき、
アーリャとマーシャ、この2人とどう向き合っていけばいいのか悩みます。
その後夏休みも明け、2学期がスタート!
生徒会長戦の行方を大き左右する学園祭に向けて、
政近とアーリャは準備を進めていきます。
5巻 ネタバレと感想
政近とマーシャの過去(プロローグ)
さーくん(政近)とまーちゃん(マーシャ)の過去のエピソードから5巻スタート!
6年前、日本語が上手く話せなくてイジめられていたマーシャをみた政近は、ロシア語で彼女に声をかけます。
ロシア語で話してくれたことが嬉しかったマーシャは、政近を遊びに誘います。
このとき政近はマーシャに一目惚れ。
当時周防家を出て無気力になっていた政近にとって、マーシャの存在は心の拠り所になっていました。
その後2人は別れることになりますが、マーシャも6年間ずっと政近のことを思い続けていました。
2人の再会(1話)
政近とマーシャは、6年前にいつも一緒に遊んでた思い出の公園で再会を果たします。
政近がマーシャに捨てられてと思っていましたが、実は勘違いということが発覚し、
マーシャは政近に対して、
「うん……好きだよ?ずっと好き。あなただけが、ずっと好き」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』5巻
とド直球すぎる告白。
それでもマーシャはすぐに返事は求めず、
「アーリャちゃんの気持ちにもちゃんと向き合った上で、私を選んでくれるなら、そのときは告白してほしい」
と政近に優しい言葉を投げかけます。
そして最後に政近の頬にキスをして、マーシャは公園を後にしました。
意外とあっさり終わってしまった感はありましたが、マーシャの気持ちを思うとなかなか切ないですね……(>_<)
有希の愛情(2話)
マーシャとの再会を終え、政近は家に帰ったところ、有希と綾乃が来ていました。
有希は、兄に何かあったのではと察し、いつも通りじゃれ合った後、
「わたしにとってお兄ちゃんは、今も昔も変わらず大好きなお兄ちゃんだから……だから周防のことは気にせず、堂々と幸せになっていいんだよ?」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』5巻
と政近への愛情を口にします。
2話の時点で神巻になる予感がしてました(^^)/
手のひらフリック(3話)
夏休みのある日、
政近とアーリャは、いざというときの意思疎通のための打ち合わせを始めます。
交渉の場などで嘘を言うときの合図として、
政近→左手で頭を掻く
アーリャ→左手で髪をいじる
を決めた後、隣り合っている状態での意思疎通方法として、
手のひらにフリック入力で文字を打ち込みむ練習をする2人。
練習中、色っぽい吐息を漏らすアーリャを前に、政近は自制心を試されるのでした。
バンド結成&新キャラ桐生院(4、5話)
政近の親友の毅と光瑠の所属してるバンドが崩壊し、文化祭ライブの出演に暗雲が立ちこめます。
バンド崩壊のエピソードはけっこう重かった……。
なんとか文化祭ライブをしたい毅は政近を頼り、政近は「ボーカルにアーリャ」、「ベースに沙也加」、「キーボードに乃々亜」をスカウト。
晴れて5人のバンドメンバーが揃います。
また、4話で登場した桐生院という新キャラなんですが、
妙に悪役強キャラ感あり、今後生徒会長戦に参戦してくることが予想されます。
着替えイベント(6話)
アーリャの提案で、バンド名が「Forutitude」に決定。(不屈の精神みたいな意味)
その後、政近が生徒会室で仮眠をとっていたところ、
新しい夏服に着替えたかったマーシャが生徒会室にやってきます。
夏休みの再会以来、マーシャ初登場!!
マーシャは政近の寝顔を見て、「ふふふ♡さーくんおねむさんだ♪」と少し暴走気味(笑)
ロシア語では何か意味深なセリフを吐いていました。
そんなときに、同じく夏服に着替えたかったアーリャも生徒会室に来て、
政近が寝ているうちに着替えようと服を脱ぎますが、、、
政近のアラームがなって起きてしまうというお約束イベントが発生しました。
マーシャのロシア語の意味は??
ロシア語の部分を切り取って翻訳してみたところ、
・あなたとアーリャちゃんはうまくいかないor運命じゃない
・あなたがアーリャちゃんのそばにいることに我慢できないの
というような意味だったとわかりました。
アーリャの決意(7話)
文化祭に向けての本格的な準備が始ります。
アーリャは、文化祭準備で関わってくる政近の知り合い達が、
政近が有希とパートナーを組んでいないことに違和感を覚えているのを感じます。
そこでアーリャは、「自分こそが政近のパートナーに相応い」ということを周囲に認めさせようと決意します。
アーリャの成長と政近の嫉妬(8、9話)
アーリャはバント活動を通じて、自分からメンバーのフォローに回ったり、
冗談を言って場の空気を和ませたりと、確かな成長が感じられました。
一方政近は、アーリャがバンドの中心としてメンバーと仲良くしているのに嫉妬の感情をおぼえます。
ここはめちゃめちゃ面白かったですね(笑)
政近は自分がやきもちを妬いていたことを、アーリャに正直に告白。
アーリャは小悪魔的な笑みを浮かべながら、政近の頬にキス。
そして【あなたは特別だから】とロシア語で呟くのでした。
その裏で、桐生院が生徒会長の座を狙って、コソコソ何かしている……。
クイズバトル(10,11話)
文化祭にて、有希とアーリャのクイズバトルがスタート!
アーリャは途中、トレンドに関する問題で躓き、有希に差をつけられますが、
政近と共に立つに相応しい人間だと認めさせるために、
「私は、私だけの力であなたに勝ってみせる。絶対に、負けない」
©燦々SUN/角川スニーカー文庫/『ロシデレ』5巻
と宣言。聴衆を沸かせます。
ちなみにこのクイズゲームは、
「観客1人1人が正答率を操作することで、アーリャと有希に入る得点を操作できる」
という特殊ルールがあり、「有希VSアーリャ」に裏で、「政近VS綾乃」の仕掛け合いもあって非常に読み応えがありました。
結果は見事アーリャの勝利!
桐生院が何をしたかったのかは、謎でした(笑)
最後のロシア語は?
恒例の最後のロシア語は、【絶対よ!】でした。
図らずもプロポーズのような態勢をとり、それっぽいセリフを吐いてしまったことを恥じている政近が、
「ここは男らしく、婚約を申し込むべきですかねぇ?」と、反撃したのに対してのロシア語です☆
5巻も最高でした(^^)/
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まとめ
今回は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』についてまとめてみました。
5巻はマーシャのエピソードが少し弱いのと、新キャラの桐生院が小物感満載だったのが気になりました(笑)
6巻は文化祭の後半になると思うので、バンドのステージやデートなどのイベントが楽しみですね!
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズを読んでみてください!