今回は2023年に放送予定の無職転生2期に向けて、
原作7~12巻の内容をまとめていきたいと思います。
エリスと別れた後の失意の魔術師編、ラノア魔法大学でのシルフィとの再会や、
ゼニス救出&ロキシーとの進展について詳しく見ていきましょう!!
~目次~
アニメ2期の内容は?
無職転生のアニメ1期では、原作小説1~6巻を全23話+番外編1話で描いていました。
2期も公開されたPV見る限り、原作小説7~12巻の計6巻分をアニメすると思います。
おおまかな内容としては
ルーデウスはエリスと別れた後、ゼニスの探すために冒険者として名を馳せていきます。
その後ラノア魔法大学から声がかかり入学。
幼馴染みのシルフィと再会して、いろいろありながらも2人は結ばれます。
幸せな結婚生活を送っていた2人でしたが、ギースからゼニス救出困難の知らせが届き、
ルーデウスはエリナリーゼとともに迷宮都市ラパンへ向かいゼニスを助け出します。
様々な出来事が重なり落ち込むルーデウスですが、それをロキシーが支え、彼女を2人目の妻として迎え入れることになりました。
ここまでざっくりとした2期の内容になると思われます。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
失意の魔術師編(原作7巻)
「自分はエリスに捨てられた」
と思い込み気力を失っているルーデウスでしたが、
母親のゼニスを探すという目的を思い出し、たった一人でゼニス捜索に旅立ちます。
そこでルーデウスは、
「冒険者としても知名度が上がれば、ゼニスも自分の存在に気づいて接触してくるかもしれない」
と考えて様々なパーティーと依頼に向かい、自分の名前を広めようとしていきます。
そこでBランクパーティーの『カウンターアロ』と出会います。
サラとの出会い
サラは『カウンターアロー』の弓使いとして活動していました。
年齢は当時ルーデウスより少し年上の16歳。金髪ショートヘアが特徴の女の子です。
サラはルーデウスがグレイラット家の貴族の血が流れていることを知り、
彼に対してとげとげしい態度で接します。
サラはグレイラット家の怠惰のせいで、両親が魔物に襲われて死亡してしまったことを根に持っています!
ですがルーデウスが『カウンターアロー』の面々と行動をともにし、
何度が仲間のピンチを救っていくうちに、サラもルーデウスのことを認めるようになっていきます。
サラとルーデウスが急接近
ある日、『カウンターアロー』がルーデウス抜きで依頼に行くことがあったのですが、
スノーバッファローという魔物に襲われてメンバーの一人が死亡。
サラもはぐれて行方不明になってしまいました。
そのことを聞いたルーデウスは大雪の中たった一人でサラを助けに向かい、
死にかけだったサラを見つけて、治癒魔術を施します。
ルーデウスはこのときの心情を、
なせこんなことをしているのか、俺にはわからない。
きっと無駄足になるだろうということはなんとなくわかっている。それでも行きたかった。
理不尽な孫の手・KADOKAWA刊/無職転生7巻
と独白していました。
このことがきっかけで、サラはルーデウスへの恋心を自覚します。
その後サラはルーデウスをデートに誘い、
エリスと別れたショックで性欲のあまりなかったルーデウスも元気になっていき、
2人は良い雰囲気でデートを楽しみます。
まさかの○○発覚
デートも終盤。サラはルーデウスに、
「あんたの部屋に行ってもいい?」と積極的に誘惑。
ルーデウスに体を預ける覚悟をしていたサラは、彼の部屋へ行き、行為に及ぼうとしたところ……。
ルーデウスが体に異変を感じます。
そう、息子が立たなかったのです。
ルーデウスはエリスのことがトラウマとなって、なんとEDになっていました。
それに焦りを感じるルーデウスと、立つはずのものが立たないことに戸惑うサラ。
ルーデウスは私になんの興味も抱いていないのか。
そんなことを考えていたサラは、一言「最悪」とつぶやき、
ルーデウスの部屋を後にしました。
サラとの絶好と別れ
ルーデウスのEDのせいで、今までのサラとの良い雰囲気が総崩れに。
失意のどん底のルーデウスは、S級冒険者のゾルダートに今回の件を相談します。
そしたらゾルダートが「プロなら治せるかもしれない」と彼を夜の街へ連れていきます。
しかしプロの娼婦の技でも、ルーデウスの病気は治らず。
朝までやけ酒を飲んでいたルーデウスは酔っぱらったはずみで、
「あんなガキみたいな女、こっちから願い下げだってんだ。やっぱ女なら、エリーゼみたいなバインバインじゃなきゃダメだ!」
理不尽な孫の手・KADOKAWA刊/無職転生7巻
と、うっかり口にするんですが、
ちょうどその時、ルーデウスを探しに来ていたサラに聞かれてしまいます。
当然、サラは激怒し、ルーデウスにビンタを食らわせます。
心がボロボロになり、もう町にいられなくなったルーデウスは、
ゾルダートとともにネリス公国へと旅立ちます。
一方頭の冷えたサラは、娼婦からルーデウスの病気のことを聞いて、
ルーデウスに謝ろうと彼を探しますが、すでにルーデウスは町から出てしまっていました。
ラノア魔法大学編(原作8~9巻)
サラと別れたルーデウスは、その後ゾルダートのパーティと活動しながら実績を残し、
土魔術を多用することから「泥沼のルーデウス」と呼ばれるようになります。
そんなルーデウスのもとにラノア魔法大学から、特別生としてぜひ入学して欲しいという手紙が届きます。
ちょうどそのとき夢の中にヒトガミが現れて、
「ラノア魔法大学へ入学すれば、男としても自信が取り戻せるでしょう」
といつものようにルーデウスに助言を与えます。
EDが治るかもしれないと思ったルーデウスは、ラノア魔法大学への入学を決意し、
一緒にいたエリナリーゼとともに魔法都市シャリーアへ向かいます。
無言のフィッツ
ラノア魔法大学に入学したルーデウスは、入学の際の模擬試験にて早速シルフィと再会します。
ですがシルフィは以前と髪の色も違い、男装していたので、ルーデウスに気づいてもらえませんでした。
シルフィはフィットア領転移事件でアスラ王国の上空に転移し、魔術を行使して一命を取りとめます。
その際に魔力が枯渇した影響で、髪が白くなってしまったようです。
その後シルフィはアリエル王女に魔術の才能を買われ、彼女の護衛をすることになりました。
シルフィはルーデウスに会えたことに喜んでいましたが、彼女自身臆病なところがあり、
ルーデウスに覚えていないと言われるのが怖くて、自分の正体を明かせずにいました。
そのためシルフィは、「フィッツ」としてルーデウスと接していくことになります。
「フィッツ」はルーデウスと一緒に転移事件の原因について調べたり、
何かとルーデウスに頼られることも多かったりして、やがて彼のことが好きだとハッキリ自覚するようになります。
ルーデウスの人間関係
一方ルーデウスはラノア魔法大学入学後、
解毒や治癒魔術の授業を適当に受講しつつ、EDを治すための手がかりを探していました。
そんな中、シーローン王国で会ったザノバと再会し、彼に人形作りを教えることになります。
ザノバは魔力が使えず不器用だったため、奴隷市場から炭鉱族のジュリを買取り、3人で人形の研究と製作に励みます。
また獣族のリニアとプルセナによって、ロキシー人形が破壊されるという事件が発生。
自分が魂込めて作った人形を蔑ろにされて怒り狂ったルーデウスは、リニアとプルセナを監禁して反省させます。
その後2人からは「ボス」と呼ばれるようになりました。
ルーデウスは学園内で番長的なポジションのリニア、プルセナを屈服させ、
さらに魔王バーディガーディを倒したことでどんどん有名になっていきました。
シルフィとルーデウス
ルーデウスの周りに人が集まりはじめているのを見て、
彼が別の女に取られてしまうかもしれないと焦るシルフィ。
そんないつまでもウジウジしているシルフィを見かねたアリエルは、
シルフィに自分の気持ちをちゃんと伝えるよう助言し、ついに正体を明かすよう動いていきます。
アリエルは、シルフィの「男の子に間違えられてパンツを脱がされた」という過去の話を聞いて
「ルーデウスがシルフィの服を脱がすシチュエーションを作れば、彼が思い出すのでは?」
と考えて作戦を立てます。
この作戦自体は思うように進みませんでしたが、
シルフィは自分のサングラスをルーデウスに取らせることで、ついに素顔をさらします。
そこでようやくシルフィであることに気づいたルーデウス。
シルフィは、
「ルディが好きでした。今はもっと好きです。もう離れないでください。ずっと一緒にいたいです」
理不尽な孫の手・KADOKAWA刊/無職転生9巻
と自分の思いを伝え、2人は結ばれることになりました。
シルフィはルーデウスがEDで悩んでいることを知っても幻滅することはなく、
彼の病気を治そうと必死に頑張り、最終的には媚薬まで使ってルーデウスを救いました。
ナナホシとの出会い
ルーデウスは同じくラノア魔法大学の特別生で、「サイレント・セブンスター」と名乗っているナナホシと出会います。
彼女もルーデウスと同じ転生者であり、ずっと故郷へ帰るための魔方陣の研究をしていました。
しかしナナホシ自身は魔力を使うことができず、魔力総量の高いルーデウスが彼女の実験の手伝いをすることになりました。
ちなみにナナホシとルーデウスの関わりも、シルフィが焦燥感を募らせる要因になっていました(笑)
新婚編(原作10巻)
シルフィの告白を受けたルーデウスはその思いに答え、2人は結婚することになります。
原作10巻では、
・シルフィを妻として迎え入れるための家探し
・結婚披露宴
・2人のイチャイチャ生活
が存分に描かれていました。
過激なシーンも多いので、アニメ化が待ち遠しい……!!
ちなみに結婚披露宴にて、エリナリーゼがシルフィの祖母だったという真実が明かされたのはかなり衝撃でした。
エリナリーゼとクリフについて
シルフィとルーデウスはめでたく結ばれた中、
なんとクリフとエリナリーゼも付き合うことになります。
エリナリーゼに一目惚れをしたクリフは、ルーデウスの紹介によって彼女に告白。
エリナリーゼに関しては、
・定期的に男性と交尾していないと死ぬ呪いを持っている
・今まで何人もの男と関係を持ち、子供も産んでいる
にもかかわらず、クリフは彼女を受け入れ、
「エリナリーゼの呪いは、僕が治してみせる!」と宣言します。
敬虔なミリス教徒であるクリフは、
生涯エリナリーゼを愛することを誓っていました。
妹編(原作11巻)
11巻ではルーデウスと再会した妹のノルンとアイシャの話がメインになります。
ノルンとアイシャはパウロのもとで生活していましたが、
パウロはゼニス救出のために魔物の多いベガリットへ行かなければならなくなり、
娘2人を連れて移動するのは危険と考えていました。
そんな中でルイジェルドと再会し、彼に娘達をルーデウスの元へと送り届けてもらうことにしました。
ルイジェルドとの再会
ルイジェルドは無事にノルンとアイシャを魔法都市シャリーアまで送り届け、
ルーデウスと再会します。
ルイジェルドは、ルーデウスがすでにシルフィと結婚していたことに驚き、
「エリスはどうした?」とエリスのことを心配していました。
すっかりエリスとルーデウスが結ばれたと思っていたルイジェルドは、
少し寂しそうな様子でルーデウス邸を後にしていきました。
ちなみにシルフィには若干冷たい感じでした(笑)
ノルンとアイシャの関係
なんでもそつなくこなす優秀なアイシャ。
平凡かややそれ以下の成績のノルン。
アイシャは少々天狗になりがちで、ノルンに突っかかることが多く、
ノルンもまた意地っ張りで、アイシャの優秀さに負い目を感じており、
2人の関係はあまりよくありませんでした。
アイシャについて
アイシャはルーデウスからラノア魔法大学に通うことを勧められますが、
「お兄ちゃんに仕えるためにずっと頑張ってきました!」と学校に行こうとしません。
試しに入学試験を受けてみたところ、結果は満点。
アイシャは学校に行かないくても大丈夫だと証明し、ルーデウス邸で働くということになりました。
アイシャは家でもルーデウスにべったりで、いつも元気いっぱいに動き回っていました。
ノルンについて
ノルンはアイシャとは正反対で、ルーデウスとは距離を置いていました。
彼女はラノア魔法大学に通うことになり、寮生活がしたいと言い出します。
ルーデウスは10日に1度家に帰ってくることを条件に寮生活を許可。
ですがノルンは、アイシャやルーデウスとも距離があり、
あまり友達も出来なかったため、心病んでいってしまいます。
そんなノルンの状態を知ったルーデウスは、彼女の部屋を訪れ、
「ノルン、ごめんな。お前、こっちに来てから、辛いだろ?」
理不尽な孫の手・KADOKAWA刊/無職転生11巻
と不器用ながらもノルンに歩みよります。
そしてノルンは父親パウロの同じ温もりを感じながら、ルーデウスの胸の中で涙を流しました。
その翌日からノルンは元気を取り戻し、積極的に剣術や魔術の勉強に取り組むようになっていきます。
迷宮編(原作12巻)
シルフィの妊娠も発覚し、充実した毎日を過ごしていたルーデウスの元に、
ギースから一通の手紙が届きます。
『ゼニス救出困難、救援を求む』
ルーデウスは、妊娠しているシルフィを置いてでもゼニスの助けに行くか悩んでいました。
しかしノルンの思いを聞き、ゼニス救出に参戦することを決意。
ルーデウスはエリナリーゼとともにベガリット大陸の迷宮都市ラパンへ向かうことになりました。
ロキシーとの再会
魔界大帝キシリカ・キシリスの魔眼を使ってゼニスの居場所を知ったロキシーとタルハンンドは、
パウロと合流してゼニスの救出に向かっていました。
しかし迷宮の攻略難易度は非常に高く、
うっかり足を踏み外したロキシーが迷宮の中で迷子になってしまいます。
そんなときに、ギースの出していた救援要請によって、
魔法都市シャリーアからルーデウスとエリナリーゼが参戦。
迷宮の中で死にそうになっていたロキシーをルーデウスが助け、2人は久しぶりの再会を果たします。
ロキシーは成長したルーデウスの姿に一目惚れしてしまいます。
ゼニスの救出
ルーデウスとエリナリーゼが加わったことで戦力が大幅にアップし、
ついに迷宮の最深部にたどり着き、ゼニスを発見します。
その前に立ちふさがるのは強敵「マヌタイトヒュドラ」。
最終的になんとか倒すことができましたが、ルーデウスを庇ってパウロが死亡。
救出したゼニスは廃人のような状態になっていました。
失意のルーデウス
パウロの死亡と、救い出したゼニスが廃人になっていたショックで、
ルーデウスは食事も喉を通らずかなり危険な状態になっていました。
そんな彼を救いだしたのはロキシー。
「男性は辛いとき、女性を抱くと気分が晴れる」というエリナリーゼの入れ知恵で、
ロキシーはルーデウスと誘惑。
ルーデウスはロキシーを押し倒し、八つ当たりのように乱暴に……。
ロキシーのおかげで、少し元気を取り戻したルーデウスは、魔法都市シャリーアに戻ります。
ロキシー・ミグルディア・グレイラット
ルーデウスがもうすでに結婚していることを知ったロキシーは、
ルーデウスへの想いは封印し、距離を置こうと考えていました。
ですがエリナリーゼの根回しもあり、ルーデウスも悩んだ末、
ロキシーを2番目の妻として迎え入れることになりました。
ノルンはこのことに猛反対しますが、シルフィは
「…正直ね。ボクは時間の問題だと思ってたんだ。別の女の人を連れてくるの。いつまでもボクひとりでルディを独占できるとは思ってなかったよ」
と発言し、自分ひとりではルディは支えられないと、ロキシーを受け入れました。
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まとめ
ざっくりとした説明でしたが、
今回はTVアニメ無職転生2期で描かれるストーリーについて解説していきました。
無職転生は家族の絆や友情という側面を強く描いている作品なので、何度振り返っても泣けますね…。
アニメの放送も待ち遠しいですが、ぜひ原作も読んで無職転生の世界観や面白さを共有出来たらうれしいです!
気になった方はぜひ原作小説やコミカライズも読んでみてください!