今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ』通称よう実の2年生編2巻のネタバレ解説をしていきます。
綾小路の数学満点や、軽井沢とのお家デート、
そして全学年無人島試験の開催が発表されてグループ作りに動き回る生徒たちについて、
詳しく見ていきましょう!
~目次~
『2年生編2巻』主な出来事
- 綾小路の数学満点騒動
- 堀北が生徒会入り
- 軽井沢とのお家デートに天沢が乱入
- 無人島サバイバルの開催が発表される
- 綾小路とグループを組みたい人たち
- 一之瀬と坂柳が手を組む
- 宝泉・天沢・七瀬が3人グループを作る
- 椿と宇都宮が綾小路に接触
- 桐山の思惑と鬼龍院の初登場
- 葛城のクラス移籍
- 高円寺と堀北の約束
- 動き出す七瀬
綾小路が数学満点
綾小路が数学のテストで学年で唯一満点を取ったことに、クラスは混乱。
この数学のテストは、教師でも解けないくらいハイレベルだったため、
単純な偶然では片づけられない問題でした。
「綾小路が本当は自分よりも学力が高いにもかかわらず、それを隠していたのではないか」
と思い、プライドが傷つけられた幸村は、綾小路グループの脱退を考えるほど落ち込んでいました。
その他も綾小路に懐疑的な意見を言うクラスメイトもいましたが、
「綾小路は堀北の指示で実力を隠していた」ということで一旦場は収まり
幸村も「クラスに貢献していた清隆を責めるのは間違っている」と認め、無事に仲良りしました。
この綾小路の数学満点は、学校中で噂になり、
ついに綾小路の実力が明るみになってきました。
数学の試験で綾小路に敗れた堀北は、
約束通り生徒会に入るために南雲に挨拶しに行きます。
南雲に歓迎された堀北は無事生徒会に入ることができ、
これから生徒会長を目指す決意を固めていました。
やりたい放題の天沢一夏
綾小路と軽井沢が部屋でイチャイチャしていると、
天沢がまた料理を作ってほしいという名目で綾小路の部屋を訪れます。
1巻同様、1年女子に再び綾小路との時間を邪魔される形になり、軽井沢は苦悶の表情。
さらに天沢は軽井沢をからかって遊んでいたので、当然軽井沢は激おこ!
好き放題暴れ回った天沢は、嵐のように部屋を去っていきました。
無人島サバイバル試験の開催発表
全学年合同で「無人島サバイバル試験」が開催されることが発表されます。
ルールの一部
・クラス学年問わず、最大3人の小グループを作ることができる
・単独でも参加できるが、グループを組んだ方が有利
・試験中、最大6人まで大グループを作れる
・「基本カード」or「特殊カード」という無人島試験で使えるアイテムが1人1枚ランダムで渡される
順位 | 報酬 |
---|---|
1位のグループ | 300クラスP+100万プライベートP+1プロテクトP |
2位のグループ | 200クラスP+50万プライベートP |
3位のグループ | 100クラスP+25万プライベートP |
綾小路とグループを組みたい!
石崎・ひより・アルベルト
綾小路の実力を知る、石崎・ひより・アルベルトは、
龍園には内緒で綾小路を勧誘しに行きます。
石崎は綾小路に「自分のクラスのだれかと組んでくれればいい」、
「もし俺らがAクラスに上がったら、移籍してこい」と勢いに任せた交渉をしてきますが、
綾小路はYesとは言わず、勧誘は失敗に終わりました。
松下千秋
松下は次の無人島サバイバルで、綾小路とグループを組むのが一番得策だと考え、
「もちろん試験中は、全部綾小路くんの指示に従うつもり」
衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編2巻
そう言って綾小路を誘いますが、
ホワイトルーム生に退学を狙われている綾小路は簡単に誰かとグループを組むことが難しいため、
「まだ考え中」の旨を伝えます。
強くプッシュしても仕方がないと考えた松下は、
綾小路に自分の連絡先の書いた紙を渡してその場を後にします。
一之瀬と坂柳の協定
坂柳は無人島試験の概要が発表されてすぐ、一之瀬をカフェに呼び出します。
「厳しいお言葉を続けて恐縮ですが、一之瀬さんのクラスがDクラスに転落するのは時間の問題だと私は考えています」
「私と手を組みませんか?一之瀬さん」
衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編2巻
と坂柳は一之瀬との協力関係を提案。
B~Dの3クラスが結託することを恐れる坂柳と、
まずは安定した地位を取り戻したい一之瀬の利害は一致し、2クラスの同盟が成立します。
椿と宇都宮が綾小路に接触
宇都宮は同じクラスの波多野という生徒が退学になった件について、
その犯人が宝泉なのではないかと疑っていました。
そこで宇都宮と椿は、宝泉に左手をやられた綾小路に
「宝泉を退学させるために手を貸してほしい」と協力を要請。
綾小路はその要請に断りますが、宇都宮は再び食い下がろうとします。
ですが会話がおぼつかない宇都宮を見た椿がフォローに入り、綾小路と交渉。
結局、綾小路の協力は得られず、
綾小路は宇都宮よりも椿の方が優れた生徒と判断し、彼女への警戒を強めていました
宝泉・天沢・七瀬のグループ
宝泉は綾小路を退学させるための戦力として天沢一夏をグループに勧誘。
天沢はそれ相応の見返りを要求し、綾小路を退学させたら、
・報酬の2000万プライベートポイントは天沢のもの
・綾小路を退学に追い込んだという名誉は宝泉のもの
という条件で交渉は成立。
宝泉・天沢・七瀬という強グループが完成しました。
鬼龍院の初登場
綾小路が桐山に「無人島試験で余計な邪魔はするな」と忠告を受けていたところ、
3年Bクラスの鬼龍院楓花が登場します。
鬼龍院は学力・身体能力ともにA+の化け物ですが、素行に問題がある様子。
普段誰にも興味を示さない鬼龍院でしたが、
「勘だよ。私の勘が、ただ目の前をすぎていく君がただ者ではないと告げているのさ。」
©衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編2巻
と一瞬で綾小路の実力を察し、興味を持ったようです。
鬼龍院は「無人島試験での対決を楽しみにしている」と告げ、綾小路はその場を後にしました。
葛城の移籍
坂柳に完全にクラスの実権を握られ、
龍圓と結んだ毎月2万ポイントの契約でクラスメイトに顔向けできない葛城は、
もはやクラス内での発言権はありませんでした。
そこで龍圓が葛城を「俺のクラスに来いよ」と勧誘します。
最初は葛城も龍圓と協力する気はないようでしたが、
・クラス移籍に必要な2000万ポイントを用意できること
(無人島試験での契約を、Aクラスから500万受け取ることによって破棄する)
・葛城自身も坂柳に対して恨みがあること
・龍圓がもし坂柳を倒したとしても、葛城がいるとなると厄介なため先手を打てる
と龍圓が本気で迎え入れようとしているのが伝わり、
葛城も納得する形で龍圓クラスへ移籍しました。
無人島試験前にて
高円寺と堀北の約束
堀北に「この試験は本気で挑むのか?」と問われた高円寺は、
「もし私が無人島サバイバルにおいて好成績を残したら、卒業までの間、私の完全なフリーダムを約束してもらいたい」
衣笠彰梧/トモセシュンサク/ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編2巻
と堀北に提案します。
それに対して堀北は、
・好成績という曖昧なものではなく、単独で1位を獲得すること
・もしできなければ、次の特別試験ではクラスに協力し、成果を出すと約束してもらうこと
を条件とし、高円寺も了承しました。
動き出す七瀬
この巻のラストで、
七瀬が無人島サバイバルで綾小路を退学させるために、本格的に動きだすことが明らかになりました。
『よう実』読むならこちら!!
よう実読むならeBooksJapanがおすすめです!!
よう実はアニメでカットされてしまった場面が多くあります。
よう実をもっと知りたい方は、ぜひ原作小説を読んでみましょう!
★作品数85万冊以上
★5000冊以上試し読み無料
★ 初回ログインで70%OFF×6回クーポンがもらえる!
★PayPay支払いもできてポイントも貯まりやすい!
⬇ ⬇ ⬇
まとめ
今回はよう実2年生編2巻についてのネタバレをまとめました。
この巻では特に多くな動きはありませんでしたが、
綾小路の本当の実力がだいぶ広まってきたことを印象付ける巻になりました。
今回紹介した以外にも、細かなエピソードがたくさんあるので、
気になった方はぜひ原作を読んでみてください!