今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ』通称よう実から、
月城理事長代行について解説していきたいと思います!
1年生編終盤から、表面上は綾小路を退学させるために派遣されたキャラクターですね。
そんな月城の強さや綾小路父との関係性、そして本当の目的について詳しく見ていきましょう!!
~目次~
月城はどんな人物?
月城は1年生編の終盤から坂柳父に代わって、
臨時で高度育成高等学校の理事長を務めることになった人物です。
ホワイトルームの指導者である綾小路の父親から派遣された月城は、
綾小路を退学させるために動いていくことになります。
強さは?
結論、月城は相当な実力者!
綾小路父に認められて高度育成高等学校へ送りこまれていることからも、
頭脳・身体能力ともに非常に高いレベルにあることが覗えますが、
綾小路も「普通の学生がどうこうできるレベルじゃない」と月城の実力を評価してました。
実際、2年生編4巻の無人島試験でも、綾小路と互角に戦っていましたね(笑)
クラス内投票の実施
理事長代行に就任した月城は、着任早々、
1年生に対して臨時の特別試験『クラス内投票』の実施を決定します。
この『クラス内投票』はクラス内で1人強制的に退学させる試験になるので、
1-Aクラス担任の真嶋は、「これはあまりに理不尽だ」と必死に抵抗。
しかし月城は、
・これまでの特別試験にも常に退学するリスクは含まれていたこと
・この学校はまだまだ歴史が浅く、様々なことを試していくべきであること
・譲歩として「プロテクトポイント」の導入を認めたこと
を理由に、真嶋の言い分を全く聞き入れるつもりはないようでした。
坂柳有栖にも指示を送る
月城は、坂柳有栖に綾小路を退学する手助けをするようにとメールを送っていました。
教師が生徒を退学に追い込むのは難しいため、坂柳に協力を要請したという形になります。
しかし坂柳はこれをガン無視し、
さらに特別試験で綾小路にプロテクトポイントが付与されるように後押ししてました(笑)
綾小路・坂柳と接触
『クラス内投票』の後、
空き教室で綾小路と坂柳が密会しているところに月城が登場。
そして指示を無視した坂柳の杖を蹴飛ばし、
彼女を庇って身動きが取れなかった綾小路に一撃を食らわせます。
そして綾小路に対して、
「さて、父親からの伝言だよ。『これ以上子供のお遊びに付き合う必要はない。すぐに帰ってこい」とのことだそうです。イエスなら2回瞬きをしようか」
「抵抗のひとつでも見せてくれませんか?普通の高校生じゃないところを見せてくださいよ」
と挑発しますが、
綾小路が全く反撃の意思がないことを悟ると、
「4月から正式に動いていくのでお楽しみに」と伝えて去っていきました。
学年末試験に介入
『クラス内投票』で綾小路にプロテクトポイントが付与されてしまったことが想定外であった月城は、
彼のプロテクトポイントを奪うために学年末試験に介入します。
学年末試験では「綾小路VS坂柳」の司令塔対決が行われることに。
この試験では、負けたクラスの司令塔は退学するというルールがあるため、
月城は試験に強制介入し、綾小路を陥れようとしていました。
月城の介入で堀北に送ったチェスの指示を書き換えられてしまった綾小路は、
坂柳に敗北し、プロテクトポイントを剥奪されることになります。
再び綾小路に接触
春休みのある日、
一人で買い物をしていた綾小路のもとに月城が登場。
そして月城はホワイトルームのことなどについて話しはじめます。
ここでは、
・ホワイトルームに関してかなり詳しく、教育を受けた生徒の行く末も把握していること
・ホワイトルームは「馬鹿げていて、恐ろしいモノ」と評していること
・綾小路父に相当近い人物であること
が判明しました。
そして最後に、「新入生としてホワイトルームから1名呼び寄せるから、
4月中に見抜けたら身を引く」と綾小路に提案。
月城はこれまで常に綾小路に挑発的な姿勢を見せていることから、
退学させようとしてるというよりかは、「能力を試している」
「さらなる成長を促している」という方がしっくりくる感じがします。
2年生編での動き
ホワイトルーム生+七瀬を送り込む
そして松雄栄一郎の幼馴染である七瀬を使い、綾小路を追い詰めようとしてきます。
ですが月城の目的が綾小路の退学のみであるなら、
特別試験の結果を改ざんしたりカンニングなどの何かしらの理由をつけて、
綾小路を退学にすることもできたはず。
そういった有効な手段もとらず、文化祭、体育祭でも何の動きも見られなかったことから、
本気で綾小路を退学させようとは思っていないことがわかります。
無人島試験での「月城VS綾小路」
無人島試験最終日、
月城は綾小路にだけ別の目的地を指定エリアに設定し、彼をおびき寄せます。
そしてやってきた綾小路、興味本位で近づいてきた鬼龍院と、
月城・司馬の対決が実現します。
戦闘では「綾小路VS月城」「鬼龍院VS司馬」という形で、
鬼龍院は相当の実力者である司馬に対して数分間持ちこたえ、綾小路を助けました。
綾小路と月城と互角の勝負をしていたところ、
最後は真嶋先生と茶柱先生のおかげでバトルは終息。
そうして無人島試験は幕を閉じました。
月城の本当の目的は?
これまでの月城の行動を振り返ると、
「綾小路を退学させる」ことだけを目的に動いているとすると、不自然な点が多く見られます。
もし月城に綾小路を退学させる意思がなかったとしたら、
彼の役割としては、綾小路に試練を与え続けて能力の測る、
もしくは能力の向上させる役割を与えられていたと考えられます。
月城の登場によって、
綾小路が思考力を使わざるを得ない状況が圧倒的に増えましたし、
無人島試験では「月城VS綾小路」の1対1の戦闘で身体能力もしっかしチェックしています。
もしかすると、ホワイトルームでの教育を終えた綾小路の次のプログラムとして、
あらかじめ高度育成高等学校での教育が予定されていたのかもしれません。
そのらへんの詳しい話はこちらで考察しています。
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まとめ
今回はよう実の月城理事長代行について解説していきました。
月城の登場によって、綾小路の実力が発揮される場面が増えて、
ストーリーがより面白くなりましたね!
今回紹介した以外にも月城の登場シーンはたくさんあるので、
気になった方はぜひ原作も読んでみてください!