今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ』の主人公、綾小路清隆のクラス移動の件について解説していこうと思います。
2年生編6巻では、クラス移動をすることを独白で名言しており、現時点では一之瀬クラスへの移籍が濃厚となっていますが、
そんな綾小路のクラス移動のための伏線や行動についてまとめていきます！
原作のネタバレを含むのでご注意ください！！
ポチップ
～目次～
記憶に残る生徒になるために
原作11.5巻、卒業する堀北学から、
「生徒の記憶に残る存在になれ」
という言葉をかけられた綾小路は、
「オレが記憶に残る生徒になるために出来ること、それが生徒たちを育成し、成長させることにあるんじゃないだろうか。成長させた生徒同士を競わせ、より高みを目指させる、、、。自分がその立場になることを思うと、そう、ワクワクするとでも表現すればいいのだろうか。どこか楽しそうにも思えてくる。」
と発言しています。
このセリフから「生徒を競わせて楽しみたい」と考えて始めていることがわかります。
差をつけられる一之瀬クラス
2年生編中盤の時点で、綾小路の暗躍により堀北クラスと坂柳クラスとの差はみるみる縮まり、
龍圓クラスも葛城の加入、椎名ひよりの本格参戦により順調な様子。
しかし一之瀬クラスだけが浮上のきっかけを見いだせずにいました。
一之瀬クラスに移籍することになるのか注目です！
着々とクラス移動の準備を進める綾小路
綾小路は1年半もの間をかけて、自身の所属クラスをAクラスを目指せる実力のあるクラスに成長させました。
堀北、櫛田、軽井沢、平田といったクラスの中心人物たちを1度どん底に落とし、
そこから救いあげることで1人1人を成長させ、坂柳クラスにも全くひけを取らないクラスになりました。
堀北をリーダーとして、平田と軽井沢（あと須藤）が堀北を支えることでクラスを安定させ、
あとは櫛田を堀北の参謀的なポジションに添えることができれば、堀北クラスはさらに強力になるでしょう。
綾小路はそれぞれの成長を手助けし、クラス移動の準備を着々と進めていきました。
2年生編5巻『満場一致試験』
ここでも綾小路は自身がクラス移動しやすいように、めちゃめちゃ上手く立ち回っています。
本性がクラスメイトに知れ渡り暴走した櫛田を、退学させないことを選択した堀北。
そしてだれを退学させるのかという議論になったとき、綾小路は単独で「OAAの一番低い生徒」である「佐倉」を指名し、責任のすべてを1人で背負います。
もちろん、責任の所在を堀北と2等分することもできたと思いますが、
この満場一致試験の結果は、2つの理由から綾小路にとって好都合だったと言えます。
理由➀堀北に対してヘイトが向けられなかったこと
もしここで堀北が佐倉を退学させた責任をかぶってしまったら、
今後クラスリーダーとしての行動に支障をきたし、堀北の決断に対してクラスが団結できなくなることが懸念されます。
綾小路は「堀北クラスの成長」そして「堀北との勝負」を望んでおり、
ここでは堀北への信用を損なわないようにするための行動だったと解釈できるかと思います。
理由➁綾小路グループの解体
綾小路が佐倉に退学を命じたことによって、長谷部からは恨まれ、三宅と幸村との関係にも亀裂が入ってしまいました。
軽井沢という彼女がいるものの、綾小路グループの解体は、自身のクラス移動を正当化できる根拠になります。
クラスでの立場を失って龍圓クラスに移籍した葛城のように、
クラス内の人間関係が悪くなったことで、クラス移動がしやすくなりました。
一之瀬クラス『姫野ユキ』との接触
一之瀬クラス浮上のキーマンを見つけたい綾小路は、姫野に接触し、クラスに対する本音を聞き出します。
この姫野は、同じクラスの神崎と同様、一之瀬の方針に対してしっかりと意見を言える人物であると綾小路は判断。
一之瀬を盲信し、理想論にしか耳を傾けないクラスでは、上に行くことができないということを彼女は理解していました。
だけど、クラスの方針に対して意見するだけ無駄だと思っている、、、、
そんな姫野に対して綾小路は、神崎と協調して、本気でAクラスを目指す仲間を増やすことを提案します。
これも綾小路移籍のための基盤を作ること、そして軽井沢同様、姫野にも利用価値があると判断しての行動なのでしょか。
綾小路が移籍するまでの間にクラスがどう変化しているのか非常に注目です。
2000万ポイントはどう貯める？？
クラス移動するためには、学校のルールとして2000万プライベートポイントが必要になってきます。
この2000万ポイント問題は、皆さんも最も気になるところだと思いますが、綾小路はどうするのでしょうか？
考えられる方法としては、3つ挙げられるかと思います。
方法➀一之瀬クラスのポイントを使う
1つ目に考えられる方法としては、「一之瀬クラスが貯めたポイントを使用して移籍する」ことです。
一之瀬自身、クラスの誰よりも綾小路を信頼しており、神崎も綾小路に対して「俺にはクラスを変えていける実力がない」と話していることから、クラス全体に望まれる形でクラス移動できると考えることができます。
また、担任の星ノ宮先生も綾小路の移籍を提案しています（笑）
しかし、一之瀬クラスのお財布事情を考えるとかなり苦しそうです(^0^;)
方法➁南雲との勝負
2つ目は、生徒会長南雲と2000万ポイントをかけた勝負をする方法です。
南雲に月城から譲渡された2000万ポイントを、自身と遊ぶための掛け金にするよう誘導し、
そこで得たポイントを使って移籍することも考えられます。
方法➂クラス移動チケットを得る
これは個人的にけっこう有力なんじゃないかと考えています。
2年生編の体育祭では、学年1位になった生徒への報酬としてクラス移動できる権利が与えられたことから、
今後なんらかの特別試験でもクラス移動チケットを得ることができるチャンスがあるかもしれません。
綾小路が本気を出せば、クラス移動チケットを獲得できる可能性が高いので、
また全力を綾小路の活躍が見られるかもしれません。
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まとめ
今回は綾小路のクラス移動について考察していきました。
今までの流れから考えると一之瀬クラスに移籍する可能性が非常に高いですが、
今後どういった展開になるのか非常に楽しみですね！
個人的には「綾小路VS高円寺」の本気のバトルが見てみたい！！
